大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥 (13) ~ 梅に鶯 ~

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ウォーキングの途中、鶯(うぐいす)の「初鳴き」を聞いた。春告鳥(ハルツゲドリ)の別名。メロディ・ライン(?)もしっかりしていて、幼さを感じさせないその鳴き声に、すっかり春の気配を感じる。そして、鶯との組み合わせの代表である一方の「梅」も、ここ数日来の暖かい陽気で、一斉に咲きほころんだ。ウォーキングの道筋にある庭に植えられているいくつもの梅からは、ほのかな香りが漂ってきて、ここにも濃厚な春の気配。しかし、鶯はその姿をなかなか見せない。それもそのはず、「梅に鶯」という常套句、実際には梅の蜜を吸いにくるのはメジロであり、藪の中で虫を食べる鶯はそのような姿で見かけられることはまずないという。花札などの絵柄にもあるように、ウグイスとメジロ、日本では昔からよく混同されているようだ。近くには「鶯の森」、「鶯台」などという地名もあり、隣町の宝塚の「市鳥」は鶯だという。この辺は鶯とは縁のある土地柄なのであろうか。   

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冬の間は水鳥とメジロ、ヒヨドリくらいしか見かけなかったウォーキング路、今日はジョービタキ、ツグミ、シジュウカラ、ムクドリなども顔を出してきたようだ。そして、「梅」とよく混同される「木瓜(ぼけ)」の花も咲き出していた。

春のスタンダードの名曲といえば、「三月の水/Water Of March」、 「It Might As Well Be Spring」、「Spring Is Here」、「April In Paris」、「I'll Remember April」などが頭に浮かんでくるが、やはり代表的なこの曲に落ち着く。「You Must Believe In Spring」。「カトリーヌ・ドヌーヴ/Catherine Deneuve」主演、「ジャック・ドゥミ/Jacques Demy」監督のフランス映画「ロシュフォールの恋人たち/Les Demoiselles de Rochefort」で使われた名曲。名コンビ「アラン&マリリン・バーグマン/Alan & Marilyn Bergman」作詞、「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」作曲。 

この曲を聴くといつも、イギリスの詩人「シェリー/Percy B. Shelley」の「西風に寄せる歌/Ode to the West Wind」の一節が起源だといわれる「冬来たりなば 春遠からじ」という格言を思い浮かべてしまう。 

「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のアルバムなどがよく知られているが、先年惜しくも亡くなった「エディ・ヒギンス/Eddie Higgins」のロマンチックな演奏はどうでしょうか。私が最初に「エディ・ヒギンス」に魅せられたアルバム「魅惑のとりこ/Bewitched」から。

魅惑のとりこ

エディ・ヒギンズ・トリオ / ヴィーナス・レコード


 
Eddie Higgins Trio - You Mast Believe In Spring  

          
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by knakano0311 | 2011-02-27 09:47 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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