大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥 (24) ~続・猪名川界隈を散策する~

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さあ、昼食をとったら、車を受け取りに再び猪名川へと向かう。明治の中ごろの建てられ、昭和44年まで続いていたという「呉服座(くれはざ)」という芝居小屋が畔に立っていたという「呉服橋(くれはばし)」へ。橋から河畔に降りてみて、川に沿って少し歩く。私は鳥の名前はよく知らないのだが、「カワラヒワ(河原鶸)」でしょうか、10数羽が群れをなして、何かの実を啄んでいた。360度開けた視界に爽快な気分。

再び「呉服橋」まで戻り、そこから五月山の中腹にある「伊居太(いけだ)神社」へと向かう。池田市綾羽にある市内最古の神社で、正式名称は「穴織宮伊居太神社」(あやはみやいけだじんじゃ)。呉の国から渡来し、日本に機織技術を伝えたとされる二人姉妹の織姫の一人、妹の穴織媛(あやはとりのひめ)と、応神天皇、仁徳天皇を祀っている。(拙ブログ「二人の媛へ ・・・」参照)

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慶長9年(1604年)に「豊臣秀頼」によって再建されたというその壮麗な社殿。いつ訪れても、人がほとんどいないが、、凛とした神社の空気が気持ちいい。正面には「軒唐破風」がつき、三つの「千鳥破風」が立ち上がるという「五間社流造」という神社建築らしい本殿が壮麗で、見事である。この神社は、「上の宮」とよばれているが、二人の媛のうち、姉媛・呉織媛(くれはとりひめ)は、阪急池田駅の南、「下の宮」とよばれる「呉服(くれは)神社」に祀られている。遠く異国から日本にやってきた二人の媛の数奇な運命に思いを馳せながら、階段を下り、「伊居太神社」を後に、車を受け取りに向かう。気持ちのいい、爽やかな秋の一日。

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先日の「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」に誘われたのか、「オイゲン・キケロ/Eugen Cicero」が聴きたくなった。「オイゲン・キケロ(1940年6月 - 1997年12月)」は、ルーマニア出身のジャズ・ピアニスト。「ジャック・ルーシェ」が「プレイ・バッハ#1/Play Bach No.1」で鮮烈なデビューをしたのが、1959年。それから遅れること6年、これまた鮮烈なデビューであった。幼い頃よりクラシックのピアニストであった母親からピアノを習い、10歳の時にはリサイタルを開くようになるほどの天才振りを発揮したという。兄の影響でジャズに興味を持ち始めるようになり、ジャズ演奏家としてルーマニアからオーストリアに移って活躍を続けているうちに、ジャズ・レコード会社の社長に認められ、1965年に初めてレコード録音をする。これが、代表的なロココ作曲家である「ドメニコ・スカルラッティ/Domenico Scarlatti」、「フランソワ・クープラン/François Couperin」の楽曲をジャズ化した、デビューアルバム「Rokoko Jazz」である。

ロココ・ジャズ

オイゲン・キケロ / ユニバーサル ミュージック クラシック



「Eugen Cicero Trio - Solfeggio In C-Mall」

          
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by knakano0311 | 2012-10-27 10:06 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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