大屋地爵士のJAZZYな生活

今年のX'mas Jazz はラテン・ジャズだ!

b0102572_22152046.jpg

山仕事から帰って夜は、西宮の兵庫県立芸術文化センターまでジャズ・コンサートに出かける。毎年恒例の「Hyogoクリスマス・ジャズ・フェスティバル2013」である。

「北村英治カルテット」、「セルジュ・デラート・トリオ」、「矢野沙織カルテット」、「寺井尚子カルテット+アロージャズオーケストラ」など今年の6つのプログラムから私が選んだのは、初日「情熱のラテン・ジャズ!カルロス菅野熱帯Superjam with マリーン」。「カルロス菅野」率いる「熱帯JAZZ楽団」からセレクトされたメンバーによるコンボ、「熱帯Superjam」に、 ゲスト・ヴォーカルとして 「マリーン/Marlene」を迎えてのコンサート。

「ラテン・ジャズ」。より正確に言えば、「アフロ・キューバン・ジャズ」か ・・・。キューバ革命の以前、1940年代にニューヨークへ渡ったキューバ移民の影響で流布、瞬く間に人気を博した音楽である。実は、私は一時期「熱帯JAZZ楽団」にはまっていて、リリースされた一連のCDもかなり持っているのです。そんなこともあって、結構今回のコンサートは期待していたところ。「熱帯Superjam」のメンバーは、菅野自身のパーカッションに加え、「奥山勝(pf)」、「平川象士(dr)」、「コモブチキイチロウ(b)」、「奥村晶(tp)」、「中路英明(tb)」、「近藤和彦(sax)」といった手練れの面々。

休憩をはさんで2部構成で、第1部は「熱帯Superjam」だけでスタート。キレとノリのいい「カルロス菅野」のコンガがのっけから炸裂。3管も迫力満点。会場はあっという間にカリブのムードへ。お馴染みの「熱帯JAZZ楽団」のナンバーが繰り出され、あっという間に休憩時間へと時間が経っていく。いやこれだけですっかり堪能してしまった。そして第2部も幕開けは、「熱帯Superjam」の演奏から。お馴染みの「オバタラ/OBATALA」もあって、すっかりうれしくなってしまった。

熱帯JAZZ楽団 XII~The Originals~

熱帯JAZZ楽団 / ビクターエンタテインメント



コンサートでも演奏された「中路英明」作曲になる「オバタラ/OBATALA」。

「OBATALA ― 熱帯JAZZ楽団/Tropical Jazz Big Band」
 
          

そして2部の3曲目はベースの「コモブチキイチロウ」だけを残し、メンバーは退場。照明が落ちたステージの彼だけにスポットが当たる。アルペジオ、トレモロ、ハーモニクス、チョーキング ・・・、まるでベースをギターのように弾く長いイントロが続く。そして、いよいよゲスト「マリーン」の登場である。スリムな肢体に、ピチピチの銀色のパンツ、スパンコールのキャミソール、20㎝はあろうかというヒール。いやそのセクシーなこと。なんと、私の席は前から5列目のど真ん中。いや、目が点になったことを告白しておきましょう。そして、ベースとのデュオは、「You'd be so nice to come home to」。いや、初めて聴く、粋で大人のアレンジでしたね。

「マリーン」。フィリピン・マニラ市出身のジャズ歌手である。幼い頃より歌の才能を発揮し、15歳でプロデビュー。19歳のときに来日し、1981年に日本デビュー。そのハスキーがかった声と抜群のスタイルで、80年代、「阿川泰子」、「笠井紀美子」らに次ぐアイドル的人気を博した。元々、年齢不詳と思っていたが、資料によると1960年1月生まれとあるから、今年53歳か ・・・。ステージの彼女はとてもそうは思えないほどのカッコよさ。

さて、ここからは、「マリーン」のエネルギー全開。「スペインの血が入っているから、ラテンは自然とノッてしまう」とステージで語った彼女。そのスリムな身体にもかかわらず圧倒的なパワーで、彼女のヒット曲「It's Magic」を含め、ラストナンバーまで一気に乗っていく。そして、アンコールは、「マシュ・ケ・ナダ/Mais Que Nada」。観客のオジンオバン達はもう総立ちであった。

マリーン sings 熱帯JAZZ

マリーン / BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)



コンサートでもノリノリのラテン・バージョンで歌われた彼女の代表的なヒット曲、「It's Magic」。with「熱帯ジャズ楽団」での動画がアップされていました。

「It's Magic - Marlene with Nettai Tropical Jazz Big Band」
 
          

会場を後にする頃、前庭はイルミネーションに美しく彩られていた。

b0102572_223363.jpg


【演奏曲目】
 ・Mambo Inn
 ・Sweet Cherry Pie
 ・Sunny
 ・Have Yourself A Merry Little Christmas
 ・New Arrival
 ・Somebody I Know
    < 休憩 >
 ・Obatala
 ・Dolphin Dance
 ・You'd Be So Nice To Come Home To (with Marlene)
 ・It Don't Mean A Thing (with Marlene)
 ・It's Magic (with Marlene)
 ・Tanga (with Marlene)
アンコール
 ・Mais Que Nada (with Marlene)
[PR]
by knakano0311 | 2013-12-15 09:56 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://oyajijazz.exblog.jp/tb/21621698
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 峠の窓辺で 久しぶりに山に入る >>