大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥 (11) ~冬の南京黄櫨~

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今朝は、この冬初めて氷が張ったほどの冷え込みであったが、日中は陽の当たるところは結構暖かで、気持ちのいい一日であった。そんな日差しのなか、近くの図書館へ行ったついでに、隣接する公園をぶらついてみた。目についたのは「南京黄櫨(なんきんはぜ)」。すっかり外皮がはぜて、中の白い3個の種子がでて、白い星を散らしたように見える。この木がこの公園にはたくさん植えられている。この種子からは、烏臼油(うきゅうゆ)という油が採れるが、そんなことを知ってか、知らずか、カラスや野鳥が啄ばんでいた。

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白い種子が鈴なりになったこの「南京黄櫨」を見ていると、故郷、信州松本地方の「繭玉(まゆだま)飾り」を思い出した。かって養蚕の盛んな松本地方では、小正月といわれる1月14日から16日頃に、米の粉で繭の形を模して作った「繭玉団子」を柳などの枝にさして、神棚に供えたり、大黒柱や天井などに飾る風習がある。多分、五穀豊穣、蚕繭豊作を願った風習だったのでしょう。そして、この「繭玉団子」は、飾ったあと小正月に行われる「三九郎」の火であぶって食べるならわしであった。

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「三九郎(さんくろう)」とは正月飾りや縁起物などを燃やす火祭り行事で、関西では「どんど焼き」あるいは、「左義長(さぎちょう)」よばれる祭りと同じものとだと思う。「三九郎」は子供中心の火祭りの行事で、子ども達が、リヤカーをひいて近所の家から集めた注連縄(しめなわ)・松飾り・達磨などで、三角錐状の小屋?をつくり、それを燃やして、神送りをする行事である。私も子どもの頃は、リヤカーを引いて、「三九郎、三九郎、じっさ、ばばさ、孫つれて、だんご焼きにきておくれ」などと歌いながら松飾りなどを集め、またその小屋の中で餅を焼いたりして遊んだものである。この「三九郎」の火で焼いた「繭玉」を食べると、一年間無病息災で過ごせると言われている。当時は1月15日の夕刻に燃やしていたように記憶している。南京黄櫨を見ながらそんな昔のことを思い出していた。(記事、写真;カイコの広場、安曇野コラムを参照)

さて、その図書館ではCDも貸し出ししているのだが、普段のジャンルとは違って、ふと目に留まった懐かしいCDをその日は借りた。「ジャニス・イアン/Janis Ian」の「Between The Lines」。早熟の天才と称讃された彼女が心象風景を歌詞に織り込んだグラミー賞2部門に輝いた75年のアルバム。

ビトウィーン・ザ・ラインズ~愛の回想録(1975年作品)(紙ジャケット仕様)

ジャニス・イアン / ビクターエンタテインメント



彼女がうたう17才の頃/At Seventeen」。ただただ、なつかしいと思う人も多いのではないでしょうか ・・・ 。

          
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by knakano0311 | 2010-12-18 11:16 | 地域の中で・・・ | Trackback(1) | Comments(0)
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