大屋地爵士のJAZZYな生活

プレシャス・タイム

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プレシャス・タイム(precious time);貴重な時間、大切な時間

予約をしてあった「小曽根真」のコンサート・チケットを受け取りに、「兵庫県立芸術文化センター」まで出かけた。先行予約ができるので、センターの会員になっているのであるが、それでも予約に時間がかかることが多い。ジャズの分野でも、「小曽根真」のような人気アーティストの場合は特にそうである。このコンサートも朝10時の受け付け開始時間から、ずっと電話をかけつづけたがまったくつながらない。400席ほどの小ホールでのコンサート。売り切れてしまうのではと、多少やきもきしたが、途中で、パソコンでも受け付けていることに気が付いて、そちらに切り替えてやっと予約ができた。その時は開始からもう1時間近く経っていた。さすが「毎日が日曜日」の定年爺さんでも、週日の朝の貴重な時間に全く手が離せなくなるのだが、一般の人はどうやって予約時間を確保しているのだろうか?

受け取った後は、すぐ近くにある複合商業施設「阪急西宮ガーデンズ」内のご贔屓のカフェ「ヘルシンキ・ベーカリー」へと ・・・。いつものように、吹き抜け越しに壁の画を見ながらコーヒーを楽しむ。これも私にとって別な意味で貴重で大切な時間である。そして、このブログは、書いている私にとっても、読んでくださっている皆さんにとっても、貴重な時間を使っているのだから、それなりに大事にしたいと思っているし、充実したものでありたいと思っている。が、さあ、果たしてどうだろうか ・・・。

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「小曽根真」。1961年、神戸生まれ。いまでも現役で活躍してるジャズ・ピアニストの父・実の影響でジャズに興味を持ち独学で音楽を始める。12歳でオスカー・ピーターソンの演奏を聴きジャズ・ピアノを始める決意をし、クラシック音楽を1年間学んだ後、関西唯一のビッグバンド、「アロー・ジャズ・オーケストラ」を率いる「北野タダオ」氏に師事し、本格的にJAZZを学ぶ。

1976年、神戸のジャズ・フェスティバル「ワイド・ワイド・ジャズ」でジャズ・ピアノ・ソリストとしてデビュー。その後、1980年、渡米、1983年ボストンの「バークリー音楽大学ジャズ作・編曲科」を首席で卒業。同年カーネギーホールにてソロ・リサイタルを開き、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビューという輝かしい経歴を持ち、現在、世界中で最も知られる日本人JAZZピアニストとして活躍。

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小曽根は今までもJAZZはもちろん色々なミュージシャンとの出会いやコラボを果たしてきた。その彼が今年邂逅を果たしたのが、1934年、ジャズの聖地、ニューオリンズ生まれ、今年78歳になるジャズ・ピアニスト、「エリス・マルサリス/Ellis Marsalis」。長男「ブランフォード/Branford Marsalis(sax)」、次男「ウィントン/Wynton Marsalis(tp)」、四男「デルフィーヨ/Delfeayo Marsalis(tb)」、そして末っ子、六男「ジェイソン/Jason Marsalis(ds)」がいずれもJAZZプレイヤーであるという、マルサリス・ファミリーの家長である。

小曽根は、昨年、東日本大震災のチャリティとして、ヨペックを含む世界のミュージシャンを集めレコーディングされた「Live & Let Live」をリリースしたが、今年も復興を願ったチャリティとして、2005年、「ハリケーン・カトリーナ/Hurricane Katrina」によって、故郷ニューオリンズが壊滅的打撃を受けた経験を持つ「エリス」とのピアノ・デュオ・アルバム「ピュア・プレジャー・フォー・ザ・ピアノ/Pure Pleasure For The Piano」をリリースした。古き良き時代の香りのするピアノ・デュオ。録音場所は、ニューオリンズ。ハリケーン被災後にエリスを中心として設立された「ザ・エリス・マルサリス・センター・フォー・ミュージック/The Ellis Marsalis Center For The Music」という音楽による復興支援の旗印的教育施設の中にあるホールだという。

「音楽は、人種も国籍も宗教も年齢も関係ない最高のコミュニケーション・ツールだ」と小曽根は語る。「アンナ・マリア・ヨペック」との邂逅が、傑作「HAIKU(俳句)」を誕生させたように、この魂の邂逅が再び傑作を産み出したようだ。

ピュア・プレジャー・フォー・ザ・ピアノ

小曽根真 エリス・マルサリス / ユニバーサルクラシック



「一回一回のステージが完全燃焼。人生のラスト・ステージも熱い心でいたい」と、つい先日のあるTV番組で「人生最後の質問」というインタビューにこたえていた小曽根。その小曽根が、ゲストに「中川英二郎(tb)」を迎えてのコンサート、「小曽根真 プレシャス・タイム」。 その完全燃焼ステージが来年2月23日 ・・・。私のプレシャス・タイムにもなると期待しているのだ。

「小曽根真」と日本のジャズ・トロンボーンの第一人者「中川英二郎」とが、デュエットしているアルバムがある。

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中川英二郎 / キングレコード



「フランツ・リスト/Franz Liszt」の「ハンガリア狂詩曲」などで知られているが、「チャルダッシュ(またはチャールダーシュ)/英語;chardash、ハンガリー語;csárdás」というハンガリーの民族舞曲がある、元々、マンドリンのために書かれた曲であるが、哀愁を帯び、どこか官能的なヴァイオリンの演奏の方が、すっかり有名になってしまったのが、「ヴィットーリオ・モンティ/Vittorio Monti」の「チャルダッシュ」である。それをトロンボーンとピアノのデュオで。

「中川英二郎(eijiro nakagawa) & 小曽根真(makoto Ozone) - chardash」

          
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by knakano0311 | 2012-10-23 10:07 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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