大屋地爵士のJAZZYな生活

アートな稲穂

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家から少し離れたスーパーまでの買い物ドライブの途中、寄り道をして稲穂アートを見に行った。例年、近くの農業高校の生徒さんが作っているという。今年も3色の稲穂を使った幅20mはあろうかという巨大な「ギフチョウ」である。黄金色の稲穂の中に、ただそれだけが浮かび上がっているだけであるが、欧米流のミステリー・サークルとは違って、稲穂を倒さずに、色違いの稲穂を植えて大事に育て、模様を浮かびあがらせる。そんなところに、時間をかけ、作物を大事にするという日本人の価値観が垣間見える。
  
さあ、最近の女性ボーカル衝動買いのCDは、「スーシ・フルゴール/Susi Hyldgaard」の「恋に落ちる11の呪文」。「シーネ・エイ/Sinne Eeg」、「メッテ・ジュール/Mette Juul」とここ続けてアルバムを手に入れた新人二人はデンマーク出身の歌手であったが、今回もどういう訳は偶然にも同じデンマークの新人歌手であった。バカンスのヨーロッパの夏、とりわけ気候のいい北欧はJAZZフェスティバル多いというが、そんなこともあって、デンマークはユーロ・ジャズの発信の中心地となっているのだろう。

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さて、「スーシ・フルゴール」。ジャケットもよかったが、何たってタイトルがいい。「北欧のひんやりとした乾いた空気から生まれたクール・ボイス、よく冷えたドライ・マティーニのような歌声」というようなコピーだったが、私は、彼女の七色の声といってもいいような多彩な声質に驚いた。曲によって変わる正統派、ロリータ風、ささやきボッサ風 ・・・。まるでコンピレーション・アルバムみたいな印象である。少女、性悪女、聖女、強い女、いろいろな女が顔を出す11の呪文。同系統のシンガーはちょっと見当たらないエキセントリックで魅力的なアーティスト。アルバム・タイトルの原題は「Magic Words...to Steal Your Heart Away」。これも素敵なタイトルだと思う。スタンダードを中心に「ミッシェル・ルグラン/Michel Legrand」、「ヴァン・モリソン/Van Morrison」などの名曲を交えた話題作。残念ながら、このアルバムは、YOUTUBEにはまだアップされていない。

恋に落ちる11の呪文 【HQCD】

スーシ・フルゴール / MUZAK



話は変わるが、何回か夏にも訪れたことがある北欧では、蝶々にまったく気が付かなかった。蝶の模様をあしらった食器やインテリア雑貨をいくつも見かけたので、いないということは考えられない。きっと、ほかの景色か二足歩行の金髪の蝶に気を取られていたに違いない。

秋、各地でジャズ・フェスが催されるが、神戸でも、「神戸ジャズ・ストリート」、「神戸元町ミュージック・ウィーク」がもうすぐ始まる。

 
 
 
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by knakano0311 | 2011-09-30 10:04 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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