大屋地爵士のJAZZYな生活

ワタシのあおぞら

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今日は一日抜けるような青空だった。そして、子供たちと木工細工を楽しんだ日。猛暑であったが、工作室から外へ出ると、公園を渡る風はもう秋の気配。空を見上げて、思わずこんな歌を口ずさみたくなった。 「♪ ・・・・ My Blue Heaven ♪」

「私の青空/My Blue Heaven」は、ポップスのスタンダード・ナンバー。1928年に「ジーン・オースティン/Gene Austin」の歌で大ヒットして以来、「グレン・ミラー楽団」、「コールマン・ホーキンス」、「ファッツ・ドミノ」、「ビング・クロスビー」、「フランク・シナトラ」など数え切れないほどの多くの歌手がカバーしているスタンダード中のスタンダード。

日本では、1928年(昭和3年)「堀内敬三」の歌詞を「榎本健一」とともに浅草オペラを作った「二村定一」が歌って紹介したのが、最初だという。オリジナルも日本語歌詞も、「家族のささやかな幸せ」を歌っているが、たまには、こんなレトロな淡い雰囲気の洋楽を味わってみるのもいい。

【 私の青空/My Blue Heaven 】
      作詞:George Whiting、作曲:Walter Donaldson
      日本語詞:堀内敬三

「♪ When whippoorwills call
  And evening is nigh
  I hurry to my Blue Heaven

   I turn to the right
   A little white light
   Will lead you to my Blue Heaven

   You'll see a smiling face, a fire place, a cosy room
   A little nest that nestles where the roses bloom

   Just Molly and me
   And baby makes three
    We’re happy in my Blue Heaven

   夕暮れに仰ぎ見る 輝く青空
   日暮れて辿(たど)るは わが家の細道

   せまいながらも 楽しい我家
   愛の灯影(ほかげ)の さすところ

    恋しい家こそ 私の青空    ♪」

なんともなつかしい「トニー・ウィリアムズ/Tony Williams」がリードをとっていたころの「ザ・プラターズ/The Platters」で ・・・。中学生の頃、私を洋楽に目覚めさせてくれたアーティストのひとり。

「The Platters - My Blue Heaven/私の青空(1959)」

          

もう一つ、「青空」に因んだスタンダードは、「ブルー・スカイ/Blue Skies」。「摩天楼を夢みて(原題:Glengarry Glen Ross)」という、1992年の映画で使われたのが、すごく印象に残っている。原作は「デヴィッド・マメット/David Mamet」のピューリッツァー賞文学賞を受賞した名作戯曲「グレンギャリー・グレン・ロス」。原題の意味も邦題の意味も今もって分からないが、アメリカのセールスマンの熾烈な闘いを描いた作品で、当時すごく感動した映画。邦題を工夫してつければ、もっと話題になった作品だったろう。なんせ、出演者がすごい。「アル・パチーノ/Al Pacino」、「ジャック・レモン/Jack Lemmon」、「アレック・ボールドウィン/Alec Baldwin」、「エド・ハリス/Ed Harris」、「アラン・アーキン/Alan Arkin」、「ケヴィン・スペイシー/Kevin Spacey」、まさに錚々たる名優たち。監督は「ジェームズ・フォーリー/James Foley」。

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この映画の中で、「アル・ジャロウ/Al Jarreau」が歌っているのが、「ブルー・スカイ/Blue Skies」。1926年、あるミュージカルのために書かれた、「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」の作品。「アル・ジャロウ」は派手さはないが、ソフトで伸びやかな声、高速スキャットなどの卓越した唱法で永い人気を保っているJAZZ歌手の一人。

「♪  Blue skies smilin' at me   青い空が私に微笑んでいるの
    Nothin' but blue skies do I see   青い空以外は何も見えないわ
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・             ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

サウンド・トラックから。 
「Al Jarreau - Blue Skies」

          

ここまでくれば、タンゴの名曲、「碧空/Blauer Himmel」もあげなくてはなるまい。シニア世代にはなつかしいコンチネンタル・タンゴの名曲である。昔家にあった「電蓄」で、おふくろがSP盤をよく聴いていた。TVなどない時代、もっと家族の距離が近かった小学生だった頃の話。「アルフレッド・ハウゼ楽団/Alfred Hause」。こんなスローライフな音楽もいい ・・・。

碧空~アルフレッド・ハウゼ・ベスト・セレクション

アルフレッド・ハウゼ / ユニバーサル インターナショナル



「碧空-アルフレッド・ハウゼ楽団」

          
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by knakano0311 | 2012-08-27 10:20 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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