大屋地爵士のJAZZYな生活

爺さんたちは「トライやる・エブリディ」

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この時期、地域や近くの商店やらスーパーなどへ行くと、少し甲高い声で、「いらっしゃいませ~!ありがとうございました~!」とお客さんに元気な声であいさつするジャージー姿の中学生を見かける。兵庫県が実施している「トライやる・ウィーク」が始まっているのである。

「トライやる・ウィーク」とは、兵庫県が、県下の公立中学校の2年生を対象に、仕事体験などを通して地域について学び、「生きる力」を育むことを目的としている教育活動で、1995年(平成7年)の「阪神・淡路大震災」、1997年(平成9年)の「神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇聖斗事件)」を機に、中学生に大人の働く場を見せて学習させようとする趣旨から、1998年度(平成10年度)から実施されている。期間は1週間、仕事の体験場所は、民間の企業、商店だけでなく、幼稚園、保育所、図書館、公民館などの公共施設、役所、消防署、警察署など官公庁、福祉施設、医療機関やガソリンスタンド、郵便局などサービス業、神社、仏閣などの宗教施設など多岐にわたっている。
 
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公共施設はもちろん、地元の商店や企業が結構、好意的に協力しているようである。実は、私がボランティアで、山の手入れをしている公園にも、何年か前からやってくるようになり、今年も4名がやってきた。我々は車であるが、彼らは、朝早く起き、電車と1時間に1本あるかないかのバスを乗り継ぎ、さらに30分ほど歩いて公園までやってくる。今日の半日は我々が担当で、山の手入れの体験実習である。「なぜ山の手入れが必要か」から始まって、準備体操、鋸や剪定鋏の使い方を教え、ヘルメットを着用して、山に入る。何本かを実際に伐り、枝の始末をし、斜面に積み上げるところまでやってもらう。約2時間、鮮やかな緑の中で汗を流してもらった。もちろん、伐った木の名前も、満開の花、「ヤマボウシ」の名も覚えてもらいましたとも ・・・。「トライやる・ウィーク」、たった1週間の体験、どのくらい効果が出ているかは知らないが、14年も続いていること、また生徒たちにも評判がいいということを聴くと、教室にいるだけでは学べない何かを得ているのかな ・・・。

そして、我々じいさんにとっては、「毎日がトライやる」みたいなもの。山仕事仲間は、私も含めてみんな「現役時代にはなかなかできなかったこともしたい」と思って、山仕事のほか、思い思いに色々な趣味やボランティア活動を楽しんでいる。そのバイタリティーにも感心する。今日は櫻のほかに、尾根道に「花木」を増やそうと、先達の指導を受けながら、「ウリハダカエデ(瓜膚楓)」、「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」、「モチツツジ(黐躑躅)」の挿し木をし、来年は、山に返すべく鉢を持ち帰った。
 
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「Try ・・・・」と語りかける歌といえば、「オーティス・レディング/Otis Redding」の熱唱で知られる「Try A Little Tenderness」、スタンダード、「Try To Remember」、「Why Try To Change Me Now」あたりでしょうか。

「♪ あいつが落ち込んでいたなら 、ちょっぴり優しくしてやりなよ ♪」なんて粋な歌詞を持つこの歌「Try A Little Tenderness」で、一番お気に入りは、アルバム、「Ballads & Burton」における「アン・バートン/Ann Burton」の歌唱、そして、「美人薄命」という言葉が当てはまる典型的な美女歌手だった「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」の「Sings For Playboys」における歌唱でしょうか。いずれも、YOUTUBEにありませんので紹介できませんが ・・・。

バラード&バートン

アン・バートン ジャック・スコルズ ルイス・ヴァン・ダイク ジョン・エンゲルス ルディ・ブリンクソニーミュージックエンタテインメント


シングス・フォー・プレイボーイズ

ベヴァリー・ケニー / ユニバーサル ミュージック クラシック



ここずっと女性ボーカルばかりで来ましたので少し食傷気味でしょう。 しかし、オーティスはこの時期にはちょっと暑苦しいので、爽やか系の男性二人、フュージョン・サックスの雄、「デヴィッド・サンボーン/David Sanborn」の演奏と、希少種、男性ジャズ・ボーカルの「マイケル・ブーブレ/Michael Buble」はどうでしょうか。   

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Pearls
デヴィッド・サンボーン





「David Sanborn - Try A Little Tenderness」

          
 
イケメン、爽やか、歌のうまさ ・・・、これで女性に人気が出ない訳がない。 

It's Time

Michael Buble / Reprise / Wea


「Michael Buble - Try a Little Tenderness (Live 2005)」

     

最後はどうしても美女シンガーとなってしまいますが、私が日本の若手イチオシの一人と思っている「マヤ/MAYA」の初期のインディ・レーベルのタイトルにもなっているシナトラの持ち歌、「Why Try To Change Me Now」、ちょっと渋めですが、なかなかいいスタンダードだ。

Why try to change me now?(紙ジャケット仕様)

MAYA / バウンディ



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しかし今日は、「フィオナ・アップル/Fiona Apple」の「Why Try To Change Me Now」をオススメしておきましょう。1977年ニューヨーク生まれのシンガー・ソングライター&ピアニスト。1996年に全編オリジナルのデビュー・アルバム、「Tidal」がリリースされたときは、なんとまだ18歳だったが、少し低めのかすれ声と可愛らしい容姿であるが、18歳の女の子の荒削りで生々しい苦悩やその表現が人気を集め、その年のグラミー賞を受賞した。

Tidal

Fiona Apple / Sony



アルバムは確認できていませんが、2009年に、この歌の作曲者である「サイ・コールマン/Cy Coleman」をトリビュートしてリリースされたコンピ・アルバムからのようです。デビュー以来、極めてメッセージ性の強いアルバムをリリースしつづけているが、その声はといえば、大人の女性の雰囲気と少女の無邪気さとが同居している彼女の特徴がよく出ています。

「Fiona Apple - Why Try To Change Me Now」

       
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by knakano0311 | 2012-06-16 10:52 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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