大屋地爵士のJAZZYな生活

海の見える場所へ

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「今日はとても天気がいいから、海が見たい」。ウォーキングの途中に妻が突然言い出す。まっ、いつものことであるが ・・・。「はいはい!」とばかり、須磨から舞子の浜に向けて車を走らせた。

まずは、明石海峡大橋のすぐたもと、舞子公園にある「孫文記念館・移情閣」を訪れる。この公園には、いくつかの洋館造りの建物があるが、この「移情閣」が最もよく知られている。現存する国内最古のコンクリート・ブロック建造物で、国と県の指定重要文化財に指定されている。この「孫文記念館・移情閣」は、神戸で活躍していた華僑の貿易商、「呉錦堂」が舞子海岸に建てた別荘「松海別荘」の一部として、正八角形の三階建の中国式楼閣の「移情閣」が、1915年に増築された。 それぞれの窓からは六甲山、大阪湾、紀州、淡路島、瀬戸内海、播磨など様々な風景を見ることができ、それぞれ異なった趣を持っていることから「移情閣」と名づけられたという。「呉錦堂」は、「辛亥革命の父」と仰がれる「孫文」を支援し、1913年(大正2年)に彼が来日したときには、「松海別荘・本館」へ招いて、歓迎会を開いたという。そんな所縁で、今は「孫文」の資料を展示する「孫文博物館」として一般公開されている。

館内を見学しながら、「宗家の三姉妹」という映画を思い出していた。

中国の名士、宋家の娘として生まれた三姉妹。長女の「宋靄齢」は大財閥の当主「孔祥熙」と、次女の「宋慶齢」は中国革命の父「孫文」と、三女の「宋美齢」は後の中華民国総統「蒋介石」と結婚し、「一人は金と、一人は権力と、一人は国家と結婚した」と言われた。彼女たちは辛亥革命・満州事変・西安事件・日中戦争・国共内戦と続いていく激動の中国近現代史を動かす存在となっていく。

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ポニーキャニオン



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舞子公園「移情閣」のあとは、海のほとりのアウトレット「マリンピア・神戸」で、きっちりお買い物。海とヨット・ハーバーを臨むカフェで心地よい潮風に吹かれ、ひと時お茶を楽しむ。

空の色、この海の色、この風、潮の香り、なんという開放感 ・・・。ひさしぶりに気持ちがスカッとして、晴れ晴れとした一日であった。海、風、空、大地、このかけがえのないもの。

「初夏、海、潮風 ・・」とくれば、もう定番「ジョージ・ベンソン/George Benson」の「ブリージン/Breezin' 」でしょうか。1976年のこのアルバムは、フュージョンの代表作。以前は、ジャズ・ロックなどと呼んでいたが、「デオダート/Deodato」が1972年に「ツァラトゥストラはかく語りき」を発表したあたりから、この種の音楽のカテゴリーを「フュージョン」、「クロスオーバー」などと呼ぶようになったと思う。

軽快なノリとJAZZYな感覚。海辺、この季節のドライブにはぴったり。この年、ビルボード・チャートのPOP、R&B、ジャズの各部門で同時1位に輝いた歴史的な名盤。

ブリージン

ジョージ・ベンソン / Warner Music Japan =music=



「Breezin' - George Benson」

          

 
 
 
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by knakano0311 | 2011-05-27 09:48 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)
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