大屋地爵士のJAZZYな生活

胡蝶蘭を買う

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いつもウォーキングの途中に団地の商店街に寄り、昼飯やら夕飯の惣菜などを仕入れるのが常である。先日のことである。いつもの以前は花屋だった総菜屋によると、小振りの「胡蝶蘭(こちょうらん)」が置いてある。安い! 何と一鉢750円の値札がついている。「胡蝶蘭」といえば、クラブの開店祝いや議員の当選祝いなどに贈られる1万円以上はする高価な花である。いくら小振りとはいえ、1,750円の間違いではないかと思ったが、確かめてみても750円である。しかも、二鉢限り。思わず、二鉢も買ってしまった。早速部屋に置いてみたが、ある種のムードというか雰囲気が醸し出されるのは、胡蝶蘭の持っている花のチカラか ・・・。育てるのは極めて難しいというが、ダメでもともと、「入門編」として育ててみることにした。

さて、今回も和ジャズ美メロピアニスト、「大石学」つながりでのお久しぶり女性ボーカルは、「レディ・キム/Lady Kim」。最初に「大石学」を聴いたのは、「伊藤君子」か「レディ・キム」のアルバムの歌伴だったからである。

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「レディ・キム」といっても、韓国系ではない。本名、「キンバリー・ゾンビック/Kimberly Zombik」の黒人女性シンガー。メイン州生まれ、マサチューセッツ州ボストン育ち。幼少の頃から、「バーブラ・ストライザンド/Barbra Streisand」に憧れ、歌うことに興味をもち、17歳の時に見た「ダイアナ・ロス/Diana Ross」主演の映画「ビリー・ホリデイ物語 奇妙な果実」で「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」を知り、一気に魅了されたという。その後、「ビリー・ホリデイ」を主人公とするミュージカルの主役に抜擢され、「ビリーが蘇った」と称賛される。そして、舞台を見て、ビリーによく似ていると驚いた日本のプロデューサーにより、2004年7月、「レフト・アローン/Left Alone」でデビューを飾った。ややロリータ声でスモーキーながら、ビロードの様にやわらかくしなやかな歌声。その声は胡蝶蘭にたとえてもいいだろうか ・・・ 私の好きな歌手の一人でもある。しかし、「レディ・キム」、立て続けに3作ほどリリースされたが、その後はお目にかかっていない。一体どうしたのですかね? ・・・

以前、とリあげた時も書いたと思うが、「ビリー・ホリデイ」に似ているかどうかなんてことはどうでもいいことである。ビリーが聴きたてれば、ビリー本人を聴けばいい。ビリーをリスペクトしつつも、似ているといわれても、負担を感じず、独自のボイスでしなやかに歌う彼女に好感を覚えるから、この若くて才能のある黒人女性シンガーのその後が気になっている。

第2作目、「万物は流転する/Everythig Must Change」のピアノ、キーボードが「大石学」。東京でのスタジオ録音。曲の持つ美しさ、彼女のスモーキーな声を見事にサポートしている。

エヴリシング・マスト・チェンジ(紙ジャケット仕様)

レディ・キム 大石学 坂井紅介 トミー・キャンベル 土岐英史 井上信平Village Records



そのアルバムから、「レオン・ラッセル/Leon Russell」の手になり、「カーペンターズ/Carpenters」が大ヒットさせた名曲、「A Song For You」を ・・・。

「A Song For You - Lady Kim with Manabu Ohishi」
パーソネルは、「Lady Kim (vo)」、「大石学 Manabu Ohishi (key.pf)」、「坂井紅介 Benisuke Sakai (b)」、「Tomy Campbell (ds)」、「土岐英史 Hidefumi Toki (ss.as)」、「井上信平 Shinpei Inoue (fl)」。

          

舞台を見て、ビリーによく似ていると驚いた日本のプロデューサーが制作した最初のアルバム、「レフトアローン/Left Alone」から、タイトル曲。ただし、この歌、作詞はビリーだが、「マル・ウォルドロン/Mal Waldron」がビリーの追悼のため曲をつけたので、ビリー本人は歌った事がないという。ピアノは大石でなく、「ロイド・メイヤーズ/Lloyd Mayers」 だが、これまた泣かせるピアノである。

レフト・アローン

レディ・キムVillage Records



「Left Alone - Lady Kim」
パーソネルは、「Lady Kim (vo)」、「Lloyd Mayers (pf)」、「Paul Brown (b)」、「 Clarence "Tootsie" Bean (ds)」。

          
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by knakano0311 | 2013-06-01 07:33 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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