大屋地爵士のJAZZYな生活

狭き庭で始まる秋は ・・・

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我が家の狭き庭先の「コムラサキ(小紫)」の実が、いい色に色づいてきた。なにとは言わず、自然の色の鮮やかさにはいつも驚かされるが、実にきれいな紫色である。「ムラサキシキブ(紫式部)」といわれて買い求めたものであるが、葉の先端半分にだけ鋸歯があり、葉の付け根から少し離れた所に実がつく、いわゆる「腋上生」であることからして、よく似ているが、別種の「コムラサキ」であろう。この「コムラサキ」、多くの都道府県でレッドリストの種に指定されているという。こんな小さな実の色づきから狭き庭の小さな秋が始まる。

さて、定年後、買い物、ウォーキング、食事、ドライブ、旅行 ・・・、夫婦で出かけることが圧倒的に多くなった。別に「罪滅ぼし」という訳では決してないのであるが ・・・。そして、ここ数日のドライブで、流しっぱなしにしているアルバムは、「Jazz for When You're Not Alone」。少し前に紹介した「Jazz for a Rainy Afternoon」と同じ古き60年代を感じさせるレトロでムーディーなJAZZを満載した「Savoy Jazz」のシリーズである。「ゆったりとして、優しくて、聴きやすい」とは妻の評判。決してジャズに興味があるとはいえない妻の弁だから、本当にJAZZ初心者にとっても心地よいのでしょう。オススメです。でも、決して「Smooth Jazz」ではありません。2枚組20曲、「My Romance」、「Angel Eyes」、「Round Midnight」、「You Don't Know What Love Is」、「All the Way」、「Alone Together」などのスタンダード満載。そして、さすが老舗の「Savoy Jazz」だけあって、「Jazz for a Rainy Afternoon」で、いたく痺れた「ヒューストン・パーソン/Houston Person」、「ソニー・スティット/Sonny Stitt」、「カーティス・フラー/Curtis Fuller」、「渡辺貞夫」、「イリアーヌ・イリアス/Eliane Elias」、「トゥーツ"・シールマンス/Tools Thielemans」、「ハンク・ジョーンズ/Hank Jones」など時代を代表する一流どころがずらり。そして、この年代の演奏にしては、録音もかなりいい。

Jazz for When You're Not Alone (Dig)

Various Artists / Savoy Jazz



さて、妻のあんな評価を聞いてしまったので、シリーズの別アルバム、「Jazz for When You're Alone」は、車の中では、ちょっと聴きにくいかも?。何時聴きましょうかね。一人でブログを書いている時にでも ・・・。

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トロンボーンで一世を風靡した「カーティス・フラー・クインテット」のアルバムに、「Five Spot After Dark」などが収録された「Blues-Ette」(1959)というアルバムがあるが、そこにも収録されている「Love Your Spell Is Everywhere」が「Jazz for When You're Not Alone」にも収録されていて懐かしい。オリジナルのアルバムは、1993年にほぼオリジナル・メンバーで新たに吹き込んだ「サボイ」の企画アルバム、「Blues ette PartⅡ」(1993)。老いを感じさせることは否めないが、あの1960年代を懐かしむ想いが湧きあがってくる。そして、「Blues-Ette」(1959)には、聴いたことはありませんが、実は全く同じメンバーで、同じ曲順で構成された裏アルバムともいえる、別テイク集、「Blues ette Vol.2」(1959)がある。そこにも、「Love Your Spell Is Everywhere」は収録されているのである。ああ、ややこしい ・・・。

Blues-Ette 2

Curtis Fuller / Savoy Jazz



オリジナルは上の「Blues ette PartⅡ」(1993)に収録されている、やるせないマイナーのバップ、「Love your spell is everywhere 93」を ・・・。円熟、円やか ・・・、尖ったところを、すっかりなだらかに削ぎ落した様な演奏で、今の私には好ましい。パーソネルは、ベースが「ジミー・ギャリソン/Jimmy Garrison」から「レイ・ドラモンド/Ray Drummond」に変わっているが、その他は、「カーティス・フラー/Curtis Fuller (tb)」、「ベニー・ゴルソン/Benny Golson (ts)」、「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan (p)」、「アル・ヘアウッド/Al Harewood (ds)」という1959年当時のご長寿メンバーというのも好ましい。

「Curtis Fuller - Love your spell is everywhere 93」

 
         

 



 
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by knakano0311 | 2013-10-04 09:47 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(2)
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Commented by JAZZ好き団塊オヤジ at 2013-10-05 00:18 x
爵士さんのブログいつも楽しく拝見させていただいています。
コムラサキ(小紫)(私達夫婦は紫式部と呼んでいますが・)の鮮やかな紫色が宝石みたいで素敵ですね。
さて、”Blues ette(オリジナル盤ですが) ”は小生のお気に入りの一枚で、今でも時々針を落として聴いていますし、CD盤も通勤途中の車の中でよく聴いていて、今ではアドリブフレーズが自然に口からでてしまうほど聴き込んだ一枚です。
とにかく聴きやすく、リラックスできるアルバムですね。
ではでは・・。
Commented by knakano0311 at 2013-10-05 09:46
JAZZ好き団塊オヤジ さん  ありがとうございます。最近この一連のSAVOYの企画アルバムを聴いています。まさに「懐メロジャズ」といったところ ・・・。それに癒され懐かしく思う自分に気が付き、改めて歳と生きてきた人生を感じます。
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