大屋地爵士のJAZZYな生活

続・BGMは夏バージョンで ・・・ ~懐かしのボサノバ・アルバム(1)~

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毎日のように、この夏私が車で聴いているCD、「BGMは夏バージョンで ・・・」の3回目である。最初はフュージョンの「今田勝」、そして、「英珠」などのトロピカルなサウンド、そして3回目は、「ボサノバ」である。まあ、どうでもいいような話であるが、「夏こそボサノバ!」という方のためのサービスとでもお考えください。

1950年代の終わり、音楽好きのリオの若者たちの間で、ジャズのコードを取り入れて、一気にブラジル中に広まったボサノバ。そのルーツは、映画「This is Bossa Nova」で述べたとおり。(拙ブログ「音楽の誕生~ボサノバのルーツを知って~」参照)

そして1960年代、今度はアメリカの多くのジャズメンたちがこの新しいブラジル音楽を取り入れ、ボサノバはワールド・ミュージックとして、一気に世界へと広がって行った。その世界的な広がりについても、かって、拙ブログに何回か述べてみた。(「ボサノバはお好き?(1) ~クラシック・ボッサはサウダージ(郷愁)~」・・・「ボサノバはお好き?(7)増補~忘れちゃいけない ~」

わたしは、かってはかなりの「ボサノバ好き」であったが、最近ボサノバのスターが出てこない、あるいは目に留まったボサノバの新アルバムがないためか、(私が気付かないだけかも知れませんが ・・・)ボッサ・アルバムの新譜は聴いていません。たまにお気に入りのアルバムにおけるボッサ・ティストの曲、例えば「デニース・ドナテッリ/Denise Donatelli」の「Soul Shadows」や、「カレン・ソウザ/Karen Souza」の「Paris」などに心地よさを感じるといったところでお茶を濁している。

しかし、やはり「夏こそボサノバ!」。ここは一番、かっての「懐かしのボサノバ」を車に一杯詰め込んで、六甲山から須磨海岸あたりをドライブしたら最高なんだが、きっと大混雑でしょうね ・・・。

さて、最初は、ボサノバ発祥の地、ブラジルはサンパウロ出身のピアニスト、「イリアーヌ/Eliane Elias」。最近はボーカリストとしての人気も高いのであるが、彼女がボサノヴァの父、「アントニオ・カルロス・ジョビン/ A.C.Jobim」の作品を取り上げたアルバムから行きましょうか。plays & sings A.C.Jobim。ピアノでもボーカルでもジョビンに取り組んでいるアルバムです。

「三月の雨」の美しいメロディーから始まり、ジャジーな「おいしい水」へと流れていくメドレーで始まるのが、ピアノ編、「風はジョビンのように」。

風はジョビンのように

イリアーヌ / ユニバーサルミュージック



そして、ボーカル編。この「海風とジョビンの午後~イリアーヌ・シングス・ジョビン~」が、初めてのヴォーカル・アルバムであったが、これで人気がたかまり、彼女はその後歌手としても活躍している。

海風とジョビンの午後~イリアーヌ・シングス・ジョビン~

イリアーヌ / ユニバーサルミュージック



彼女がボサノバ歌手としても不動の地位を築いたのが、「私のボサ・ノヴァ/Bossa Nova Stories」。「海風とジョビンの午後」はポルトガル語での歌唱だったが、今回は英語の歌詞が多く、ストリングスも入った豪華盤で、たっぷりとそのボーカルが堪能できる。

Bossa Nova Stories

Eliane Elias / Blue Note Records



「Eliane Elias - Estate」

          

そして、聴く人を決して裏切らない快適なドライブを保証するのが、「ハリー・アレン/Harry Allen」でしょうか。代表的ボッサ・アルバム、3作ほどあげておきましょう。

ブルー・ボッサ

ハリー・アレン / スイングブロス



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アイ・キャン・シー・フォーエヴァー

ハリー・アレン ギルヘルム・モンテリオ ジェイ・バーリナー ロン・カーター グレディ・テート ジョー・アシオンBMG JAPAN



リカード・ボサノヴァ

ハリー・アレン / カメラータ東京



ボサノバのスタンダードですね。ジョビンの「Wave」。

「Harry Allen - Wave」

          

続いてジャズ畑の女性ボーカル、「イーデン・アトウッド/Eden Atwood」。モデルの仕事もしていたことがあるというから、かなりの美貌の持ち主。これもジョビンの作品を中心としたボサノバのスタンダード集であるが、Smooth Jazzなどのボサノバ・アルバムとはちょっと違うテイストをもつのが、「Waves: Bossa Nova Session」。

Waves: Bossa Nova Session

Eden Atwood/Groove Note Records



「Eden Atwood - Girl From Ipanema」

          

もう一つ忘れられない学生時代から聴いているアルバムがあります。ジャズ・アルバムですが、ジャズ・ボッサ・アルバムと言っていいでしょう。「デイヴ・ブルーベック・カルテット/The Dave Brubeck Quartet」のサックス奏者であり、あの「テイク・ファイヴ/Take Five」の作曲家としても知られる「ポール・デスモンド/Paul Desmond」のアルバム、「テイク・テン/Take Ten」(1972年)。このアルバムを聴くと、ボサノバがジャズ、特にウエストコースト派に与えた影響がよく理解できる。 サポートしているギタリスト、「ジム・ホール/Jim Hall」のボッサ・テイストを醸し出す好演も聴きのがせない。

Take Ten

Paul Desmond / RCA



ちょうど、フル・アルバムがアップされていたので、あげておきます。

「Paul Desmond - Take Ten Full Album」

         

さて、ジャズだけではなく同じく大きな影響を受けたPOPS界の代表アルバムは、「イーディー・ゴーメ/Eydie Gorme」 の「恋はボサノバ/Blame It On The Bossa Nova」(1963年)。タイトルがいい、「ボサノバのせいよ!」だって。タイトル曲や「ギフト(リカード・ボサノバ)/The Gift (Recado Bossa Nova)」など、本当によく聴いたものです。何年たってもいまだに飽きない、エバー・グリーンのアルバム。そこから2曲を ・・・。

恋はボサ・ノヴァ

イーディー・ゴーメ / インディーズ・メーカー



「Eydie Gormie - Blame It On The Bossa Nova」

         

「Eydie Gormé - The Gift (Recado Bossa Nova)」

         


・・・・・・・・・・・・・・・・・  続く  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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by knakano0311 | 2013-08-12 09:54 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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