大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥 (17) ~ 秋の七草 ~

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写真は、奈良は高円山の麓、高畑・百毫寺の山門前の萩の階段。私の好きな寺の一つだが、前回訪れたときはもう散ってしまっていた。今年もまたこの萩の季節には行けなかった別名、萩の寺。



「お好きな服は?」と問われれば、今ならば、「デニムのシャツに、チノパン、そしてベスト」と答えるかもしれない。それが山遊びのいでたちで、もっとも着る頻度が多い服装だから。それに加え、長靴、キャップにヘルメット、ナップサックというのが定番の山遊びの服装。 

そして、「オ・ス・キ・ナ・フ・ク・ハ?」と問われれば、それは「秋の七草」と答える。TVか何かで聞いた「秋の七草」の覚え方。「秋の七草」は、「女郎花(ミナエシ)」、「尾花(オバナ/スキのこと)」、当時は朝顔といわれていたという「桔梗(キョウ)」、「撫子(デシコ)」、「藤袴(ジバカマ)」、「葛(ズ)」、「萩(ギ)」のことで、「山上憶良(やまのうえのおくら)」が詠んだ次の2首の歌がその由来とされている。

「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種の花」 (万葉集・巻八 1537)

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌(あさがお)の花」 
                                            (万葉集・巻八 1538)

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粥にする「春の七草」と違って、あくまで観賞用植物として親しまれているが、「萩」とは「草カンムリに秋」と書き、「秋に咲く草」という意味で、お彼岸のころに萩は見ごろを迎えるため、私の大好物「おはぎ」は、この「萩」に由来する。いくつになっても、食い意地の煩悩は消えないようで ・・・。

我が家の狭い庭には、ちょうど今はもう咲き終わったり、これからだったりであるが、このうちの3種、「藤袴」、「桔梗」、「撫子」があり、そしてウォーキングの道筋には七草すべてがあり、目を楽しませてくれる。

さて、秋の宵を彩る美メロJAZZ。ときどきお邪魔するブログ仲間から「リッチー・バイラーク/Richie Beirach」のソロ・アルバム「ヒューブリス/HUBRIS」を教えていただきました。音質、美メロジャズで定評のあるドイツの名門レーベル「ECM」からリリースのLP盤。「リッチー・バイラーク」、トリオでのスタンダード集の「恋とは何でしょう/What Is This Thing Called Love?」、クラシックの名旋律を素材にした「哀歌/No Borders」を聴いて、よくスイングし、よく歌うピアノだという印象を持っていたが、このアルバム「HUBRIS」は知りませんでした。全曲オリジナル、こんな美メロとは ・・・・。冒頭の曲は、切なさが見えた「Sunday Song」。

ヒューブリス

リッチー・バイラーク / ユニバーサル インターナショナル



「Sunday Song - Richie Beirach」

          
 
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by knakano0311 | 2011-09-29 00:08 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(5)
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Commented by piano trio manz at 2011-09-30 17:08 x
大屋地爵士さん こんにちは!
この盤は私も出た当時に買いました。ご存知かも知れませんが、リッチー・バイラークは、かの有名なビル・エヴァンスの61年のヴィレッジ・ヴァンガード・ライヴを生で聴いた観客の一人(なんとも羨ましい!)で、以来のエヴァンス・フリークだそうです。(本人談) 私の知るかぎりあの場にいたミュージシャンは他には知りません。
Commented by nardis at 2011-09-30 18:08 x
大屋地爵士さん こんにちは!
先ほどのバイラークに関するコメント、ハンドル・ネームを間違えました。nardisでした。
Commented by knakano0311 at 2011-09-30 23:20
nardisさん
ハンドルネームからするとマイルスのファンなんでしょうか?バイラークもっと評価されてもいいピアニストの一人だと思います。
Commented by knakano0311 at 2011-09-30 23:48
追伸)nardisさん
エヴァンスのエピソードは知りませんでしたが、エヴァンスに対する敬愛の念は十分に感じられます。アルバム「Elm」でジャック・ディジョネットをドラムに迎えたこともそんな彼の思いを感じます。
Commented by nardis at 2011-10-01 15:29 x
PS. I love Evans
nardisという曲は公式にはMilesの作曲ということになっていますが、私はEvansの曲だと勝手に信じています。Milesも好き(但し電化前)ですが、それ以上にEvansが好きでほぼ完全に音源は収集しました。
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