大屋地爵士のJAZZYな生活

クリンソウを訪ねて ・・・

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丹波篠山の北、多紀連山の一つ、御嶽(793m)の山中に群生、自生する「クリンソウ」を見に行ってきた。車をふもとの駐車場に置き、急坂をあえぎあえぎ登ること30分、さらに尾根伝いに40分ほど歩くと、沢がつくる湿地帯に「クリンソウ」は群生していた。しんどい思いも吹っ飛ぶほど、それは見事で美しい光景であった。

「クリンソウ」、サクラソウ科、学名「Primula Japonica」。日本固有種とされ、冷涼な湿地に自生するが、自生種のみで園芸種がなく、全国的に絶滅が危惧され、日本列島の分布の西南限である兵庫県でも絶滅危惧種Aランクにリストアップされている。5月初旬から6月初旬にかけ、下段より順次上へ可憐な花をつけ、一本の花軸に数段輪生して花をつける様子が仏塔の先端にある「九輪」に似ていることから「九輪草」と名づけられたという。

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山中でこの「クリンソウ」の大規模な自生地が見つかったのは2007年のこと。地元のハイカーが偶然に見つけ、その見事さに唖然としたという。沢がつくる谷あいの約4000㎡の湿地帯に推定約20万株自生する日本でも有数の規模。公表するかどうか相当に迷ったらしいが、できるだけ大勢の人に見てもらいたいと、ボランティア・グループ「多紀連山のクリンソウを守る会」を立ち上げ、周辺を整備し、去年より公開に踏み切ったという。有難いことに、ここにも自然を守るボランティアがいるのである。その美しさとボランティアの感謝しつつ群落を後にした。
 
「スカボロ・フェアへ行くのかい?  パセリ、セイジ、ローズマリー、タイム ・・・・」とハーブ草の名を呪文のように織り込んである歌を歌ったのは、「サイモン&ガーファンクル」。大ヒット曲「スカボロー・フェア(Scarborough Fair)」は、英国・ヨークシャー地方につたわる、その起源を中世末期まで遡ることができる伝統的バラードであるという。そのころ、ヨークシャー州の北海沿岸の行楽地「スカボロー」は英国中の商人の重要な交易市だった。そこには道化師や手品師が集い、8月15日には45日間という長期間の巨大な市が始まる。これがタイトルになっている「Scarborough Fair (スカボローの市)」である。市の期間中は、英国中はもちろん大陸からさえも多くの人々がスカボローへ商売をしに集まったといわれる。
 
聴いてみますか? 「サイモン&ガーファンクル」の「スカボロ・フェア」。


 
 
 
 
 
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by knakano0311 | 2010-05-18 09:47 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)
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