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大屋地爵士のJAZZYな生活

今年もいい炭焼けました

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土曜日が1回目炭焼きの窯出しの日。運を天にまかせた(大げさな!)日でもある。窯口を遮蔽していた土とレンガを取り払い、恐る恐る窯の中へと入る。入り口近くに置いた窯木は灰になっているが、奥の窯木はしっかりと倒れずに立っているし、バイタもしっかりと残っている。まずは一安心しながら、次々と炭となった窯木を運び出していく。今回、470本の窯木を入れたが、その80%がまあまあの炭として取り出せた。初回の炭焼きとしては、まずまずの出来である。
 

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炭焼き体験として一連の工程に参加された一般の方にも、その苦労や楽しさ、奥の深さも分かって頂き、お土産に袋一杯の菊炭を持って帰って頂いた。

冒頭の写真。灰だらけの異様な風体で立っているのが私である。窯木を出し終えて、窯から這い出て、ずらっと並んだ炭の出来栄えに、ほっとしているところである。ロー・テクで、アナログで、しかも3K極まりない作業工程を伴う炭焼き。かって、最先端のビル・システム開発に携わっていた技術者だった私の心をとらえて離さない。

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今年も元気に炭焼きを続けている我々の仲間になぞらえて、ほぼ同じ世代でありながら、もう30年以上にわたり、バンド活動を続けている元気な爺さんバンドの代表をとりあげてみましょう。このバンドを聴くだけで、心が明るく弾む米国東海岸を代表するフュージョン・バンド、「スパイロ・ジャイラ/Spyro Gyra」。

1951年生まれのリーダーのサックス奏者、「ジェイ・ベッケンスタイン/Jay Beckenstein」によって、1975年に結成された。奇妙なグループ名は、ベッケンスタインが学生時代の生物の授業で「spirogyra(アオミドロ)」と書くべき所を「spyro gyra」と綴りを間違えて書いたことに由来するという。幾多のメンバー・チェンジを乗り越えながら、30年以上にわたりバンド活動を牽引、現在までに20枚以上のアルバムを出し、1000万枚以上を売り上げ、フュージョン系バンドとしてはもっとも成功を収めたグループの一つであるといわれる。ラテン・フレイバーの軽やかなサウンドはいまでも心を軽やかにしてくれる。代表曲は、「モーニング・ダンス/Morning Dance」。

Morning Dance

Spyro Gyra / Amherst Records



「Spyro Gyra ― Morning Dance」
 
          

 
 
by knakano0311 | 2013-12-23 10:34 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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