大屋地爵士のJAZZYな生活

時の記念日に和時計をつくる

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6月10日は「時の記念日」である。

日本書紀、天智天皇10年の4月25日(グレゴリオ暦671年6月10日)に、

『漏尅を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。始めて漏剋を用いる。此の漏剋は、天皇の皇太子に爲(ましま)す時に、始めて親(みづか)ら製造(つく)りたまふ所なりと、云々(うんぬん)。』

とあり、日本初の時計が鐘を打った日が6月10日であることから、東京天文台と生活改善同盟会が1920年に、この日を、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定した。なお、「漏尅」すなわち「漏刻」とは水時計のことである。(参照Wikipedia)

2010年に雑誌「大人の科学」で「二挺天府式和時計」を買ったまま、ほったらかしてあるのに気が付き、3年近くもたった「時の記念日」に組み立ててみようと思い立った。星が見えなくなる夜明けを「明け六つ」、星が見え始める日暮れを「暮れ六つ」と呼び、それを境に昼夜を6等分づつ分けていたという、他に類を見ない日本の「不定時法」に合わせて考案された「二挺天府式和時計」である。2時間ほどで、組み立てられ、一応は動くには動くいたが、まだ調整が必要なようである。もともと私は、「ラヂオ少年」、そして、大学は、なんと「精密工学科」を一応卒業しているのである。だから、この歳になっても、私は、こんな工作が大好きなのである。

組み立てながら、故郷の松本に「時計博物館」があり、いくつもの和時計が展示されていることを思い出した。

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さて、今宵のピアノ。「大石学」につづく和ジャズの美メロ・ピアニスト、「寺村容子」。「寺村容子」といえば、かの「寺嶋靖国」氏が、「寺嶋レコード」を設立した時の、看板ボーカル、「MAYA」の歌伴をした「松尾明トリオ」のピアニストとして注目された。その彼女が、「ジャズは哀愁とガッツ」という、寺嶋イズムを表現するリーダー・ピアニストとして初リーダー・アルバム、「TERAMURA YOKO MOODS」につづいて、この6月、セカンド・アルバム、「ザ・ソング/The Song」をリリースした。いよいよ、「寺嶋レコード」の美メロ・ピアニストとして、表舞台に躍り出てきたという感じ。

神奈川県出身、武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。大学までは、クラシック音楽を学んだが、ジャズや、ブルースのサウンドに興味を持ち、 ジャズ・ピアノは独学だという。デビュー、セカンド・アルバム、ジャンルを問わない、そしてよく知っている美メロ曲が満載。EJTのような趣も感じられ、いつまでも聴いていたいと思わせるように心地よく響く。

TERAMURA YOKO MOODS

寺村容子トリオ / 寺島レコード



THE SONG ザ・ソング

寺村容子トリオ / 寺島レコード



さて、この「寺村容子」トリオ、YOUTUBEには殆どアップされていない。仕方ないので、「MAYA」の歌伴、「松尾明トリオ」時代の演奏ぶりを紹介しておくことに ・・・。その美メロの一端が窺える。ラテンの名曲「キサス・キサス・キサス/Quizás, quizás, quizás (英語タイトル;You Belong To Me)」。パーソネルは、MAYA(vo)、寺村容子(p)、嶌田憲二(b)、松尾明(ds)。

「MAYA -YOU BELONG TO ME(キサス・キサス・キサス)」

          
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by knakano0311 | 2013-06-13 15:30 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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