大屋地爵士のJAZZYな生活

櫻ウォーキング始める

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ご近所の櫻たちは一斉に咲き始めた。満開とまではいかないが、櫻ウォーキングをやっと始めることができる日が来た。まずは我が団地の西の端にある「渓のエドヒガンザクラ」。樹齢約50年、昨年秋に77本が市の指定文化財になった「エドヒガン」の群生を、対岸から見ることにした。「エドヒガン(江戸彼岸)」は、「アズマヒガン」、「ウバヒガン」とも呼ばれ、 名の由来は、春の彼岸ごろに咲き、江戸に多く生えていたことによる。全国に分布しているらしいが、現在ではそう多くみられる櫻ではなく、兵庫県では「絶滅危惧種Cランク」に指定されている。ところが不思議なことに、猪名川上流域、私が住んでいる地域の山地部には「エドヒガン」の自生地、群生地が多くみられるのである。「ソメイヨシノ」の片親であり、「ソメイヨシノ」よりやや早く咲く。この暖かさで一気にほころびはしたが、まだ3分咲き。かっては不法に投棄されたごみで一杯だったエドヒガンの群生地も、地元のボランティアの皆さんの活動ですっかりきれいに整備され、水べりではお弁当を広げる家族も見られた。さっ、満開まであと一息。

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猪名川べりを後に、隣の団地を横断し、岩根山麓の古刹、「高源寺」へと緩やかな斜面を登っていく。今から535年前、室町時代文明年間に創建されたというこの寺の名物櫻が、樹齢300年と推定される「エドヒガン枝垂桜」。「エドヒガン」、は「ヤマザクラ(山櫻)」と共に、櫻の中では非常に長寿であることが知られており、樹齢2000年を超えるといわれる山梨県「神代桜」、樹齢1500年を超える岐阜県「淡墨桜」、樹齢1000年と言われる兵庫県「樽見の大桜」などいずれも「エドヒガン種」である。さて、「高源寺の櫻」、ここもまだ咲き始め。観賞に訪れる人もなく、境内にはなにかの「講」が行われているらしく、ただ読経の声が響いていた。

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次は、よく買い物訪れる隣町のショッピングセンターの横の公園。住宅街に隣接するこの広い公園の丘には、色々な木々が植えられ一年中訪れる人の目を楽しませてくれる。櫻はまだ蕾。今盛りなのは、「コブシ(辛夷)」、「トサミズキ(土佐水木)」、「ユキヤナギ(雪柳)」。そして「モモ(桃)」も蕾が一杯に膨らみ、開花しているものもちらほら。櫻はといえば、「カンヒザクラ(寒緋桜)」が満開である。櫻の原種の一つらしく釣り鐘状の花が特徴。沖縄で「桜」と言えばこの「カンヒザクラ」を指すという。早咲きで有名な「カワヅザクラ(河津桜)」は、この櫻に近い「ヒカンザクラ群」の一つ。満開の枝では、我々が近づいていることも気にかける様子もなく、「ヒヨドリ(鵯)」が一心不乱に蜜を吸っていた。園内には、散り掛けの梅もあり、梅、櫻、桃の競演 ・・・。こんなことも今年は春が来るのが遅かったがゆえ。

ドライブ&ウォーキングのお供は、新譜「ニコレッタ・セーケ/Nikoletta Szoke」の第4弾アルバム、「INNER BLAZE」。アルバム・タイトルは「内なる炎」という意味であり、彼女作詞のオリジナル曲をタイトルとしているが、「マイケル・フランクス/」のジョビンに捧げた代表曲「Antonio's Song」、「スティング」の名曲「Fields of Gold」、彼女にとってエバーグリーンである曲の数々を、「心の中でいつまでも消えない内なる炎」としてこのアルバムに散りばめたのであろう。歌伴ピアノは今回も、私のご贔屓、「ロバート・ラカトシュ/Robert Lakatos」。

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INNER BLAZE
ニコレッタ・セーケ/澤野工房



残念ながらYOUTUBEへのアップはありません。澤野のアルバム解説ページ(左記クリック)からさわりを試聴してください。

その代わりにといってはなんですが、夜桜のお供に、「モントレー・ジャズ・フェスティバル/Montreux Jazz Festival 2006」のライブから、スタンダード「Moon And Sand」を ・・・。

「Nikoletta Szoke - Moon And Sand」
                                                                                                                                         
       
  
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by knakano0311 | 2012-04-10 16:06 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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