大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥 (5) ~シーボルトのあじさい咲く~

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去年の今頃、六甲山森林植物園で求めた「幻のあじさい」、「シーボルトのあじさい」と呼ばれていた「シチダンカ(七段花)」が可憐な花を咲かせ出した。

「シチダンカ」は、兵庫県の六甲山系に自生する「ヤマアジサイ」の一種で、江戸時代末期に長崎にやってきたオランダ人「シーボルト」が発見し、その著書「日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)」で紹介して、その名が知られるようになったが、実物や標本を見たという日本人が現われず、長らく「幻のアジサイ」と呼ばれていた。昭和34年(1959)に神戸市立六甲山小学校の職員が、六甲ケーブルの沿線で偶然、発見し採取し大変話題になったという。シーボルトの発見以来、実に130年あまり「幻の花」であったというあじさいである。

ちゃんと育つかどうか心配していたが、どうやら根付いたようだ。ちょっと嬉しい。こんなささやかな出来事が我が家の喜び ・・・ 。

去年、2009年は1609年に徳川幕府がオランダに対して御朱印状を発行し、オランダとの貿易が開始されてから400年目であった。そのオランダはJAZZ大国で、北海に面する「デン・ハーグ」という町で毎年7月に開かれる「North Sea Jazz Festival」(http://www.northseajazz.com/)は、世界最大級のジャズ・フェスティバル。3日間で内外からなんと1,200名のアーティストが出演し、観客動員数7万人を誇るというからすごい。そんな訳でオランダ出身のJAZZミュージシャンは結構多いのだ。古くは「リタ・ライス」、「アン・バートン」、そして人気の高い「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ」、さらに「ローラ・フィジー」、「ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ」、「キャンディ・ダルファー(as)」、「ルイス・ヴァン・ダイク(p)」、「ジェシ・ヴァン・ルーラー(g)」 ・・・ などなど。今日はとても可憐とは言いがたいが、「ローラ・フィジー」をおすすめしておきましょう。

「ローラ・フィジー/Laura Fygi」、1955年8月27日アムステルダム生まれ。セクシーなイメージを売り物にしたグループで7年間活動を続けた後、91年、ソロJAZZ歌手としてデビュー(『瞳のささやき』)。以後、コンスタントにアルバムを発表しているが、セクシーなイメージが災いしてか、日本での人気はイマイチのようである。私は好きですがねえ ・・・。少し、かすれたハスキーボイスが魅力的で、これからJAZZを聞きたい方に、何かおすすめの女性JAZZボーカルをと尋ねられたときにあげるアーティストの一人です。10枚ほどのアルバムがリリースされているが、次から次へと、「ミッシェル・ルグラン」の曲をローラが歌う「Watch What Happens」と、ロンドンの有名なJAZZクラブ「ロニー・スコッツ」でのライブ盤をあげておきましょう。

Watch What Happens

Laura Fygi / Verve Forecast



Laura Fygi at Ronnie Scott's

Laura Fygi / Verve



聴いてみます? 「Ronnie Scott's」での「シェルブールの雨傘/I'll Wait For You」。
 


 
 
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by knakano0311 | 2010-05-30 09:24 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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