大屋地爵士のJAZZYな生活

玄関先の紅葉

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我が家のすぐ東にはこんもりとした小山がある。先日早起きしたにもかかわらず、「アイソン彗星」の観測を邪魔した山である。そして残念なことに、「アイソン彗星」はまるでイカロスのように、太陽に近づきすぎて、燃え尽き消滅してしまった。それはさておき、この山には「ヤマザクラ(山櫻)」を始め、落葉広葉樹が多く自生していて、春の櫻はもちろん、今の時期は、写真のように一面の紅葉が眼を和ませてくれる。

20年ほど前、大阪市内のマンションからここに引っ越してきたのだが、この玄関先にある小さな山は、日々の生活の中で、豊かな四季を感じさせ、その時々で和みを与えてれるてくれる存在となっている。それにしても、いつも思うのであるが、本当に電線が邪魔だなあ!。

そんなことを愚痴りながら、思い出したアーティストがいる。「フュージョン/Fusion」と呼ばれるようになる以前の、「クロスオーバー/crossover」といっていたジャンルで、1980年代後半にずいぶんと聴いたフルート・アーティスト、「中川昌三」である。クラシックとジャズのクロスオーバーであるが、この人が立て続けにリリースした秋、春、冬、夏と四季をタイトルに織り込んだアルバムに、「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」などとは全く違った新鮮な刺激を受け、ずいぶんと聴いたのである。  
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東京芸術大学卒業。もともとクラシック界に身を置くが、学生時代よりジャズ界にも身を投じ、ライブ活動を開始、「ギル・エヴァンス・オーケストラ/Gil Evans Orchestra」を皮切りに様々なスタイルのバンドで経験を積む。「キース・ジャレット」、「ヨーヨー・マ」、「リッチー・バイラーク」、「ドン・フリードマン」、「ジョージ・ムラーツ」、「リー・コニッツ」、「佐藤允彦」、「渡辺貞夫」、「大野雄二」、「渡辺香津美」など錚々たる数多くのプレイヤーと共演した。

ジャズやポップスにおいては「昌三(まさみ)」の字を、クラシックや現代音楽においては「昌巳(まさみ)」の字と、ジャンルによって名前を使い分けるマルチな異才で、常に、フルート音楽の様々な面を開拓し続けるパイオニアでもある。

1986年リリースの「四季」シリーズ第一弾、「プレリュード・フォー・オータム/Prelude for Autumn」を皮切りに、「タッチ・オブ・スプリング/Touch of Spring」、「ウインター・モーメンツ/Winter Moments 」、「サマー・スケッチ/Summer Sketch」をリリース、そして1996年には、四季ベストコレクションの、「フォー・シーズンズ/Four Seasons」をリリースした。一方、クラシックや現代音楽の演奏家としての活躍も目覚ましく、1977年、パン・ムジーク国際現代音楽コンクール第2位など、国内外の近来るやコンサートで活躍しているという。

この秋にふさわしい一枚は、ジャズ・デビュー作の「プレリュード・フォー・オータム」。パーソネルは、「中川昌三(フルート)」、「佐藤允彦(編曲&ピアノ)」、「桜井郁雄(ベース)」、「山木秀夫(ドラム)」、「富樫雅彦(パーカッション)」。

プレリュード・フォー・オータム

ビクターエンタテインメント



フォー・シーズンズ

中川昌三 / ビクターエンタテインメント



第一弾の「秋」からアップしようと思ったが、YOUTUBEにアップされていないので、第4弾「サマー・スケッチ」より、「サンセット・サンバ~四季「舟歌」より」。なんとチャイコフスキーの曲が軽快なサンバに ・・・。

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サマー・スケッチ

中川昌三 / ビクターエンタテインメント


 

「サンセット・サンバ~四季「舟歌」より - 中川昌三」
 
          
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by knakano0311 | 2013-12-04 00:15 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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