大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥 (22) ~今年も梅に鶯~

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雨のため、ウォーキングをさぼっていたこの2,3日の間に、一気に春が進んだようだ。いつもの道筋に、ついこの間まではまだ蕾だった梅の花が咲き始め、池の周りの林からは今年初めての鶯の声も聴こえてきた。去年は、なかなか鳴かず、鳴いてもたどたどしい鳴き声だったが、今年は見事な「ホーホケキョ」である。恋の季節も始まったようである。東北地方では、梅も桃も桜も一緒に咲く地域があると聞いたが、今年は一緒でも、バラバラでもい、とにかく美しく咲いて被災地の皆さんの心を少しでも和らげて欲しいものである。

「ちょっと憂鬱だけど、なんだか浮き浮きしている」という微妙な女心を歌った歌は、「It Might As Well Be Spring/春の如く」。超有名なスタンダードのこの歌は、それこそ選ぶのに困るほど多くのミュージシャンたちに演奏されているが、今回はボーカルに絞って、美形の熟女シンガーを聴いてみましょうか。「Laura Fygi/ローラ・フィジー」。

1955年アムステルダム生まれ。父親はオランダ人、母親は元ベリー・ダンサーのエジプト人というから、あのエキゾチックな美形に合点がいく。その美形を活かして、一時期セクシーなイメージを売り物にしたグループで活躍していたらしいが、1991年、「瞳のささやき」でソロ・デビュー。その後、日本ではあまり馴染がないかもしれないが、JAZZ畑での活躍が続いている。この人も私の「女性ボーカル御用達3条件」に花丸合格の一人。

彼女がボサノバに入れ込んで選曲したアルバムが、「マイケル・フランクス/Michael Franks」の曲をタイトルにした「The Lady Wants to Know」。そのなかに彼女の歌う「春の如く」が収録されている。熟女らしくハスキーでセクシー・ヴォイスであるが、いつ聴いても飽きない瑞々しさも感じさせる。

The Lady Wants to Know

Laura Fygi Verve Forecast



【It Might As Well Be Spring/春の如く】
     作詞;オスカー・ハマースタイン2世/Oscar HammersteinⅡ
     作曲;リチャード・ロジャース/Richard Rodgers

「♪   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  I'm as busy as a spider spinning daydreams
         私は白昼夢という糸を紡いでいる蜘蛛のようにせわしい 
   I'm as giddy as a baby on a swing
         私はブランコの上の赤ん坊のように、目がくらみそう
   I haven't seen a crocus or a rosebud, or a robin on the wing
         クロッカスの花も、バラの蕾も、飛ぶコマドリも見たことがないの
   But I feel so gay in a melancholy way
         憂うつなんだけれど、とても浮き浮きしたな気分
   that it might as well be spring
         まるで春のようね
   It might as well be spring...
         そう、まるで春みたいだわ ・・・         ♪」


「Laura Fygi ― It Might As Well Be Spring」
                                                                                                                                                        
       
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by knakano0311 | 2012-03-08 13:37 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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