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大屋地爵士のJAZZYな生活

傍らにある秋

定年退職してから後の生活習慣で大きく変わったことのひとつに、自然をすごく身近に感じ、楽しめるようになったことがあげられよう。時間だけはたっぷりある、日々の平凡な生活の中で、その傍らにある自然を楽しめることを素直に喜びたい。そんな「傍らにある秋」、五題を・・・。

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毎日のウォーキング・コースの途中にあるため池のほとりには、もう薄の穂がいっぱい。このため池には、「おしどり」のつがいが何組か住みついていて、そのためバード・ウォッチングを楽しむシニア世代を時々見かけることがある。それにしても、日本の池などは、どこの行政も責任リスクを恐れ、殆どの水辺に住民が立ち入れないよう鉄条網を張り巡らしてあるのは悲しい。
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たまに行く大型スーパーマーケットの近くの池には、「ばん」の親子や「かいつぶり」が住みついている。そして、ここにもちゃんと鳥達が生きているかどうかを、毎日見に来ることを生活の日課にしているシニアの方がいるのだ。この日も、その方は、ほとりには萩が咲き乱れる池の中を楽しそうに囀りながら遊ぶ「ばん」を、眼を細めて見守っていた。

ばん;番偏に鳥。ツル目の鳥で大きさは鳩くらい。水辺に住み、よく泳ぎ、笑い声に似た鳴声をだす。

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秋から冬にかけて、子供達に工作をしてもらうための材料採集に近所の林に出かけた。「夜叉ぶし」、「どんぐり」、「松ぼっくり」がたくさん採集できた。これで当分、材料は間に合いそうだ。

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里山の木立にかこまれたカフェのウッド・デッキで、憩いながらコーヒーを飲む。まだ午後、日差しも強い木陰であるが、戸外は少し肌寒く感じるくらい。里山では、もう秋の気配も深まってきたのだ。こんなゆっくりと流れる時間を味わえるようになったのも定年後の楽しみ方の一つ。


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我が家近辺のたんぼや畑の畦には、この時期、どこ行っても彼岸花(曼珠沙華)が、紅い妖艶な花をつけている。彼岸花の根には毒があるらしく、モグラや野鼠を寄せ付けないようにするために、かっては農夫達が畦に植えたらしい。それが増えて、今ではすっかり秋の風景を形づくっているのだ。


ささやかであるが、いまのところ穏やかな日々が送ることができていることに、感謝・・・。

「山も谷もすべて受け入れたうえで人生を「グッドライフ」と考えたい」という人生への想いを歌ったバラード「The Good Life」を思い浮かべる。「アン・バートン」が歌う珠玉の「The Good Life」は、アルバム「ブルー・バートン/Blue Burton」から。

ブルー・バートン
アン・バートン ジャック・スコルズ ルイス・ヴァン・ダイク ピエ・ノールディク ジョン・エンゲルス / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B00005G4A3
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by knakano0311 | 2009-09-29 09:12 | 地域の中で・・・ | Comments(0)
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