大屋地爵士のJAZZYな生活

花も人も移りゆく

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「エドヒガン(江戸彼岸)」、「ソメイヨシノ(染井吉野)」の季節が終わって、遊びの山では、「ヤマザクラ(山桜)」(写真上)、「ハナカイドウ(花海棠)」(写真左)が満開の時期を迎えている。そして櫻も移ろい、その次咲くのは、「ウワミズザクラ(上溝桜)」、ちょっと遅れて「イヌザクラ(犬桜)」の季節となる。その他の山の樹々も若葉が一斉に出始め、明るい緑が目に心地よい季節となった。

前回、わが街の高齢化率が35%を超えたと書いた。そんな地域で、地元の子供たちに、遊びや遊び道具の工作を教えるボランティア活動をずっと続けてきた。妻は10数年前から、私は定年後からであるから6年ぐらいである。そんなボランティア活動が、活動中止になりそうな気配が濃厚なのである。

原因の一つは、リーダーの後継者がいないことである。このボランティアはTさんという方が始めた活動である。もとはといえば、Tさんが近所の小学校低学年の子供たちに自宅を開放して活動を始めたが、やがて協力者ができ、ボランティア活動として、学校にも地域にも認知されるようにもなり、それに目を付けた地域のコミュニティ組織が、「三世代交流の場」として、丸ごと抱え込み、予算もつけて活動を支援してきた。いまや、地域に密着した活動になっている。しかし、良くも悪くもTさんあっての活動なのである。そのTさんが、元気とはいえ80歳近くなり、リーダーを引退すると宣言したのが一昨年。当然「さて、後継者は?」ということになった。コミュニティ組織の役員は毎年変わるし、活動への関心の温度差もあってか、すれ違いもあったようで、彼ほどの情熱をもって引き継ごうという人は出てこない。私自身も山の手入れのボランティア団体の代表をしているので、サポートはいくらでもできるが、リーダーとして活動するには、身動きとれない。後継者問題、あるいは組織と個人の問題が、定年後もこんなところでも顔を出してくる。結局のところ、彼の後を引き継ぐ人が出てこず、またコミュニティ組織も大きく変わるということで、活動中止になりそうな気配が濃厚なのである。

実際のところ、高齢化率が35%を超えて、子供たちとの交流より、シニア間の交流の方が、団地にとっては重要となってきたというのが本音のところかもしれない。いずれにせよ、地域での色々な活動が、ひとつの大きな転機を迎えていることは間違いない。

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何事も予定調和どおり進めば、波風は立たないのだが、それでは守りに過ぎて少しも面白くない。「では、お前さんのブログはどうなんだ?」、そんな声が聞こえてきそうであるが、それはさておき、その予定調和の音楽性が爺さんには何とも心地よい。おきまりの上品さと典雅、華麗さを持つトリオは、「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」である。前作から2年ぶりとなるアルバム、「祈り~春の海」。情景がヴィヴィッドに思い浮かぶ楽曲を選んだとされ、特に日本への思いを、「宮城道雄」の「春の海」、日本人なら誰でも知っている「故郷(ふるさと)」といった日本の楽曲のカヴァーも楽しめる。結成以来、29年、変わらぬその音楽性で我々をを楽しませてくれてきたが、このトリオ、さて転機を迎えている気もするが ・・・。

祈り~春の海

ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / ポニーキャニオン



因みに、「宮城道雄」は神戸生まれであり、神戸・浪花筋を南へ進み、旧居留地58番地(現:56番)の三井住友銀行のビルの東に生誕の碑が建っていて、その前に立つと「春の海」の琴の音が流れてくる。YOUTUBEにアップないが、「みてれぅプレイヤー」なるサイトにアップされていましたので、下記をクリックしてみてください。

「European Jazz Trio - 春の海」
 
 
 
 
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by knakano0311 | 2013-04-19 10:49 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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