大屋地爵士のJAZZYな生活

いつもの棚田で

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私が、四季折々のいわば定点観測と決めている場所のひとつが、能勢町・長谷(ながたに)の棚田である。それほどここを気に入っているということであるが ・・・。

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今のこの時期は田植えの時期。山の中腹の水源から、何枚あるか検討もつかない一枚一枚の田へ水を引くために、昔からの遺構が今も使われているという。農作業の邪魔にならぬよう気をつかいながら、この棚田一帯を散策させてもらう。「田毎の月」というが、一枚一枚の田に映る空、雲、山。そして一枚一枚の田を次々とわたって波紋を残しながら風がそよいでいく。聴こえるのは蛙の鳴き声か鳥のさえずりだけ。いつもの棚田でいつものように ・・・ 。本当に居心地がいい至福の一瞬。この次は実りの時期、黄金色に染まる秋にまた寄せてもらおう。福島地方にもきっとこんな風景がたくさんあるに違いない。しかし、今年の秋はいつもの黄金色の実りはないのだ。

さて、話は変わるが、「ジャズは、哀愁とガッツの音楽である」という「寺島靖国」氏、ジャズ喫茶オーナーと評論家だけでは物足りず、4年ほど前になんと自分のレーベルを立ち上げてしまった。ここまで徹底すべきかと感心したことがある。その彼が、その年の知られざる名盤・名演奏を取り上げて、2001年からからリリースし続けている「Jazz Bar ××」というシリーズがある。「いつものJAZZ」。これはこれで、期待を裏切らない居心地のよさがあるのだが、「いつものJAZZ」からちょっと離れて冒険してみたい人には、ひとつの参考になるかもしれないになるかもしれない。わたしはいつもここから見渡して新しいアーティストやアルバムを発見する定点観測点にしている。

YOUTUBEやネットなどでの試聴ができるようになったので、事前の品定めがずいぶんとできるようになったが、それでも無名や新人のアーティスト、それも全曲オリジナルなどといわれると、どうしても逡巡してしまう。「Jazz Bar」シリーズ、「哀愁とガッツ」というコンセプトの中でずいぶんと新しいプレイヤーや曲を教えてもらったのである。私にとっては、名盤・名演奏を発掘する定点観測地のようなものである。しかし、奇数年に佳作が集中している思うが、何故でしょうか?

JAZZ BAR 2010 /ジャズ・バー2010

V.A. 寺島靖国プレゼンツ / 寺島レコード



「Jazz Bar」シリーズから教えてもらって好きになったアーティストに「ジャネットサイデル/Janet Seidel 」、「カーラ・ヘルムブレヒト/Carla Helmbrecht」、「ロバート・ラカトシュ/Robert Lakatos」など数知れず。「JAZZ BAR 2007」から教えてもらった、ベルギー出身のピアニスト、「ミッシェル・ビスチェリア/Michel Bisceglia」もその一人。その哀愁のピアノに涙するかも ・・・ 。

寺島靖国プレゼンツ JAZZ BAR 2007

オムニバス / インディーズ・メーカー

  

Paisellu miu-Michel Bisceglia」 Michel Bisceglia ( p )、 Werner Lauscher ( b ) 、Marc Lehan ( ds )

          
 
 
 
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by knakano0311 | 2011-05-18 09:19 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)
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