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大屋地爵士のJAZZYな生活

台風一過 ・・・

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台風一過の快晴。そううまくはいかずに朝からどんよりと曇り空、気温は低いが、風はないし、ひどく蒸し暑い。今日の山遊びは台風による倒木などの被害調査と散策路の倒木処理。ゆっくりと散策路の両側をチェックしながら登っていく。散策路の何箇所かには折れた枝が道をふさいでいる。それを処理しながら山頂へと向かう。登るだけで汗びっしょり。今日のエネルギーを使い果たしてしまったような感じ。調査の結果は、さほど大きな被害はなかったが、それでも山頂近くの斜面には、幹の直径が40、50cmはあろうかと思われる大きな松の木がボッキリと折れていた。これは来週にはチェーン・ソーで一仕事せねばなるまい。台風で倒木した木の種類や場所を地図に記入し、デジカメで撮っていく。こんな仕事はこれでまた楽しいのである。

う~~ん、森にちなんだ曲 ・・・。伝説のスーパー・ライブがある。世界最高のテクニックを持つ3人のギタリスト、「アル・ディ・メオラ/Al Di Meola」、「パコ・デ・ルシア/Paco De Lucía」、「ジョン・マクラフリン/John McLaughlin」が、1980年、サンフランシスコで行った「スーパー・ギター・トリオ・ライヴ」である。このライヴのCDを聴いた時には驚愕した。そのテクニック、その迫力、インタープレイの極致ともいえる3人の白熱のプレイが展開されていたからである。フュージョンのアル、フラメンコのパコ、ジャズ&ロックのジョンと、それぞれのホーム・グランドは違うが、まさにギター版異種格闘技というべき熱い闘いであった。そのアルバム「フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ」から「チック・コリア/Chick Corea」が作曲した「黒い森/Short Tales Of The Black Forest 」が、冒頭の「地中海の舞踏~広い河」と並んで圧巻。これは、「ジョン・マクラフリン」と「アル・ディ・メオラ」の二人の演奏であるが、互いに多彩なフレーズをこれでもかと出し合い、めまぐるしく曲想が変わっていく。「ピンク・パンサー」のフレーズが途中に出てくるのも遊び心たっぷり。

フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ!

ジョン・マクラフリン,パコ・デ・ルシア アル・ディ・メオラソニーミュージックエンタテインメント



「John McLaughlin / Al Di Meola / Paco De Lucía - Short Tales Of The Black Forest - Friday Night In San Francisco LP 1981 から」 

          
by knakano0311 | 2011-07-22 00:15 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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