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大屋地爵士のJAZZYな生活

棚田の稲穂

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秋近し。里山の定点観察の場の一つとしている能勢町・長谷の棚田を訪れてみる。先日の台風もここは大したことはなかったようで、稲穂が黄金色に波打っている。刈入れがもうすぐだろう。畑仕事中のおばあさんに「こんにちは!」と声をかけると、「いい天気で何よりですね」と答えが返ってきた。いつ来てもこの棚田は本当に人も自然も気持ちがいい。名物の能勢栗、「銀寄(ぎんよせ)」の収穫も間近であろう、野球のボールほどの大きさの栗の実がたわわに実っている。いつもは、あぜ道にそろそろ咲き出している彼岸花はまだのようである。ここは季節と日本の原風景とを味わえる最高の場所。

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いつものように一時間ほどの棚田散策を終え、お茶をしに、近くの山里のダイニング「デル・クック/Del Cook」へ向かう。一見普通の民家のようだが地元の食材を活かした自然派レストラン。ティー・ルームで能勢の里山をゆっくりと観ながら、たっぷりのオーガニック・コーヒーと濃厚なプリンを味わう。

さあ、帰ったら、「なでしこ・ジャパン」を応援しようっと ・・・。

人恋しき初秋の宵に聴くピアノ。今宵は「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden(b)」と「ケニー・バロン/Kenny Barron(p)」のデュオなんぞいかがでしょうか? 「ケニー・バロン」と「チャーリー・ヘイデン」が、静かな緊張感を漂わせ音楽で語りあう、多分最高のベース/ピアノ・デュオ。余分な音は一つもない。とんがった音は一つもない。ライブとは思えないほど静まり返ったジャズ・クラブ。二人の音の会話だけが流れていく。全7曲。どれもが最高水準のデュオ。

Night & The City

Charlie Haden / Polygram Records



1996年9月、ニューヨーク、ブロードウェイ近くのジャズ・クラブ「イリジウム/The Iridium」でのライブ録音である。ジャケットは「ジョージア・オキーフ/Georgia O'Keeffe」の「Radiator Building - night,New York」(1927)をあしらって、これがまた実に粋である。それではその中から一曲。スタンダードとしてお馴染み、「The Very Thought Of You (君を想いて)」を。

Kenny Barron / Charlie Haden ''THE VERY THOUGHT OF YOU'' 
 
          
 
 
 
 
by knakano0311 | 2011-09-09 16:37 | おやじの遠足・街歩き | Comments(0)
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