大屋地爵士のJAZZYな生活

杉本好夫デジタル版画展

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(知恩院三門 楼上の柱と梁)

今年もまた個展開催の便りが来ました。知り合いの「杉本好夫(たかを)」さんの「個展」です。今年で5回目くらいになりましょうか。いままでは、「切り絵展/杉本好夫の世界」というタイトルがついていたが、今年は、「杉本好夫デジタル版画の世界観 知恩院二十六景」となっている。いよいよ本領発揮、彼の作品の本質をよく言いあらわしていると思う「デジタル版画」を全面に出してきたかという感じ。

杉本さんは、私が前に住んでいた大阪市内のマンションの同じ棟の住人で、何かと親しくさせてもらっていた間柄。もともと大阪でデザイン事務所を開いているグラフィック・デザイナーであるが、趣味の切り絵が嵩じ、個展を開くまでになったという。そして近年は「知恩院」を題材にしたシリーズ作品を発表し、「知恩院」のギャラリーで個展を開くといった活動をしている。「知恩院」が、おやじを祀っている浄土宗の総本山であるのも何かの因縁かも ・・・。 (参照拙ブログ「切り絵展/杉本好夫の世界」

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さて、「デジタル版画」とは何か? カッターで切り取った線で描画していくという「切り絵」で行っている工程作業を、パソコンの「お絵かきソフト」で行なって、レイヤーを幾重にも幾重にも重ねて絵を完成させ、最後はプリンターで印刷するという作品である。

我が家にも、彼の「デジタル版画」作品で、大和、大宇陀(おうだ)で最も有名な「又兵衛櫻」を描いたと思われる「大宇陀の櫻」がある。何時も眺めながら、春の息吹と櫻の生命力を感じさせてもらっている。(参照拙ブログ「我が家の櫻」「我が家の桜に会いに・・・ ~又兵衛櫻~」

杉本さんの作品やデジタル版画の作り方、作品などに興味のある方は、ホームページ、「たかをの部屋」をご覧ください。また、個展は、11月2日(土)から8日(金)まで下記で行っています。
 
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さて、今宵も復刻盤から古き良き時代を感じさせる女性ボーカルを・・・と参りましょうか。「シーラ・ジョーダン/Sheila Jordan」なんぞいかがでしょうか。

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「シーラ・ジョーダン」。1928年ミシガン州デトロイト生まれ。1941年に地元のジャズクラブでピアノを弾き、歌を唄い、セミプロとしての活動を始めたという。この時期に共演した「チャーリー・パーカー/Charles Parker」の音楽に大きな影響を受けた。1951年、ニューヨークに活動の場を移し、音楽理論を学んだのち、1952年、「チャーリー・パーカー」のグループのメンバーでピアニストの「デューク・ジョーダン/Duke Jordan」と結婚する。その後、グリニッジ・ビレッジを中心に様々なジャズ・クラブで演奏やセッションを重ね、1970年代初め頃からは、その後長年にわたって共演を重ねるピアニスト、「スティーブ・キューン/Steve Kuhn」とのデュオの演奏を始める。

彼女は、ビー・バップ時代のジャズをベースに、現代のモダン・ジャズなスタイルも取り入れ、ヴォーカルを楽器のように自在にスキャットでインプロヴィゼーションさせるジャズ・ヴォーカリストとして伝説的な存在になっているといっていい。御年85歳。驚くべきことに80歳過ぎてからも、ライブを行っているという。その芸術肌の伝説的シンガーが、ブルーノートに残した「幻の・・・」といわれたアルバムの復刻盤が、「チャーリー・パーカー」に心酔していた初期の傑作といわれる「Portrait of Sheila Jordan」。

Portrait of Sheila Jordan

Sheila Jordan / Blue Note Records



その中から、「ビリー・ホリディ/」の名称で知られる「I'm a fool to want you」を。ビリーとはまた一味違う絶品のバラード、揺れる切なさが伝わってくる。

「Sheila Jordan - I'm a fool to want you」

          
 

そして彼女が心酔していた「チャーリー・パーカー」の名曲、「コンファメーション/Confirmation」。2012年1月11日、NYのジャズクラブ「イリジウム/the Iridium」におけるライブである。84歳のその驚異のライブに驚かされる。
 

「Sheila Jordan - Confirmation」

          

 
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by knakano0311 | 2013-10-28 09:37 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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