大屋地爵士のJAZZYな生活

雪の中を炭焼きへと向かう

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二日間連続の雪。メンバーのほとんどがノーマル・タイヤ。とても山までは行けないので、「窯入れ」は終えたが、炭焼き本番、「窯焚き」を二日先に延期せざるを得なかった。三日目。さすがにさらなる延期はしんどい。夜外を見ても雪は降っていない。この日は雪は上がり、晴れるという予報なので、再開することにした。朝8時に窯へ集合である。しかし、朝起きて外を見ると、うっすらと雪が積もり道路は凍結している。山へ向かう幹線道路は走ることができそうなので、1時間集合時間を遅らせて山へと向かう。しかし、トンネルを抜けると道路は凍結していた。ゆっくりと慎重に車を進め、公園の麓に車を置き、あとは徒歩で窯へと向かう。窯の近辺は一面の銀世界。仲間も順次参集。窯焚きを始める。やはり、炎は美しい。8時間たっぷりと焚いて、窯を閉じ、帰る6時半頃は、もう真っ暗。

今宵のボーカル。ブラジル出身のジャズ・ピアニスト、ヴォーカリストの「イリアーヌ・イリアス/Eliane Elias」。「ドアーズ/The Doors」のヒット曲、「ハートに火をつけて/Light My Fire」。アルバムは同名タイトルの「Light My Fire」(2011)。

Light My Fire

Eliane Elias / Concord Records



「Eliane Elias - Light My Fire」

          


  
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# by knakano0311 | 2017-01-18 22:12 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(141) ~ 雪 臘梅 青空 ~

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今朝の朝まで断続的に降り続いていた雪が止み、やっと青空が顔をのぞかせる。道路の雪も溶けたようなので、早速ウォーキングに。そこかしこに雪は残っているものの、やはり空の青さが目に眩しい。雪・臘梅(ロウバイ)・青空のコントラストと賑やかさ。早く、雪で中断した炭焼きを再開せねば ・・・。

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今年の収穫、二人目は、「ルネ・マリー/René Marie」。初めて聴いたが、久しぶりにブルージーで、味わい深い大人の女性ジャズ・ボーカルを聴いたというのが、率直な印象である。それもそのはず、1955年、生まれというから、彼女は私より10歳ほど年下。もう十分すぎるくらいの熟女である。長いあいだジャズを志しながらも、なかなか表舞台に登場できなかったという、遅咲きのシンガーでもあり、苦労人でもあるようだ。そんなキャリアが味わい深さににじみでているようだ。

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7人の子持ちである彼女の両親は、正規の音楽教育をさずけることができない代わりに、彼女にラジオやレコードでブルース、フォーク、グルーグラス、クラシックなどあらゆる音楽を聴かせて育てたという。10代の頃は地域のR&Bバンドのボーカルを務め、18歳の時にはバンド仲間と結婚し、二人の子供を育てながら、銀行で働いていたという。41歳の時、長男に背中を押され、再び歌うことを始めた。最初は、ホテルのバーで1週間に一晩だけチップを稼ぐところからスタートしたが、数ヶ月で充分稼げるまでの歌手に成長したという。最初は協力的だった彼女の夫も、歌手を辞めろと言い出し、家庭内暴力沙汰にまでエスカレートしたため、家を飛び出し歌手の道を選択、あの有名なワシントンDCのジャズクラブ、「ブルース・アレイ/Blues Alley」のステージに立ったのが、1999年、44歳の時であった。この年、最初のアルバム、「ルネッサンス/Renaissance」をリリース、その後、11アルバム、2シングルをリリースして、現在に至っている。

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「私はちゃんとした音楽教育を受けていない。だから、歌への私のアプローチの仕方にちょっとばかり不安に思うときもある。しかし、私が何を知らなくちゃならないかということはちゃんと知っているし、いつもチャレンジだと思っている。」(René Marie)

最新作のアルバムは、「Sound of Red」(2016)。収録曲11曲の作曲、アレンジの全てが彼女のオリジナルである。ブルージーで落ち着いた味わい深い歌唱の中にも、熱いソウルが激っている。このアルバムは、グラミー賞のベスト・ジャズ・ボーカル・アルバムにノミネートされた。

パーソナルは、「ルネ・マリー/Rene Marie(Vo)」、「ジョン・チン/John Chin(pf)」、「エリアス・ベイリー/Elias Bailey(bass)」、「クエンティン・バクスター/Quentin Baxter(ds)」など。

Sound of Red

Rene Marie / Motema Music



私は「Go Home」が気にいっているが、それも含め、このアルバムのパフォーマンスは、YOUTUBEにあまりアップされていない。PVやライブ動画などからアップしてみました。

「Rene Marie - Sound of Red (Behind the Scenes) 」
  
          

「René Marie - Sound of Red (Official Video) 」

          

「Rene Marie - Colorado River Song」

          

「Rene Marie - Many Years Ago」

          
  


  
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# by knakano0311 | 2017-01-17 21:29 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

今年もまた炭焼きから山遊びの一年が始まる

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土曜日。今年もまた炭焼きが始まった。雪が心配され、ときおりちらつく中、なんとか持っている。8時30分集合。早速に準備を始める。この「炭焼き」は一般の方を対象にした「炭焼き体験教室」も兼ねている。参加者が集まったところで、プレゼン、今回の炭焼きの安全、成功を祈願し、「窯開き」の神事を行う。

そののち、クヌギの再生林まで上がり、バイタ作りと窯木の窯までの積み込み、運搬、降ろしを手伝ってもらう。午後からは、窯木を窯に入れる作業、「窯入れ」である。できるだけ隙間がないように詰め込むのであるが、今年は窯木が細かったためもあり、430本の窯木が入った。古式に法り、火打石に着火、点火で予備乾燥を1時間ほど行い、この日の作業を終える。

今日予定の「窯焚き」は、昨夜から積雪のため中止。明日以降に延期となった。

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さて、この記事を書いている今も、雪がちらついている。アイルランドの実力派シンガー・ソングライターに、「リサ・ハニガン/Lisa Hannigan」がいる。8月にリリースされた、彼女の3作目となるニュー・アルバム、「アット・スイム/At Swim」に「Snow」という曲が収録されている。それを聴いてみますか。

「リサ・ハニガン」。1981年、アイルランド・ダブリン生まれ。同じアイルランドのシンガー・ソングライター、「ダミアン・ライス/Damien Rice」と6年間パートナーシップを組んでいたが、解消した。田舎の寒い納屋に篭って書き上げ、2008年に発表したデビュー・アルバム、「シー・ソウ/Sea Sew」でソロ・キャリアをスタート、2009年の英国の権威ある「マーキュリー・プライズ」の最優秀アルバムにノミネートされるなど、たちまち大きな話題をさらった。

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2011年にリリースされたセカンド・アルバム、「パッセンジャー/Passenger」では、アイリッシュ・アルバム・チャートで初登場1位を獲得。その愛らしい姿と優しく繊細な歌声で「アイリッシュ・エグザミナー」誌は、「誰もがリサと恋に落ちる」という見出しを付けたという。

ジャズ界の大物、「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」は、リサの歌唱をこんなふうに評しているという。「彼女が選ぶ音やフレーズにはすごくたくさんのジャズがある。彼女は和音の9度や11度を歌っていたよ。つまりね、そういった中の幾つかは、マイルスが選ぶだろう音のように聞こえるんだ」。

ときおりファルセットが混じる独特の澄んだ声、アイルランドの大地や遠いケルトの文化の影響を感じさせる。今年最初の収穫、「リサ・ハニガン」。何はともあれ聴いてみましょうか。

At Swim

Lisa Hannigan / Play It Again Sam



「Lisa Hannigan - Snow (Official Video) 」

          

「Lisa Hannigan - Prayer For The Dying (Official Audio) 」

          

「Lisa Hannigan - Fall (Official Video) 」

          

  


  
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# by knakano0311 | 2017-01-15 11:34 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(2)

路傍の花、樹々の鳥(140) ~ 春の気配が ~

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どういう風に吹き回しか、「二人だけの新年会をしよう」と妻が言い出す。しからばと、近所の和風レストラン、「K屋」まで歩く。ここはチェーン店なのに、意外と蕎麦がうまい。二人とも天麩羅ざる蕎麦を注文。

そこまでの道筋、住宅街とは思えないようなちょっとした山道、切通しを抜けていくのであるが、そこにはもう春の気配に満ちていた。真っ先に咲く「ロウバイ (蝋梅、蠟梅、臘梅)」、名前は忘れてしまった赤い一重の「バラ(薔薇)」。「スイセン(水仙)」、「レンギョウ(連翹)」など。今年の春は意外と近いかも知れない

さて、今宵の曲、「二人でお蕎麦を」ならぬ「二人でお茶を/Tea For Two」。歌姫は、かっては「ストックホルムの妖精」なんて言われていた「リサ・エクダール/Lisa Ekdahl」。アルバムは、「Back To Earth」から。

「二人でお茶を/Tea For Two」。1925年のヒット・ソングである。「ヴィンセント・ユーマンス/Vincent Youmans」が「アーヴィング・シーザー/Irving Caesar」の台本に曲付けしたミュージカル、「ノー・ノー・ナネット/No, No, Nanette」で使用された。1950年公開のミュージカル映画「二人でお茶を/Tea For Two」で「ドリス・デイ/Doris Day」が歌ってさらにヒットし、「ドリス・デイ」の代表曲ともなっている。

【 Tea For Two 】

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  Oh, honey               ねえあなた
  Picture me upon your knee       あなたの膝の上に座るから、写真に撮ってね
  With tea for two and two for tea     それから二人でお茶にしましょうよ
  Just me for you and you for me alone   私とあなた ふたりだけの世界ね

  Nobody near us to see us or hear us    誰も見てやしないし、聞き耳も立てていない
  No friends or relations on weekend vacations  この週末は友達も知人も一切なしよ
  We won't have it known, dear          誰にも教えるつもりもないわ
  That we own a telephone, dear          電話を持っていることなんて

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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「リサ・エクダール」。1971年、スウェーデン生まれ。音楽学校卒業後、ストックホルムでコーラスの仕事を始め、ジャズ・プレイヤー、「トニー・ホルゲン」のバックを務めたことがきっかけとなり、EMIスウェーデンに認められ、1994年デビュー。すぐに一躍スターとなり、そのスウェーデン版グラミー賞で新人としては異例の3部門受賞に輝いたという。一聴すればわかるように「天然ロリータ・ボイス」と言っていいでしょう、私の脳髄を妙に心地よく刺激する。ジャズなのか、ジャズでないのか ・・・。どちらでもいいことだが、まあ、いずれにしても、少なくとも「JAZZY NOT JAZZ」路線の先駆けの一人であったことには間違いない。(参照拙ブログ「スエーデン美女シンガー図鑑(その5) ~リサ・エクダール~ 」

Back to Earth

Lisa Ekdahl Peter Nordahl TrioRCA




「Lisa Ekdahl - Tea For Two」


          

  


  
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# by knakano0311 | 2017-01-12 13:52 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

爺、トラブル・シューティングに戸惑う

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日本のTVがまったく面白くないので、動画配信によって、海外のTVドラマを楽しんでいる。「24」、「プリズンブレイク」、「LOST」、「ヒーローズ」、「フリンジ」 ・・・主だったものはほとんど観たでしょう。以前はタブレット端末を使っていたが、最近は、Amazonの「Fire TV Stick」を使用して楽しんでいる。Wi-Fiネットワーク(無線LAN)は既にあるので、Fire TV Stick端末をTVのHDMI入力ポートに差込み、無線LANでインターネットに接続し、Fire TV 音声認識リモコンで操作するだけである。すこぶる簡単な操作で動画配信等が楽しめる。

とここまでは良かったが、最近、動画がつながらない、時々切れる、不安定になるというトラブルが続くようになった。NW回線の問題なのか、無線LAN機器、Stick端末/リモコンの問題なのかさっぱりわからない。そもそもマニュアルなど一切ないのである。結局のところNETを頼りにいろいろ調べたら、どうもルーターを2階においていることもあって、無線LANの接続が不安定ということらしい。しからばとルーターの場所を変えたり、干渉を起こしていると思われるタブレット端末を移したり、鉄製の雨戸を少し開けておくなどしたら改善された。しかし、結局のところ原因ははっきりしないままである。

考えてみれば、このIT機器のトラブルというやつが、我々シニアにとっては大変厄介で、いつも悩まされる。Windows7から10への切り替えの時もそうであった。マイクロソフトはあくどいとも思われる方法で、切り替えを迫ってくる。しかし、PCのメーカーは、「この機種はWindows10には対応していません」というだけ。切り替えたらどんな不具合が生じ、その対策など一切わからない。切り替えたら案の定トラブルに見舞われた。この時も、NETを頼りにどうにか対処した。知人は勝手にWindows10に切り替わり、トラブルに見舞われたが、息子の助けでどうにか対処したという。ちなみに山の仲間では、Windows10に切り替えた人はいない。賢明な選択と言わざるを得ない。

かってラジオ少年、一応工学部出身の私。自分でステレオ・アンプもつくり、家電が故障しても大抵のものは直せた。しかしデジタル時代、そんなことは無理である。先日もシャワーヘッドが破損したので、ホームセンターでセットを買ってきたが、取り付かないので大騒ぎ。結局取り付け方向が逆だったのだが、説明書にはそんな注意は書いてなかった。取り付けを逆に試してみるという機転が働かなかった自分にいささかショック。ローテクのトラブル・シューティングもままならない歳になったのかと自覚。

この記事を書いていると、「ピ~ン・ポ~ン」。向かいの奥さんが、「パソコンが頻繁に落ちるんですが、どうしたら ・・・」。

もう決してもどることはないアナログ時代を懐かしんで、今宵の鳥にちなんだ曲は、「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」演奏の「バイ・バイ・ブラックバード/Bye Bye Blackbird」。この曲には、ジャンルを超えて、多くのカヴァー演奏が残されてる。しかし、ジャズのジャンルにおいて、この曲をスタンダードに押し上げたのは、「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」の「ラウンド・アバウト・ミッドナイト/'Round About Midnight」に収録されているヴァージョンだと言われている。

ROUND ABOUT MIDNIGHT

MILES DAVIS / COLUM



「Miles Davis - Bye Bye Blackbird」

          
  


  
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# by knakano0311 | 2017-01-11 13:54 | マーケッターとしてのシニアから | Trackback | Comments(0)

新春、公園に家族の笑い声が響く

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公園で活動するボランティア団体が共同で主催する、恒例の「ひとくら新春餅つき大会」。いろいろと懸念されたが、開催を決め、60人近くの家族が参加してくれた。天候も気になったが、なんとかもってくれた。たくさんの子供たちが手伝って、石臼で搗きも搗いたり、13臼。いつものように、あんころ餅、きなこ餅、お雑煮を頬張る。ボランティアのじじばばたちとの世代間交流。新春から家族の笑い声が公園に響く。今年も順調に公園でのボランティア活動の幕が開いた。

さて、今宵のJAZZ。子供がモチーフのCDジャケットがけっこうある。そのなかからお気に入りを何枚か紹介します。

まずは、スウェーデンのピアニスト、「ベント・エゲルブラダ/Berndt Egerbladh」が1988年に録音した、ピアノ・トリオ作品。熱心なファンの間では『子供』と呼ばれてきた人気盤だという。陰影に満ちた美しいタッチが聴かせるが、YOUTUBEにアップされていないのが残念。

A BOY FULL OF THOUGHTS

ベント・エゲルブラダ・トリオ / 澤野工房



ジャケットがなんとも可愛いのは、サックス奏者「ハリー・アレン/Harry Allen」の 「アイ・キャン・シー・フォーエヴァー/I Can See Forever」(2002)。

アイ・キャン・シー・フォーエヴァー

ハリー・アレン ギルヘルム・モンテリオ ジェイ・バーリナー ロン・カーター グレディ・テート ジョー・アシオンBMG JAPAN



ボサノバのスタンダードですね。ジョビンの「Wave」を。

「Harry Allen - Wave」

          

さて、ほっこりおばさん、「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」が、自身の幼少の頃の写真をジャケットにした「スマイル 〜スウィート・メモリーズ/Smile」(2006)。日本未発売となっていたジャネットの初期6枚のアルバムから、「寺島靖国」氏が選りすぐった初期音源のベスト盤。

SMILE

ジャネット・サイデル/インディペンデントレーベル



「Janet Seidel - I Wish You Love」

          

そして、流麗なピアノ。「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins」の同名のアルバム、「Portrait in Black and White」(1996)から。

Portrait in Black & White

Eddie Higgins / Sunny Side



「Eddie Higgins Trio - Retrato Em Branco E Preto (Portrait in Black and White)」

          
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# by knakano0311 | 2017-01-10 15:09 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(2)

路傍の花、樹々の鳥(139) ~ もう臘梅が・・ ~

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気温は低いが日差しが暖かい中でのウォーキング。もう、「ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅〔カラウメ〕)」が咲いている。花の少ないこの時期、遠くからでもそれとわかる鮮やかな色がうれしい。そして、早咲の種類でしょうか、真っ赤な「ボケ(木瓜)」も ・・・。

穏やかな一日だったが、北日本では雪だという。

今宵の曲。昨日につづいてノルウェーのジャズ・ピアニスト、「ブッゲ・ヴェッセルトフト/Bugge Wesseltoft」。1997年(2013年再発)の初ソロ・アルバム、「It's Snowing On My Piano」(我がピアノに雪は降りぬ)。

It's Snowing on My Piano

ブッゲ・ヴェッセルトフト / Act Music + Vision



曲の始めは、しんしんと降り積もる雪の情景を思わせるようにしばらく無音。極限まで音を削ぎ落とした演奏。この音と音の間、静寂は侘び寂びという茶道の精神へのつながりを感じさせる。

「Bugge Wesseltoft - It's snowing on my piano」

          

同じアルバムから、「In Dulce Jubilo」。
 
「Bugge Wesseltoft - In Dulce Jubilo」

          

  


  
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# by knakano0311 | 2017-01-08 09:52 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

初山遊び、初山仕事

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1月5日。初山遊び、初山仕事である。まずは山頂まで登り、お神酒をあげ、今年1年の安全祈願をする。11月から炭焼きの準備作業に追われていたため、2ヶ月ぶりの山頂へ。体が重く、ちょっとしんどいが、ダム湖が見通せる尾根まで上がってくると、爽快で気だるさも吹っ飛んでしまう。目の前のけもの道を鹿が3頭駆け抜けていった。

新春、初山仕事として一人一本を初伐採。そして山をくだり、14日より始まる炭焼きの準備に取り掛かる。

酉年にちなんだ今宵のピアノ。ノルウェーのジャズ音楽家・ピアニスト・作曲家にしてプロデューサーの「ブッゲ・ヴェッセルトフト/Bugge Wesseltoft」。2011年のソロ・ピアノ・アルバム、「Songs」からのチョイス。

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「ブッゲ・ヴェッセルトフト」。1964年生まれ。高校卒業する16歳までは、パンクバンドをやっていたが、父の影響を受けてジャズに進んだという。ブラスバンドやダンス楽団にて活動したのち、1983年に19歳でプロになった。関心事だったジャズが音楽の勉強を学校でするつもりだったが、仕事で忙しかったため、正規の音楽教育は諦めたという。1980年代末まではいくつかのポップ、ロック、ジャズのバンドに参加したが、ピアノの腕前によって次代の天才との呼び声も高かった。ECMレコードと契約。フューチャー・ジャズないしはニュー・ジャズと呼ばれたスタイルで演奏する。

ソロ以外の演奏をほとんど聴いていないが、1997年リリース(2013年再発)の「It's Snowing On My Piano」などを聴いても、それほど尖った感じは受けない。「My Foolish Heart」や「How High The Moon」、「Moon River」などのスタンダード曲が続く本作は、むしろ穏やかで内省的。そんな中から、「スティーヴ・キューン/Steve Kuhn」の曲、「Chicken Feathers」を。

Songs

Bugge Wesseltoft / Jazla



「Bugge Wesseltoft - Chicken Feathers」

          
  


  
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# by knakano0311 | 2017-01-06 15:11 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

今年幕開けの天文ショーは

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元日の朝は生憎の曇り空。初日の出は拝めなかったが、2017年天文ショーの幕開け、宵の南西の空で火星・金星と月のコラボを見ることができます。日の入り後、ほの暗いうちから、ひときわ輝いて目を引くのは、TVアンテナ横の金星。その左上には、写真では見にくいが(矢印、汚れではありません)、肉眼でははっきりと見える火星。そこへ上弦の三日月がだんだんと近づいてゆく。NHK夜7時のニュースで見て、すぐに撮った写真。寒さも忘れてしばし見とれる。

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さて、今宵も「鳥」にちなんだ歌を続けます。最初は、「ビートルズ/The Beatles」の曲、「Blackbird」。「黒い鳥」と聞けば、カラスを連想し、凶々しい鳥の代表とされるが、日本では、Jリーグのエンブレムにも採用されているように、「八咫烏(やたがらす、やたのからす)」は、日本神話において神武東征の際、熊野国から大和国への道案内をしたとされる三本足の「カラス(烏)」して知られている。

「Blackbird」。この曲、けっこう玄人受けする曲らしく、JAZZアレンジでのカバーも数多い。歌姫は、なんでも自家薬籠中の物としてしまう才女シンガー、「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」の「ビートルズ」のカバー・アルバム、「Let It Be Jazz」から。 

「コニー・エヴィンソン」。彼女のキャリアなどよくわかりませんが、1962年生まれ、生まれ故郷のミネソタ州ミネアポリスを拠点に活動をしているようです。いい意味での器用さ、安心して聴いていられる歌の上手さ。そんなことでご贔屓にしている歌手の一人。

【 Blackbird 】    by The Beatles

「♪ Blackbird singing in the dead of night      真夜中にBlackbirdが鳴いている
   Take these broken wings and learn to fly 折れた翼をあげて、もう一度飛び立ってみろ
   All your life                          人生の中でずっと
   You were only waiting for this moment to arise 飛び立つこの瞬間を待っていたんだろ

   Blackbird singing in the dead of night      真夜中にBlackbirdが鳴いている
   Take these sunken eyes and learn to see   くぼんだ目を開いて、もう一度見てみろ
   All your life                           人生の中でずっと
   You were only waiting                  自由になる
           for this moment to be free       この瞬間を待っていたんだろ

   Blackbird fly, blackbird fly           さあ飛んで行け、blackbird
   Into the light of the dark black night     夜の闇の中の光を目指して

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」


Let It Be Jazz-Connie Evingson Sings the Beatles

Connie Evingson / CD Baby




「Connie Evingson - Blackbird」


           

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そして、スタンダード中のスタンダードは、「バイ・バイ・ブラックバード/Bye Bye Blackbird」。「マイルス・デヴィス/Miles Davis」の演奏などが、つとに有名ですが、今宵の歌姫は、ジャズ・ピアニストで、シンガーで作曲家、しかもバンド・リーダーの「パトリシア・バーバー/Patricia Barber」。アルバムは「ナイトクラブ/Night Club」(2000)から。
 
「パトリシア・バーバー」は、1955年、シカゴで生まれた。父親は、「グレン・ミラー・オーケストラ/Glenn Miller Orchestra」のメンバーでもあったサックス・プレーヤーだったという。アイオワ大学でクラシック・ピアノを専攻したが、クラシックを演奏するより、ジャズをプレーするほうがずっと楽しいという理由でジャズをやるようになったという。そして、歌を歌うようになったのは、「ピアノを弾き語るシンガーのほうが、ずっといい仕事があったから」と、実に率直に言う。

【 Bye Bye Blackbird 】   作詞;Mort Dixon 作曲;Ray Henderson

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  Pack up all my care and woe,   苦しみや悲しみを全部バッグに詰め込んで、
  Here I go, singing low,        さあ行くわ、静かに歌いながら
  Bye bye blackbird.            バイバイ・ブラックバード
  Where somebody waits for me,  わたしを待っている誰かのところへ
  Sugar's sweet, so is she,       砂糖のようにやさしい誰かのところへ
  Bye bye blackbird.            バイバイ・ブラックバード

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

Night Club

Patricia Barber / Koch Records



「Patricia Barber - Bye Bye Blackbird」

          

両方を一緒に歌っている歌手もいます。「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」のアルバム、「ユアーズ/Yours」(2005)から、「Blackbird/Bye Bye Blackbird」。ツアーライブで。

Yours

Sara Gazarek / Native Language



「Sara Gazarek - Blackbird/Bye Bye Blackbird」

          

  

  
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# by knakano0311 | 2017-01-04 09:56 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(2)

それぞれの正月

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三男は年末に帰宅、二日には早々神戸へ帰っていった。東京にいる長男からは年賀の電話。近くに住んでいる次男夫婦が孫と年賀の挨拶にくる。早速ぽち袋を用意する。家族一同が揃うのは、法事か結婚式ぐらいとなってしまった。それぞれが平穏に暮らせることが一番。それぞれの正月に ・・・。

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酉年に因む今宵の一曲。正月くらいはと、日本人歌手を取り上げてみました。「鈴木重子」の「とりのうた」。1965年生まれ、静岡県浜松市出身。幼い頃からピアノや声楽に親しみ、東大法学部入学後、ボサ・ノヴァ、ジャズのヴォーカルを学び、卒業後、「本当に好きなことをして、限りある人生を生きよう」と、ヴォーカリストの道を選択、ジャズ・クラブでの活動を開始。1995年、メジャーデビュー。そして、ニューヨークの名門ジャズクラブ、「ブルーノート」で日本人ヴォーカリストとして初のライブ公演。一気に有名になった歌手である。透明感にあふれ、か細い感じはするが、ナチュラルなその声がボサノバに似合うシンガー。

ボサノバではなく、ハミングだけであるが、かえってナチュラルに響き、自然の情景が浮かんでくる。「とりのうた」。「マイ・ベスト・フレンズ」から。

マイ・ベスト・フレンズ

鈴木重子 / BMGインターナショナル



「とりのうた - Shigeko Suzuki」

          
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# by knakano0311 | 2017-01-03 15:36 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)