大屋地爵士のJAZZYな生活

年越しそばのはしご

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まったく実感はわかないが、年末が足早に近づいてきた。とはいえ、例年この時期は、ご贔屓のいくつかの蕎麦屋を回るのが常となっている。ちょっと早いが「年越し蕎麦」ならぬ「師走蕎麦」のはしごである。

とっぱじめは「山商蕎麦店」。20年前まで住んでいた大阪のマンションのご近所、守口にある蕎麦屋である。守口まで阪神高速をひとっ走り。いつもは「ざる蕎麦」を頼むのであるが、この時期だけは、あったかくて、汁の美味しさが堪えられない「肉蕎麦」を注文する。「年越し蕎麦」にはちと早いが、一年の締めの「蕎麦っ喰い」の季節。

今年の振り返って見ると、強さ、怖さ、したたかさ、そして爽やかさという点で女性が活躍?、顔となった印象が強い。尼崎の某連続殺人事件、AKB48のCD市場トップ独占、そして極めて印象深かったのは、オリンピック招致に活躍した滝川さん、佐藤さんのプレゼンは今でも印象に残っている。それと対照的に、もう一人の立役者のその後は、・・・。

さて、日本ジャズ界でも、女性ジャズ・ピアニストが目覚ましい活躍をしている。そもそも、海外に比べ、日本では女性ジャズピアニストが多いという印象を私は持っている。パイオニアの「穐吉敏子」を始めとして、ちょっと思い浮かべただけでも、「上原ひろみ」、「山中千尋」、「木住野(きしの)佳子」、「アキコ・グレース」、「大西順子」、「寺村容子」、「松居慶子」、「国府弘子」、「西山瞳」 ・・・。ボーカルの弾き語りまで入れると、「綾戸智恵」、「グレース・マーヤ」など、その数引きも切らず。そして、国際的にもその実力を認められ、評価されてるアーティストも多い。さて、外国勢は?と考えても、「ビージー・アデール/Beegie Adair」、「イリアーヌ/Eliane Elias」、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」、「ニーナ・シモン/Nina Simone」、「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」、「パトリシア・バーバー/Patricia Barber」、「バーバラ・キャロル/Barbara Carroll」、「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」など思い浮かべるのが精いっぱい。

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そんな中で、前回紹介した「Jazz Bar 2013」で紹介されていたのが、「山中千尋」、「三輪洋子」であった。いずれ劣らぬ美女ピアニスト、「山中千尋」は何回か聴いたことがあるが、「三輪洋子」は初めて。

「山中千尋」。群馬県桐生市出身。コンサートの最後は必ず桐生市名物「八木節」で締めるという。生年は公表されていないが、1996年桐朋学園卒業ということから推測あれ。バークリー音楽大学を首席で卒業し、ニューヨークを拠点に活動を続けているが、2001年に「澤野工房」からファースト・アルバム、「Living Without Friday」を発表して以来、これまでに10数枚のアルバムを発表している。名門デッカ・レーベル初の日本人ジャズ・アーティストとして、全米デビューを果たした気鋭のピアニストとしても注目されている。
最近のアルバムでは、2012年、ビートルズ・ジャズ・カバー・アルバムとして、「ビコーズ/Because」を、リリース。この中の彼女オリジナルの「It Was A Beautiful 8 Minutes Of My Life」が「Jazz Bar 2013」にピックアップされた。

ビコーズ(初回限定盤)(DVD付)

山中千尋 / ユニバーサル ミュージック クラシック



そして、2013年は自身のルーツともいえるクラシックをジャズに生まれ変わらせたアルバム、「モルト・カンタービレ/Molto Cantabile」。彼女のアレンジにおけるその才能が窺える。
 

モルト・カンタービレ

山中千尋 / ユニバーサル ミュージック クラシック



いずれも、YOUTUBEには見当たりませんので、ニューヨークのライブから「八木節」を ・・・。ベースもドラムスもすべて女性のトリオ。

「山中千尋 - 八木節 (YAGIBUSHI)」

          

さて、「三輪洋子」。私には初めてのピアニストである。しかし、1970年神戸市出身、4歳からクラシックピアノを学び、大阪音楽大学ピアノ科へと入学、その頃からジャズに対する興味が募り、「小曽根真」の 父で、ピアニストの「小曽根実」に師事したと知ってびっくり。いや知りませんでしたね。
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その後、1996年にバークリー音楽大学へ入学、2000年には、「Yoko Miwa Trio」を結成、ボストンのトップ・ジャズ・クラブ、「Ryles Jazz Club」、「Les Zygomates」などにレギュラー出演し、高い人気を誇っているという。「Jazz Bar 2013」にピックアップされたのはアルバム、「キャノピー・オブ・スターズ/Canopy Of Stars」から、ラテンの哀愁満点の「Tango Soledad」。聴いてすぐに気に入ってしまった。残念ながらYOUTUBEにはアップされていませんが ・・・。

キャノピー・オブ・スターズ

三輪洋子 / P-JAZZ



2011年、「秋吉敏子」以来2人目の快挙となった「バークリー音楽大学」助教授就任、そしてその凱旋アルバムとなったのが「Act Naturally」。

アクト・ナチュラリー

三輪洋子 / ビクターエンタテインメント



そしてさらに今年は、ボストンの「Scullers Jazz Club」での演奏を録音したライブ盤もリリース。「Jazz Bar 2013」へのピックアップによる寺嶋氏の推奨もあり、その美人ぶりも手伝って、来年はかなり話題になるのではないでしょうか。

Live at Scullers Jazz Club

Yoko Miwa Trio / CD Baby



上記アルバムとは別の時期でしょうが、おなじ「Scullers Jazz Club」での演奏がYOUTUBEにアップされていました。ラテンの色彩が濃い曲、「Rodrigo Maranhao」作曲の「リカード/Recado」。2012年11月のライブ。 

「Recado -Yoko Miwa Trio」

          
 


 
 
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by knakano0311 | 2013-12-21 23:34 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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