大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(30) ~いずれアヤメか、カキツバタ~

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いつものウォーキングの道筋、バス通りの歩道の脇に咲きだした「アヤメ(菖蒲)」。「アヤメ」と「ショウブ」はどちらも漢字で書くと同じ「菖蒲」であるし、花もよく似ているので、100%の自信はないのであるが ・・・。調べたら、「アヤメ」は、別の漢字では、「文目」、「綾目」と書かれるように、花弁の元のところに網目状の模様がある事で、「ショウブ(菖蒲)」や「カキツバタ(燕子花、杜若)」と見分けができるという。

いずれにしても、この時期我が家の近くの歩道の脇に咲くこの花、同じ時期に、やはり街路樹や庭木として咲いている「ハナミズキ(花水木)」とは異なる「和」の風情を感じる。

そして、この時期多く見かけるのが、スーツ姿が全く板についていない就職したてと思しき若者たち。この就職困難期を乗り越えた若者たちにとりあえずエールを贈りたい気持ちになる。現役の頃は、自分の部署にどんな新人が配属されてくるのか、興味津々であった。最近はあまり聞かないが、その年の新入社員のタイプを、例えば「瞬間湯沸かし器型」(昭和57年度/1982年)と評したものが、新聞紙上を賑わせたものである。まだ続いているのかと調べてみたら、今年は、「ロボット掃除機型」だそうである。何故かって? 興味のある方は、『入社年度別新入社員タイプ一覧』をどうぞ ・・・。

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さて、私は女性ボーカルのニュー・カマーはいつでも大歓迎である。さらに美人とくれば言うことはなし。またそんなアヤメやカキツバタ探しが、段々と数が少なくなってきているCDショップをひやかす私の原動力ともなっている。最近見つけた驚きのニュー・カマーがある。オーストラリア出身で、なんと元モデルという美貌の女性ジャズ・ヴォーカリスト&コンポーザー、「ペネロペ・サイ/Penelope Sai」。試聴した瞬間、即、買いを決めた魅力のアルバムは、「シアナ/Sinana」。私は知らなかったが、2009年に発表されたデビュー・アルバム、「EVENING FALLS」が話題となり、セカンド・アルバムが長らく待ち望まれていたという。

帯に曰く、『ジャズ・ヴォーカル・ファンを虜にする、魅惑の響き。クールかつ妖艶、落ち着いた大人の魅力が漂うヴォーカル ・・・・』。

しばらくパリで音楽活動をしていたというから、そんなことが影響してか、オーストラリア出身ながら、全編を通じてヨーロッパ・ジャズの薫りがするアルバム。

Siana

Penelope Saï / Rip Curl Recordings



愚にもつかない私の説明より、聴いていただくのが一番でしょう。まずは「A.C.ジョビン/A.C.Jobim」の「Once I Loved」。大人の女性の魅力溢れるクリアで落ち着いた声が、高音域までのびやかに広がり、スキャットが、まるでナイトクラブにいるかのような、ちょっと不思議な雰囲気を醸し出す。そして、バックの「ショーン・マッケンジー/Sean Mackenzie」のピアノがすごくいい。

「Penelope Sai- Once I Loved」

          

次は、彼女自身のオリジナルでアルバム・タイトル曲、「シアナ/Siana」。ベースのアルコ弾きにはじまり、スペシャル・ゲストのフランスのジャズ・ヴァイオリン奏者、「ディディエ・ロックウッド/Didier Lockwood」のしっとりとした音色が彼女の情感溢れる歌唱を際立たせる。

「Penelope Sai - Siana」

          
 
 
 
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by knakano0311 | 2013-05-05 10:21 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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