私は、いまでもカントリー&ウェスタン(C&W)とブルーグラスの区別もよくつかないが、それでも「ハンク・ウィリアムス/Hank Williams」、「ビル・モンロー/Bill Monroe」、「ジョニー・キャッシュ/Johnny Cash」、「グレン・キャンベル/Glen Campbell」、「ジョン・デンバ―/John Denver」、いまだに現役で活躍している大御所「ウィリー・ネルソン/Willie Nelson」らの名くらい知っているし、「北風/North Wind」、「ジャンバラヤ/Jambalaya」、「コーライジャ/Kawliga」、「コールド・コールド・ハート/ Cold, Cold Heart」、「ユア・チーティン・ハート/Your Cheatin Heart」、「思い出のグリーングラス/The Green Green Grass of Home」、「ウイチタ・ラインマン/Wichita Lineman」などの曲は今でもよく覚えている。そしてこのころヒットしていた曲で、好きだった曲は、「グレン・キャンベル」の「恋はフェニックス/By The Time I Get To Phoenix」であった。
「グリーン」と聞けば、思い出す曲は、「Green Sleeves」、「The Green Leaves Of Summer(遥かなるアラモ)」 、「思い出のグリーン・グラス/The Green Green Grass of Home」、「On Green Dolphin Street」、「Blue In Green」などであるが、一番思い出深い曲は、「グリーン・オニオンズ/Green Onions」。学生時代のバンドのレパートリーだった曲である。
1962年「ブッカー・T&ザ・MG's/Booker T. & the M.G.'s」(プロレスラーではありません。念のため)によって大ヒットしたインストゥルメンタルの曲である。オルガンの「ブッカー・T・ジョーンズ/Booker T.Jones」を中心に、ギターの「スティーヴ・クロッパー/Stephen Cropper」、ベースの「ルイス・スタインバーグ/Lewis steinberg」(1963年、「ドナルド・ダック・ダン/Donald Duck Dunn」に代った)、そしてドラムの「アル・ジャクソン/Al Jackson」により、テネシー州・メンフィスにて結成されたソウル・ミュージックのグループ。伝説的といってもいい、あの「メンフィス・ソウル・グルーヴ」、あるいは「メンフィス・ファンク」とよばれた「ノリ」にあこがれて、「Green Onions」をレパートリーとしたのである。同時代、同じレーベルである「スタックス/STAX」に所属していたアーティストには、「オーティス・レディング/Otis Redding」、「サム&デイヴ/Sam & Dave」などがいる。
そんな「煙まみれ」、「炭まみれ」のなかで思い出すのは、ラヂオで聴いたあの歌、「煙が目にしみる」。色々なシンガーが歌っているが、やはり真っ先に思い出すのは、「プラターズ/The Platters」であろうか。この「煙」は「恋の炎」の煙であるが、聴いたのは、まだ英語を習いたての頃で、「Smoke Gets In Your Eyes」を訳した「煙が目にしみる」という邦題、なんてうまい訳なんだろうと感心した。それからは、歌の題名、歌詞、映画のタイトルなどが、英語への興味をかきたててくれたのである。プレスリー、キング・コール、ニール・セダカ、ポール・アンカ、コニー・フランシス ・・・・・。しかし、「煙が目にしみただけさ」なんてセリフは、ついぞ口にすることもなく、私の青春時代は過ぎ去っていったのである。
「♪ They asked me how I knew 友達にお前の恋は My true love was true どのくらい本物なんだと聞かれた時 I of course replied something here inside 僕は心の中を確かめ Cannot be denied 否定せずにもちろんと答えたよ
They said someday you'll find 友達は、お前もいつかきっと気付くさ All who love are blind 恋は盲目だということにという When your heart's on fire you must realize そしてハートに火がついているときは Smoke gets in your eyes その煙が目にしみるものだと
So I chaffed them and I gaily laughed そんな友達を僕は笑い飛ばした To think they would doubt our love 何言ってんだ、この恋を疑うなんて And yet today my love has gone away しかし今あの恋は終わり I am without my love 僕は一人ぼっち
Now laughing friends deride 友達は僕をあざ笑うが Tears I cannot hide 僕は涙を隠せない So I smile and say when a lovely flame dies だから笑ってこう言おう Smoke gets in your eyes 消えた恋の炎の煙が目にしみるのさ・・・と ♪」
もっとJAZZYな演奏でとお望みの方には、私が、最も都会の哀愁を感じさせるピアニストと思っている「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」率いる「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」の演奏はいかがでしょうか。スタンダードを中心とした選曲のアルバム「星へのきざはし」は、このトリオのアルバムの中でも出色の出来栄え。
『Smooth Operator』 Words and Music: Sade Adu and St. John
「♪ Diamond life lover boy 彼は輝くようないい生活を送る色男 He moves in space 国中をジェットで飛び回ってるわ With minimum waste 要領よく、労少なくして And maximum joy 最大の効果を得るようにね City lights, business nights 都会の灯りの中でも、ビジネスの夜でも When you require streetcar desire あなたは欲望という名の電車に乗り込んで For higher heights もっと高いところへ行くように願う人 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No need to ask 聞くまでもないわ He's a smooth operator, 彼は口先がうまくて要領がいいだけの男 Smooth operator 彼はやり手のプレイ・ボーイ、口説き上手の Smooth operator, smooth operator そう、スムース・オペレータ-なの
Coast to coast, L.A. to Chicago 西海岸から東海岸まで、ロスからシカゴまで Western male まるで西部男のように Across the north, 北から南へ And south to Key Largo 果てはキー・ラーゴまで Love for sale 恋を売り歩いているの ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
「スーパー・トロンボーン/Super Trombone」という4トロンボーンにピアノ、ベース、ドラムという7人編成の異色コンボがある。あの「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet」の「デヴィッド・マシューズ/David Matthews」をプロデューサーとアレンジャーに据え、日本で企画され、95年にNYの最強トロンボーン奏者達により結成されたコンボ。
さあ、これから日一日と苗の成長が楽しみである。そんな思いにふさわしいかどうか、元祖ほっこりおばさん「ドリス・デイ/Doris Day」の歌う「デイ・バイ・デイ/Day by Day」なんぞがいいなあ ・・・。
「♪ Day by day, I'm falling in love with you And day by day my love seems to grow There isn't any end to my devotion It's deeper dear, by far than any ocean ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」