大屋地爵士のJAZZYな生活

天空の稲穂

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大阪駅の北側を中心としたニリューアルが完成し、今年の5月の連休にオープンした「大阪ステーションシティ」。連日その混雑ぶりがTVで報じられていたが、もう4か月も経てば、混雑のほとぼりも冷めただろうと、台風の余韻がまだ残っていたが行ってみた。阪神、阪急、大丸にくわえて関西初進出の三越・伊勢丹も新規参戦し、北(梅田)は4デパートの激戦区となった。さらに数年前にいち早く「なんばパークス」の再開発を行った南(難波)や梅田の1週間前にオープンした「あべのキューズタウン」との地域間の顧客争奪戦も激化したようだ。共倒れにならなければいいのだが ・・・。

さて新生「大阪駅」。駅そのものを開かれた「駅」とし、アミューズメントの要素とショッピングを中心とした都市を楽しむ要素を大幅に取り込んでいる。大屋根、金時計、プラットホームを見下ろせる広場など、ヨーロッパのような開かれた駅のような印象を受けた。広場では大道芸人のジャグリングなどのステージも。

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そして14Fには展望台を兼ねた「天空の農園」。黄金色の稲穂がもう大きく成長していた。そのほかにも、トマト、カボチャ、ピーマンなど何種類もの野菜が植えられていたが、周囲を取り巻くビルのハードウェアや超高層ビル群と意外と調和して、不思議な空間を造っていた。

最近は梅田へ出かけることもめっきりと減ってしまった。多少疲れはするが、時折はこうして出かけて新しい刺激を受けることも必要だ。そして、自然と歴史と都市を等距離で楽しめる今の住まいが好きである。

台風が過ぎ去ったあとの夜の空気はめっきりと冷え込み、秋の気配が急に濃厚になった。コウロギやら秋の虫の鳴き声も一層やかましくなってきたようだが、昼間の梅田の喧騒に比べれば、心が休まるし、やっとエアコンなしの自然の風が心地よい。

そんな初秋の夜は、透明感のあるピアノを聴いて過ごしたい。この時期になると頻繁に聴くピアノ・トリオがある。私の若手イチオシ「トルド・グスタフセン・トリオ/Tord Gustavsen trio」である。ノルウェーの若手ピアノ・トリオ。数年ほど前、たまたま寄ったCDショップで手に取ったアルバムが「ビーイング・ゼア/Being There」であった。その美メロ、儚いロマンティシズムにすっかり酔いしれてしまったのだ。なにゆえこれほどまでに美しいのか。儚いのか。それにしても「トルド・グスタフソン」の音の美への耽溺ぶりは尋常ではない。それくらい凄い。音使いはシンプルで少な目といってもいい。だからこそ間(ま)、静けさが一層際立つ。JAZZ、クラシックを問わず、ピアノ好きにおすすめの一枚。

チェンジング・プレイセズ

トルド・グスタフセン・トリオ / ユニバーサル ミュージック クラシック



ビーイング・ゼア

トルド・グスタフセン・トリオ / ユニバーサル ミュージック クラシック



なにも付け加えることはありません。「トルド・グスタフセン・トリオ」の美メロ、たっぷりとどうぞ。

「GRACEFUL TOUCH — Tord Gustavsen trio」 「チェンジング・プレイセズ」から。
 
           

「Tord Gustavsen Trio - At Home」 「ビーイング・ゼア」から。
 
      

 
 
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by knakano0311 | 2011-09-06 11:01 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)
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