大屋地爵士のJAZZYな生活

ご近所の秋の味覚

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夏の終わりから秋にかけてのこの時期、地元のスーパーや八百屋に並ぶ果物がある。地元の特産品「無花果(いちじく)」である。どうして地元の特産品になったのか、いつ頃からかこの店頭に並ぶようになったのか、引っ越してきたころにはもう名産だったのか、さっぱり記憶にないが、とにかく名産品らしい。

ちょっと調べてみたら、兵庫県は愛知県、和歌山県に次いで、全国3位の出荷量を誇り、その中で川西市は、約120戸の農家で栽培され、年間の出荷量は約400トン、神戸市に次ぎ県内2位の出荷量だという。そして、川西のいちじくの歴史は、明治42年、広島県の「桝井光次郎」氏が、アメリカから帰国する際、北米原産のドーフィン種を持ち帰り、その頃果樹地帯であった川西で栽培に成功したのが始まりらしい。戦後、高度成長やら減反政策などで、栽培が急速に進んだという。最近は、スイーツ、ワイン、茶などいろいろ趣向を凝らした商品も売られている。(川西市HP参照)

無花果は、彼らが食したのは林檎ですが、「アダムとイヴ」の時代から知られ、世界最古の「フルーツ」ともいわれる。この無花果、あの白い粒々(これが花なのですが)の感触といい、くどくない甘味といい、私は好きな果物である。このほか、「木通(あけび)」、「枇杷(びわ)」、「梨」、「杏(あんず)」、「花梨(かりん)」、「真桑瓜(まくわうり)」など、日本の古来からの果物で、糖度のあまり高くないこれらの果物が好きである。多分、はっきりした味が好きな若い人たちからは、「オールド・ファッション ・・・」と言われるかもしれないのだが ・・・。

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大分過ごしやすくなってきた宵の一刻。さあ、リラックスして、古いスタンダード曲の心温まる歌唱を聴きたくなりますね。ちょっとアナクロな爺さんが選んだ今宵の古き時代のよきスタンダードは、「ジュリー・ロンドン/Julie Londn」嬢。歌は、「恋文/Love Letters」。

「ジュリー・ロンドン」。1926年9月、アメリカ生まれの女優、歌手。その美貌を評価され、映画女優としてデビューしたが、女優としては恵まれずに下積み時代を過ごしたという。結婚、出産、離婚を経験した後、芸能界へ復帰し、1950年代になってから歌手に転向し、ナイトクラブで歌うようになった。ジャズ・ピアニストで、「ルート66」で、のちに夫となる当時有名なソングライターの「ボビー・トゥループ/Bobby Troup」に見いだされ、本格的なジャズ・シンガーとしてのキャリアをスタートさせた。

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1955年にファーストアルバム「彼女の名はジュリー/Julie Is Her Name」でデビュー、その中のシングル・カット、「Cry Me a River」の大ヒットし一躍スター歌手に。その後は、歌手だけでなく映画女優としての活躍など、その美貌と「スモーキー・ヴォイス」とも呼ばれていた彼女の「ハスキー・ボイス」は一世を風靡するほどの人気を呼んだのはご承知のとうりでしょう。そして、彼女の美貌や抜群のスタイルをジャケットとして用いたアルバムが数多くあるが、最近、2010年の没後10周年を機に、次々とそのアルバムが復刻されているのもファンにはうれしい話である。

プレミアム・ツイン・ベスト クライ・ミー・ア・リヴァー~ベスト・オブ・ジュリー・ロンドン

ジュリー・ロンドン / EMIミュージックジャパン



スモーキーではあるが、お色気をあまり全面にださず、むしろシンプルでほっとするような暖かい歌唱に心が落ち着く。「Love Letters」。

「Julie London - Love Letters」 

          
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by knakano0311 | 2012-09-04 10:08 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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