大屋地爵士のJAZZYな生活

我々のCOP10  ~外来種の駆除~

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この11日から名古屋で「国連地球生きもの会議(生物多様性条約第10回締約国会議/COP10)」が開かれている。その中で「絶滅危惧種の植物保全」も重要なテーマのひとつとなっているが、その裏返しの意味である「生物の多様性を守る」という概念の中に「外来種の駆除」ということも含まれている。「COP10」の開催にあわせたわけではないが、われわれのフィールドでも少しでも「外来種の駆除」を行おうと今月の例会で実施した。

まず、駆除活動に先立って、「そもそも外来種とは何か?」から始まって、「なぜ駆除しなければならないか」、「我々のフィールドにはどんな外来種があるのか?」など生物の多様性との関係を講義してもらい、共通認識として勉強。「外来種」とは、外国との交流が盛んになった江戸末期以降に、日本にやってきて定着した植物のことをさすが、仲間の専門家の調査によると、我がフィールドには約20種くらい生えており、そのなかでも、「イタチハギ」、「セイタカアワダチソウ」、「メリケンカルカヤ」という「生物の多様性に影響を及ぼす外来生物ブラック・リスト」に「要注意」としてあげられている3種の外来種も生えていると報告された。その3種に「ヨウシュヤマゴボウ」加えた4種を中心に駆除を実施することとした。下の写真がその4種であるが、いずれももう日本ではおなじみの植物になっている。この時期、「セイタカアワダチソウ」はもう子どもの背丈ほどに、「ヨウシュヤマゴボウ」にいたってはのこぎりでないければ駆除できないほど成長している。やはり、来年はもう少し早く、花や実をつける前にやっておくべきであろう。かっては商社マンとして米国駐在も経験しているその専門家によると、米国では、日本からの外来種として、「葛(くず)」が繁茂しており、「Japanese Ivy」と呼ばれて大変手を焼いているという。

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写真上;左よりイタチハギ、セイタカアワダチソウ
写真左;左よりメリケンカルカヤ   ヨウシュヤマゴボウ
(Wikipediaより)



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「オナモミ」などの種保存ために進化したイガイガの実を衣服にいっぱいつけながら悪戦苦闘。その結果、軽トラ数台分の「外来種」を駆除できた。これとても「焼け石に水」で来年もまた生えてくるが、地道な駆除を繰り返していくしかないのだろう。今日の駆除活動のフィールドにあった草木について、リーダーの先生からの解説があり、午前の活動は終了。  
 
仲間のひとりがフィールドで「あけび」を採った。その皮を甘酢に漬けて食べるととすごく美味しいという。そういえば子どもの頃よく「あけび」を採って食べたものである。忘れかけていた山野の味、最近はこの時期近くの八百屋で売っていることがある。

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この里山公園には「シイ(椎、しいの木)」がたくさん生えているが、「シイ」は生でも食べることができるドングリをつけるため、縄文時代には重要な食料であったと言われている。包が裂けて外に出てきたやや小型で色が黒い「どんぐり」を炒って食べると、これまた大変おいしいのである。

午後は、やはり公園内に多く生えている「椿」の実(写真)を箱いっぱい採集した。来年の2月、「椿油」を搾油するためである。またある仲間たちは里山のイベントに出すための木工や木の実細工に精を出している。秋の季節は我々の活動もすることが多く、実に多彩であるから楽しい。

たっぷり一日遊ばせてもらった帰り道、「ホトトギス」が咲いているのを見つけた。山野に自生する多年草で、花の斑点模様をホトトギスの胸の模様に見立てたことからこの名がついている。日本原産は約10種類ほどあるそうだが、見つけた可憐な美しい花(写真)はどうやら「園芸種」であるようだ。

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エイリアンとの戦いを描いた映画といえば、「リドリー・スコット/Ridley Scott」監督や「シガニー・ウィーバー/Sigourney Weaver」の出世作であるSFホラー映画の傑作「エイリアン/Alien」(1979年)シリーズだが、これは異星でお話。地球にやってきた「エイリアン=外来種」との戦いを描いたSFホラー映画の傑作といえば、異才「ジョン・カーペンター/John Carpenter」監督、「遊星からの物体X(原題The Thing)」である。1951年の映画「遊星よりの物体X(原題The Thing from Another World)」のリメイクではあるが、「侵略SFの新古典」と絶賛された映画である。地球外生物の同化する様子、増殖し擬態する生態の設定や、そのエイリアンのSFX、特殊メイクなども大変話題となった。

その恐怖は一匹の“犬”から始まった。見渡す限り氷に囲まれた白銀の大雪原をヘリコプターに追われて
逃げる“犬”は、アメリカの南極観測基地へと辿りつく。ヘリコプターを操縦するノルウエー隊員が銃を乱射したため、アメリカ隊員はやむおえず彼を撃ち殺すが、やがて、その“犬”の正体が明らかになり、ノルウエー隊員が異常に錯乱していた理由も明らかになる ・・・ 。

遊星からの物体X 【プレミアム・ベスト・コレクション800】 [DVD]

UPJ/ジェネオン エンタテインメント



秋もだんだん深まっていくが、たまには私も弾けた音楽も聴きたくなる時がある。そんなときに聴くアルバムのひとつ、「レタス/Lettuce」の「Outta Here」。外来種のあの野菜でなく「Let us! (俺達に演らせろ)」という叫びがそのままグループ名となった100%グルーヴでファンクなバンドである。フュージョンでも活躍している「ジョン・スコフィールド/John Scofield (g)」がゲストとして加わっているのもうれしい。

Outta Here

Lettuce / Velour Recordings


 
 
 
 
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by knakano0311 | 2010-10-12 08:52 | 炭焼き小屋から | Trackback(1) | Comments(0)
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