大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(28) ~春のあしおと~

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いよいよ3月。

あいもかわらずウォーキングを続けているが、「路傍の花、樹々の鳥」の気配で、春が近づいていているのがよくわかる。少し前からご近所の庭で満開なのが、「ロウバイ(蠟梅)」。この樹に「メジロ(目白)」、「ヒヨドリ(鵯)」などが蜜を吸いによく群れている。先日、今シーズン初めて「ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)」をみかけた。

そして、2月23日からは、「春告げ魚」とよばれ、瀬戸内海に春の訪れを告げる「いかなご(玉筋魚)」漁が、大阪湾と播磨灘で一斉に解禁され、漁師らが次々とイカナゴの稚魚「新子(しんこ)」を水揚げしたというニュース。(写真は「神戸新聞」より)

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「イカナゴ」は水面を長い群(玉)になって泳ぐので、 「玉筋魚」と表記され、それを「イカナゴ」と呼ぶのは、何の魚の子か判らなかったことから、「いかなる魚の子なりや」という意味で「イカナゴ」と呼ばれるようになったという。(出典 Wikipedia) そして、もうしばらくすると、春の味覚の風物詩、新子の「イカナゴの釘煮(くぎに)」が店頭に並ぶ。

「イカナゴの釘煮」は、佃煮の一種で、水揚げされたイカナゴを平釜で醤油やみりん、砂糖、生姜などで水分がなくなるまで煮込む。炊き上がったイカナゴは茶色く曲がっており、その姿が錆びた釘に見えることから「釘煮」と呼ばれるようになったという。関西人は、これが食卓に上がると、春が来たという実感が湧くのである。

そして地域の子供たちと、工作や遊びを工夫するボランティア活動。2月は「凧をつくって揚げよう」であった。竹ひごを十字に組み、和紙を張り、尻尾をつけただけの簡単な凧であるが、これがなかなか子供たちにはできない。特に凧糸を取り付けることができる子は皆無。しかし我々が手伝って作った凧は、春一番を予感させる風に乗って、大空に勢いよく舞い上がった。

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さて、「お久しぶりピアニスト」である。「ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ/Louis Van Dijk Trio」。「ルイス・ヴァン・ダイク」といえば、「アン・バートン/Ann Burton」の2枚の名作、「ブルー・バートン/Blue Burton」、「バラード&バートン/Ballads Burton」でピアノ伴奏をしていた、あの「ルイス・ヴァン・ダイク」です。

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「ルイス・ヴァン・ダイク」は、60年代初頭から活動しているオランダのピアニスト。ご多分に漏れず、彼もクラシック・ピアノを学び、程なくしてジャズに出会い、ジャズに傾倒したという。そして19歳にルースドレヒトのジャズコンクールで衝撃のデビューを果たすと一躍トップピアニストの地位を得た。トリオでの演奏を得意とし凄みのある演奏をするが、一方、アン・バートンの「Blue Burton」では素晴らしい伴奏を見せるなど臨機応変に対応する柔軟性もあったようだ。

1941年、アムステルダム生まれの71歳、ご長寿ピアニストに入れてもいいくらいのお歳。我々とほぼ同年代。そんなせいもあってか、我々爺さんには、甘すぎるかもしれないが、この熟練のピアニストの奏でるバラードが、ちょうどいいくらいの心地さで響いてくる。

バラード・イン・ブルー

ルイス・ヴァン・ダイク・トリオエムアンドアイカンパニー



このアルバムから、絶品バラード、「エスターテ(夏)」を ・・・。

「ESTATE-Louis van Dijk Trio」
 
          


 

おもいでの夏

ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ / エム アンド アイ カンパニー


 
バートンのアルバムでもその冴えを聴かせた、「A Lovely Way To Spend An Evening (邦題;恋に過ごせし宵)」を ・・・。

「Louis Van Dijk Trio ‐ A Lovely Way To Spend An Evening」

         
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by knakano0311 | 2013-03-01 11:19 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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