大屋地爵士のJAZZYな生活

うれしい便りが ・・・

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9月1日は、「防災の日」。各地で色々なケースを想定しての訓練の状況がNEWSで流れていた。かって「火災報知システム」の仕事にかかわっていたので、結構仕事に関係した日で、この日に合わせて行っていた業界のイベント、キャンペーンが懐かしく感じられた。

私も17年前、「阪神淡路大震災」を経験した。相当揺れたが、幸いなことに我が家は殆ど被害を受けなかった。しかし、宝塚、西宮、神戸方面で見たあの惨状はいまだに忘れられない。それでも倒壊、火事なので、津波の恐怖や被害は、実体験として持ちえていない。

「3.11」。何人かの友達や知り合いが被害にあった。そんなひとりからうれしい便りである。新しい家が完成し、そちらへ転居したという知らせ。宮城県多賀城市からだ。震災後、しばらくしてから電話したら、「家族は無事、1階が津波で破壊されて使い物にならない。これからのことも考えて、高台の方に家を建てようと思っている。」 そんな会話をしたことを覚えている。そして、「頑張れよ!」とは、とても言えなかったことも覚えている。

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そうか、新しい家が完成したのだ。その文面には地震や津波のこと、震災後の苦労をうかがわせるようなことは、何一つ書かれていなかった。そこに彼のなにがしかの決意が読み取れる。ただ「庭にはわずかなスペースですが、花々も植えられそうです」とあった。これからも苦労は続くだろうが、前に向かって歩き出したのだ。もう、素直に、ストレートに「お祝い」を言ってもいいであろう。「本当におめでとう」と書いて、返事を出した。投函するとき、高台に新築した彼の家の庭に、コスモスが咲き乱れている、そんな風景が頭に浮かんだ。

しかし、1年半を過ぎようとしているが、政治は何をしているのだ。大阪でも「瓦礫処理受入れ大反対」の声。いったい日本人はどうなってしまったのだ。

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さあ、いよいよ9月。されば、9月の歌、「セプテンバー・ソング/September Song」でしょうか。数あるカバーがあるが、この歳になっても、その毒がなかなか抜けない稀代の「ワル」、「チェット・ベイカー/Chet Baker」。(参照拙ブログ「男唄に男が惚れて(1)~チェット・ベイカー 無頼派への憧れ~」、「60歳過ぎたら聴きたい歌(41)~ I'm A Fool To Want You~」、「60歳過ぎたら聴きたい歌(55) 終わりなき闇 ~チェット・ベイカー/My Funny Valentine ~」など) 歌ではなくて、トランペット。アルバムは、「Chet/チェット」から。1959年の演奏であるが、いわゆるウエスト・コースト派の錚々たるメンバーが参加している。「ハービー・マン/Herbie Mann (flute)」、 「ペッパー・アダムス/Pepper Adams(baritone sax)」、「ビル・エヴァンス/Bill Evans(piano)」、 「ケニー・バレル/Kenny Burrell(guitar)」、「ポール・チェンバース/Paul Chambers(bass)」、「コニー・ケイ/Connie Kay(drums)」という顔ぶれ。

チェット

チェット・ベイカー / ユニバーサルミュージック



「ケニー・バレル」の絶妙のサポートで、哀愁と静けさが漂う ・・・。

「Chet Baker - September Song」

          
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by knakano0311 | 2012-09-03 15:21 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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