大屋地爵士のJAZZYな生活

海へ、umie ・・・

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JR大阪駅の北側、かってのJRバックヤードの跡地に4月26日に街開きした複合ビル群、「グランフロント大阪」の来場者数が、6日までの11日間で367万人に達したという。連日TVで報道されていたが、根っからの新しいもの好き、興味はないことはなかったが、その人出を聞いて、「この歳になって、そんなところへはよういかん、ほとぼりが冷めるまで見送ろう」と決めた。

一方、ダイエーや阪急百貨店などの撤退などもあって、長い間低迷を続けていた神戸港に隣接する商業施設、「神戸ハーバーランド」のメイン施設が、「神戸ハーバーランドumie(ウミエ)」として、4月18日にリニューアル・オープンした。この界隈は、このブログでも何回となく登場している、わが街歩きの定番コースである。「umie」、なかなか響きのいいネーミング。早速、混雑する連休を避けて、その変わりぶりを見に行ってみることにした。

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かって、閑古鳥が鳴いて薄暗かった立体駐車場だったが、平日なのに車が一杯。しかも、他府県ナンバーが多い。エレベーターを降りると、いよいよ、「umie」。リニューアルだから、基本的に前と同じ空間なのに、明るい解放感に包まれている。たぶん、色使いのためであろう、なんとなく暖色系、ラテン系の色で、海辺を感じさせる。

リニューアル後は、200を超えるほどのテナントが入ったそうだ。「ZARA」、「H&M」、「UNIQLO」などの有名ブランド、シネマ・コンプレックスのほか、地元神戸のブランドも結構入っているようだ。運営は、各地のモールで成功しているイオンモールだという。神戸のイメージを最大限利用して、若者中心の集客に舵を切ったようだ。

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そして、かっては海運で栄えた、神戸港に隣接する栄町という区域がある。今は、三宮、元町に中心が移ってしまって、寂れた感があったが、そのレトロな街並みを活かして、多くの若者たちが古いビルにブティックや雑貨屋などを開き、今では新しい情報発信、観光の場として多くの若者たちで賑わっている例もある。海に面した「モザイク」には、「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」がオープンしたというから、子供を中心とした家族連れの集客力もアップするに違いない。ショッピング中心の「街づくり」が多少気にならない訳ではないが、この賑わいが尻つぼみにならないよう、「umie」が神戸の街に定着して欲しい。

いずれにしろ、神戸を愛する私としては、喜ばしいことに、またひとつ「街歩き」のスポットが増えたのだ。

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さて、「お久しぶりピアニスト」は、海辺へ出かけたこともあって、「海辺のピアニスト」と呼ばれている、「ディディエ・スキバン/Didier Squiban」。フランス、ブルターニュ出身のピアニスト、作・編曲家である。「ブルターニュ」、そして「海」が一貫した彼のテーマ。(参照拙ブログ「海辺のピアニスト」など)

1959年フランス、ブルターニュ地方のプルーダルメゾーに生まれる。8歳のときに教会のオルガンに魅せられてピアノを始める。ジャズ・オーケストラの結成や、音楽活動“ケルトの文化遺産”への参加などさまざまな活動を経て、1997年より、「ブルターニュ、海」をテーマにしたソロ・ピアノ3部作となるアルバムを発表し、大きな評価を得た。「まるで予定調和のようなヒーリング・ミュージック」という評価もあるが、私は心安らぐ究極のBGMとして、一日中流していたこともある。
  
三部作、第一作目のアルバムは、ブルターニュの伝統音楽、「ケルト音楽」へのオマージュとなった「MOLENE~この世の果て」。これはブルターニュ・アルバム大賞を受賞したという。3つの組曲、(「三つの石」、「泡のすみか」、「バネック島」)、全18曲からなる壮大な叙事詩。

MOLENE/モレーヌ~この世の果て(ピアノ三部作(1)) (CCCD)

ディディエ・スキバン / avex io



「組曲No.2:泡のすみか」から「夜のワルツ」。

「Didier Squiban - Variations sur laridé à 6 temps」

          

1999年、第二作としてリリースされた「Porz Gwenn~白い港」は、ドイツの最優秀ジャズ・アルバムを受賞したという。ブルターニュ地方の歴史、民話などに想を得たアルバム。

Porz Gwenn/ポルス・グウェン~白い港(ピアノ三部作(2))

ディディエ・スキバン / avex io



「ピアノ・ソロ」三部作の最後は「ROZBRAS ~12の色彩」。ブルターニュ地方の伝統的な「Gwerz/グウェルス」と呼ばれるアカペラ・ソロで歌われる「哀歌」を、イメージして、12曲のバラードをちりばめたアルバム。曲ごとに日本語で色のイメージがつけられている。

ロスブラス~12の色彩(ソロ・ピアノ三部作(3))

ディディエ・スキバン / avex io



そのラストのイメージ、「イメージ12/淡水色の記憶」。
 
「didier squiban - image 12.」
  
          


 
 
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by knakano0311 | 2013-05-17 09:20 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)
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