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大屋地爵士のJAZZYな生活

枯れ木パワー、全開!?

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炭焼きのための「窯木づくり」が始まった。「窯木」とは炭の材料となる木で、菊炭(黒炭)の場合は主として、クヌギ、コナラである。「今年はここ」とあらかじめ決めてあったエリアのクヌギをプロによって伐採してもらい、80㎝ほどの長さの「玉木(丸太)」にカットしてもらう。ここからが我々の出番である。まず斜面に転がっている玉木と枝を、下の平地まで下し、木のサイズ、種類などを選別して、積み上げる作業から始める。これを手作業、人海戦術で行うのである。炭焼き3回分、40~50本のクヌギとコナラ、玉木にしたら相当な数である。数時間の作業でできるところまで、後は次回に残したが、結構片付いた。

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休日のため、若いクラブ員や女性クラブ員も総出で手伝ってくれてはいるが、そうは言っても、メンバーの大半は、60歳を超えた「爺さん」パワー。「森の男」の活力と野性味あふれるパワーなどとは到底いかず、「枯れ木パワー」を全開しても、息が上がり、休み休みの作業。きっと明日は、全員の体のあちこちが痛くなって、悲鳴を上げているに違いないのだ。私といえば、数日前ウィルス性胃腸炎と診断され、下痢と熱に悩まされたばかりで、どうもいまいち力が入らないのである。医者からは、「焼き肉など食べましたか」などと言われたが、以前から「もう肉はあまり食べたい」と思わなくなっているので、どうも原因に心当たりがない。それに妻もまったく同じ食事をしているのに、妻はまったく何ともないというのだから ・・・。う~~ん、ウィルスへの抵抗力の差だろうか。女性の方が長寿の秘密はここに在るかもしれない ・・・。さすれば、妻の方が長生きすることは自明の理、間違いないところ。

かって、我々も血湧き肉躍った若かりし頃があった。そのころ筋肉モリモリ、野性味あふれる声とスリリングなブラス・サウンドで、我々を魅了したグループがあった。「ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ /Blood, Sweat & Tears、BS&T」である。特に2代目のボーカル、「デヴィッド・クレイトン・トーマス/David Clayton-Thomas」の力漲る嗄れ声には、しびれて、あんな声で歌えるようになったらとすら思った。ロックとジャズを融合させ、リズム・セクションに重厚なホーンを加えたサウンドで、人気を博した「BS&T」。

その一世を風靡したナンバー、「スピニング・ホイール/Spinning Wheel」を ・・・。スリリングなトランペットのソロは、その後、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet」で名を馳せた若かりし「ルー・ソロフ/Lew Soloff」である。

「Sweat and Tears ‐ Spinning Wheel」

         
 
 
 
 
 
by knakano0311 | 2011-12-14 09:30 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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