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大屋地爵士のJAZZYな生活

我がシネマな一年/2010  ~今年私が面白かったと思う映画~

今年もまた、映画とDVDをたくさん見ました。さあ、恒例の、「今年私が観て面白かったと思う映画2010」。今年、映画館で観た映画と、去年見ることのできなかった映画で今年新作リリースされたDVDで、今日までに観たものの中から選んでいます。いつものように選んだ基準は、泣けたか、笑えたか、ハラハラ・ドキドキしたか、怖かったか、感動したか、1000円あるいはDVDのレンタル代に見合う価値があったか? 基準は、単純、それだけです。もちろん、時間とお金の関係で、封切られた映画も新作DVDの全部は観てません。むしろ観ていない映画、DVDのほうが圧倒的に多いでしょう。そんな条件の中での独断の選択であることを予めお断りしておきます。

今年の映画、特に洋画のアクションが、粒ぞろいで、面白い作品が多かったようです。昨年同様、とてもベスト10では収まりきりませんでした。相変わらず「じじばば」映画もがんばっていますね。

【私が今年観て面白かったと思う映画 外国映画編ベスト15】

①ミレニアム~ ドラゴン・タトゥーの女~;原作小説3部作の面白さに匹敵。40年前、ストックホルムの孤島で忽然と姿を消した1人の少女ハリエット。彼女の行方を追って明らかになる真実とは。
②レスラー;落ち目の初老レスラーの孤独と哀愁と意地をミッキー・ロークが好演。
③ハート・ロッカー;イラクの米軍爆弾処理班を描いた戦争アクション、社会派ドラマ。
④インビクタス;1995年、南アで開催されたラグビーW杯にまつわる実話の感動ドラマ。
⑤第9地区;難民として生活するエイリアンと人間が暮らす共同居住区に発生したトラブルは・・。
⑥人生に乾杯;高齢者に冷たい社会に怒りを覚えた81歳の老人が、次々と強盗を決行。さて・・。
⑦アバター(3D);デジタル3DによるSF超大作。キャメロン監督の挑戦と熱意に敬意。
⑧千年の祈り;米国に一人暮らす娘を訪ねて父は北京からやってきた。ぎこちないが娘を思う愛。
⑨アンナと過ごした4日間;祖母と暮らす男の楽しみは、アンナの部屋をのぞき見ることだった。
⑩トランスポーター3;理屈無用、ノンストップのアクション。シリーズ3作目もますます快調。
⑪五線譜のラブレター;アメリカの作曲家、コール・ポーターの半生を描く。JAZZファン必見。
⑫縞模様のパジャマの少年;戦時下のドイツ。収容所の金網越しに生まれた禁じられた友情。
⑬パリより愛を込めて;理屈ぬきで楽しめるスパイ・アクション。J.トラボルタ怪演。
⑭イングロリア・バスターズ;復讐を企む少女とナチスを片っ端から始末するバスターズはやがて。
⑮グリーン・ゾーン;イラク戦争、大量破壊兵器の行方を追う主人公。臨場感抜群の戦争映画。

次点;96時間、そして私たちは愛に帰る、キャデラック・レコード、パイレーツ・ロック、ドランのキャデラック、ジュリー&ジュリア、バーダー・マインホフ、あの日欲望の大地で、サンシャイン・クリーニング

総じて日本映画は今年もまた、小説、コミックへの人気だのみの作品が多かったように思うが、若手監督の佳作が目立った年でもあった。これは大変喜ばしいこと。

【私が今年面白かったと思う映画 日本映画編ベスト10】

①ふたたびSwing Me Again;難病で憧れのステージを諦めた主人公の再起。涙腺全開。
②悪人;孤独な殺人犯と、彼と共に逃避行に及ぶ女との狂おしい愛。ベストセラー映画化。
③食堂かたつむり;恋と声を失った娘が、食堂を開いて人々を料理で癒やしていく人間ドラマ。
④告白;教え子に娘を殺された中学校教師の復讐を描くミステリー。ベストセラー映画化。
⑤おとうと;私は鶴瓶は嫌いであるが、この映画における彼の演技は認めざるをえない。
⑥花のあと;一度だけ竹刀を交えた相手に女剣士が抱いた恋心の行方。原作藤沢周平。
⑦さまよう刃;最愛の娘を殺された男が少年法で守られた犯人少年への復讐を。
⑧アルゼンチンババア;失踪した父が、謎の女と暮らしていることを知った娘は父の奪還に。
⑨引き出しの中のラブレター;ラジオ番組に届いた一通の手紙が、奇跡を起こす感動ドラマ。
⑩僕らのワンダフル・デイズ;癌で余命を知った男が仲間とバンドを再結成、コンテストを目指す。

次点;ヴィヨンの妻、空気人形、フローズン・ライフ

【ドキュメンタリー編】

①牛の鈴音;牛とともに働き、農薬も使用せず、頑固に昔ながらの方法で畑を耕す老夫婦の日常を静かに見つめる感動のドキュメンタリー。
②ミステリー・オブ・サンバ~眠れる音源を求めて;人気女性歌手マリーザ・モンチが、名門サンバチーム
 「ヴェーリャ・グアルダ・ダ・ポルテーラ」の長老たちが築きあげてきたサンバの歴史を解き明かしていく。
③THIS IS IT;急逝したマイケル・ジャクソンのロンドン・コンサートのリハーサル。始めてみるマイケルに感動。(この項追加)

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来年もまた素晴らしい映画にドキドキ、ワクワクできますように・・・。
 
 


 
 
by knakano0311 | 2010-12-21 09:54 | シネマな生活 | Comments(0)
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