大屋地爵士のJAZZYな生活

最明寺滝へ ・・・

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暖かな日差し。隣町の宝塚市の山中に落差10mほどの小振りな滝、「最明寺(さいみょうじ)滝」がある。今日のウォーキングは清和源氏ゆかりの寺「満願寺」にお参りをし、そこの駐車場に車を置いてからウォーキング開始。住宅街を抜け、最明寺川に沿って歩き、林の中にひっそりと建ち、美しい茅葺屋根を持つ、三洋電機の創始者、井植氏の「井植山荘」の脇を抜ける。急斜面に設けられた階段を下りると、阪急山本駅から通じている参道に設けられた異形のフォルムを持つ山門が見えてくる。門をくぐらずに坂道を登ると、巨石がごろごろする岩場に目指す最明寺滝が見えてくる。小振りではあるが、なかなかいい景色の滝には違いない。ここまで40分ほどのウォーキング。

最明寺滝の「最明寺」は、お寺の名前からでなく、鎌倉幕府5代執権 北条時頼が出家して「最明寺入道」と名乗り諸国を遍歴していた時、この滝のあまりの素晴らしさに見とれ、庵を築いたことが、名前の由来らしい。

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滝の左手にある、まるで地の底に通じているような祠(ほこら)には、不動明王が祀られ、右手、川向こうの祠は修験道のための修行の場が設けられている。前回来た時には、実際に修行をしている場面を観たことがある。関西にはこのような巨石がある場所を「磐座(いわくら)」として祀ってある場所があちらこちらにある。そして、このような岩場の裂け目には、不動明王などをお祀りし、修験道の修行の場としている例も多くある。このような場所は、多分子宮として考えられ、誕生・再生の場として祀られたのかもしれません。古代より続く信仰の営み。この最明寺滝の不動を祀っているのは朝鮮半島の出身者が多く、なにか古代朝鮮と関連があるのかもしれません。

振り返ると、冬の西日が、磐座に差込み、逆光の中にそのシルエットが浮かび上がった。

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本格的なピアノ・トリオが聴きたくなるときがある。本格的とは何か?定義が難しいが、私にとっては、ベースが野太く、そして力づよく歌い、ドラムがビシバシと歯切れよく響くことが大事、躍動感と生命感に満ち溢れたピアノ・トリオといえばいいだろうか。「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan」の「シー・チェンジス/Sea Changes」(1996年)が、その定義に最もよくはまるアルバムの一つである。名盤といわれる1957年に録音された初リーダー・アルバム「オーバーシーズ」をベース(11曲中の5曲が再演)に、海をモチーフにして40年後にリリースしたアルバムである。40年経っても変わらぬ腕の冴え、むしろ熟成、円熟の域に。しかもジャケットがいい。こんなアルバムを聴くと、若い頃に感じたJAZZを聴いたときの、ワクワク感、昂揚感が甦るような気がするのだ。もちろん「オーバー・シーズ/Overseas」も・・・。

シー・チェンジス

トミー・フラナガン / アルファレコード



Overseas

Tommy Flanagan Trio / Ojc

 

「Tommy Flanagan Trio 1957 - 1) Relaxin' at Camarillo (Charlie Parker)/2) Chelsea Bridge (Billy Strayhorn)」

          
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by knakano0311 | 2010-01-31 16:24 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)
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