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大屋地爵士のJAZZYな生活

待ちに待った炭焼き始まる

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いよいよ待望の炭焼きが始まった。

第一回目、一日目は神事から始まる。窯口に飾り物を飾り、お神酒をあげ、二拝二拍手一拝。これから二ヶ月にわたる炭焼き作業の安全と、よい炭が焼けるようにと山の神に祈って窯を開く。

「炭焼き体験教室」も兼ねているので、今回は8名程度の一般参加者、同じ公園に所属する他クラブの参加者、炭焼きを受託している我がクラブの参加者を合わせて30人程度の規模で行う炭焼きとなる。

菊炭と呼ばれ珍重された一庫炭(=池田炭)の歴史、この公園で炭焼きを行うようになった経緯、炭焼き工程、注意事項の説明などを参加者に行い、その後実際の作業を体験してもらう。実際の作業と言っても、クヌギ再生林の手入れ、伐採、窯木づくりなどの体力勝負の大変な作業の大半は、我がクラブの日常活動の中ですでに終えているので、最後のわずかな工程の部分を体験してもらうだけである。

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クヌギ林で窯木づくりや「バイタ」と呼ばれる柴木を束ねたものを作ってもらう作業をし、窯口近くまで炭の材料となる窯木とバイタを運ぶ。窯は直径約2m、3㎡ちょっとの広さであろうか、そこに手渡しをしながら、窯内に窯木と「バイタ」とを一緒にぎっちりと詰める。優に300本ほどの窯木が入ってしまう。予備乾燥を施して一日目の作業を終える。

炭の薫り、薪からあがる煙の薫り ・・・。変わっていない。すべてが1年ぶりで心地よい。待ちに待った炭焼きが始まったのだ。


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「お久しぶりピアニスト」。今宵は、「カレル・ボエリー/Karel Boehlee」。「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/Europian Jazz Trio (EJT)」の初代ピアニストとして知られた男。EJTは、1984年、オランダの若手ジャズ・ミュージシャン3人で結成されたジャズ・ピアノ・トリオ。結成されて30年以上が経つEJTだが、たび重なるメンバー・チェンジにより、デビュー時のメンバーはいまや一人も残っていない。1995年に現在の「マーク・ヴァン・ローン/Marc Van Roon(p)」、「フランス・ホーヴァン/Frans Van Der Hoeven(b)」、「ロイ・ダッカス/Roy Dackus(ds)」に定着した。要のピアニストが交代をしたというのにEJTのサウンドは殆ど変わっていないように思える。「哀愁漂うリリカルなサウンドとヨーロッパの気品」というこのトリオの「売り」を受け継いでいるのだ。そんなEJTの原点を強く感じさせるのが、「カレル・ボエリー・トリオ」である。

サイレント・ノクターン

カレル・ボエリー・トリオ / ポニーキャニオン



「別れの曲」として知られるショパンのノクターン。
「KAREL BOEHLEE TRIO-NOCTURNE OPUS 9」

          




 
 

 
by knakano0311 | 2013-01-13 18:08 | 炭焼き小屋から | Comments(2)
Commented by groovy-days at 2013-01-13 19:19
こんばんは♪
今日も素敵なピアノありがとうございます☆
いよいよ炭焼き始まったのですね(^^)
どうぞ、お身体大切に頑張ってください!
美しい菊が花開きますように☆
Commented by knakano0311 at 2013-01-13 22:12
groovy-days さん    ありがとうございます。いよいよはじまりました。今回で4年目になりますが、心が躍りますね。
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