大屋地爵士のJAZZYな生活

七五三の夜に聴く色彩のピアニスト

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11月になると孫娘の3歳の誕生日がくる。それまでにと、少し早いが「七五三」のお参りに近くの源氏の氏神「多田神社」へ参詣に行ってきた。0歳児の時に母親が手術を受け、息子は「イクメン」、我々も「イクジジ」、「イクババ」と大変な時期もあったのだが、ここまで無事にすくすくと育ってくれた。そんな感謝の気持ちも込めてのお参りであった。境内は、早めの「七五三」のお参りの人も結構多く、5組くらい家族がそろって神前でお祓いを受け、玉串を奉納。子供たちはなんとなく雰囲気がわかるのか、皆、神妙に行儀よくかしこまっている。そして「孫(馬子)にも衣装」とはこのこと、例外なく女の子は振袖、男の子は紋付き袴である。私の時はどうだったであろうか、写真もないし、かすかに残る千歳飴の記憶以外は、記憶にない。そして我が息子たちには、3人つづけて着回しの半ズボン、ジャケット姿で、近くの氏神様に参って、写真スタジオで写真を撮った。

いまは、こども専用の写真スタジオもあり、そこで貸衣装、結髪などもしてくれるようだ。結構金もかかるのだろうと 誕生祝いもかねて、お祝いを奮発。よく考えてみたら、これではマスコミが時々伝える孫に「甘~いじじばば」の典型そのものではないか ・・・。

さて、「二拝二拍手一拝」の作法通りに、神社へお参りし、少しは厳粛になった夜にしみじみと聴く甘めのピアノは「ダスティン・オハロラン/Dustin O'Halloran」のピアノ・ソロ。「ソフィア・コッポラ/Sofia Coppola」監督の映画「マリー・アントワネット/Marie-Antoinette (2006年)」への楽曲提供で注目を集めたピアニスト。

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「ダスティン・オハロラン」。1971年生まれ、ベルリン在住のアメリカ人ピアニスト/作曲家。1990年後半にデビューし、これまでに数枚のアルバムをリリースしている。そんな彼がソロ・アーティストに転身したのは、2004年のこと、ソロ・ピアノ作品「Piano Solos」をリリースし、その後、2006年には2作目の「Piano Solos Vol.2」をリリースした。これらの作品には「ソフィア・コッポラ」の依頼で作曲した「マリー・アントワネット」のための曲も含まれてる。この映画への仕事をきっかけに、彼の知名度は世界的に広まったという。2012年9月には初来日を果たしている。

2年ほど前、「Piano Solos (Vol.1)」と「Piano Solos Vol.2」の2枚のピアノ作品集がセットになって再発された。最近手に入れたのだが、これが秋の宵に聴くにはオススメのアルバム。「Opus(作品番号)」とだけ記された曲群は、クラシックをベースとしながらも、親しみやすさを持った曲が多く、温かいタッチながら適度なメランコリ-を漂わせる。無題ながらも、一曲一曲に物語性を感じ、胸を締め付けてくるほど美しいピアノ・ソロ作品集。

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「ケティル・ビヨルンスタ/Ketil Bjørnstad」や「ディディエ・スキバン/Didier Squiban」などと同じように、カテゴライズが難しいというよりむしろ、その意味がないのかもしれない。「絵画のように音楽を奏でる色彩のピアニスト」とも評されるのは、「ダスティン・オハロラン」。

Piano Solos Vol.1 and 2

Dustin O'halloran / p*dis



「Piano Solos Vol. 1」「Piano Solos Vol. 2」のフル・アルバムがYOUTUBEで聴けますので、太線部をクリックしてください。そのなかから、「OPUS 17」と「OPUS 21」、「OPUS 34」の3曲を聴いてみましょうか。


「Dustin O'Halloran - Opus 17」
 
          

「Dustin O'Halloran - Opus 21」
 
          

「Dustin O'Halloran - Opus 34」
 
          
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by knakano0311 | 2013-11-01 00:15 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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