大屋地爵士のJAZZYな生活

三白三黒

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「三白三黒」という言葉がある。私が住んでいる北摂地域の名産品を昔はこう呼んだ。「三白」とは、「米・寒天・高野(凍み)豆腐」、そして「三黒」とは、「栗・黒牛・(池田)炭」のことである。これら名産品の生産は、大分縮小したとはいえ、この「三白三黒」は、今の時代にも受け継がれ、この地域の特産品となっている。能勢一帯は米どころであり、栗は「銀寄せ」とよばれ、大玉で今でも人気の高い「能勢栗」である。そして、我々夫婦がよく行くカフェ・ダイニング「Dear N's Kitchen」では、地元の黒毛和牛のステーキが定番となっている。「池田炭(菊炭)」については、その炭焼きは、もうご存知のとおり、私の趣味の一つでもある。(参照拙ブログ「地域の特産は今、満開に」

そして、「寒天」。上の写真は、今が天日干し最盛期の「糸寒天」である。たまたま脇を通ったが、その白さが、一面に広がっていた。この地方では、現在この一軒だけしか生産していないようであるが、京都あたりの高級和菓子屋で材料として用いられているという。(寒天の由来については、参照拙ブログ『今日は「かんてんパパ」に・・・』

そんな「糸寒天」を生産者から直接買い求めたり、他の「三白三黒」を味わったりすることも、20年近くこの地で暮らしてきた我々夫婦の大きな楽しみともなっている。

さて、アメリカ合衆国南部で奴隷制を通して生まれた、アフリカ系アメリカ人の伝統料理を「ソウル・フード」と呼ぶが、もうすこし大きくワールドワイドに捉えれば、地元に根ざし、その土地の人を育んできた伝統の食材を「ソウル・フード/Soul Food」と呼んでもいいように思う。さしずめ日本人にとっては「和食」であり、さらに信州生まれの私にとっては「蕎麦」であり、関西で育った息子たちなら、「お好み焼き」、「たこ焼き」あたりかも知れない。

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そんな「ソウル・フード」をタイトルに持つ曲がある。「デヴィッド・ウォーカー/David T.Walker」と「ジョー・サンプル/Joe Sample」を中心にしたブルース・セッションのアルバムに、「ソウル・フード・カフェ/Soul Food Cafe」というごきげんなアルバムに収録されている。

「デイヴィッド・T・ウォーカー」。1941年生まれ。ソウルミュージック、R&B、ジャズなどのジャンルを代表するアメリカのギタリストである。

アメリカオクラホマ州タルサ生まれ。父親は黒人、母親はチェロキーの血を引くという。15歳のとき、近所の教会で演奏されていたゴスペルがきっかけでギターを始める。高校卒業後、ニューヨークに移り、プロミュージシャンとしての活動を開始したという。

キレがあり、ファンクにグルーヴするが、時に優しく奏でるその演奏は、現在のポップ・ミュージックにおけるギター奏法に多大な影響を与え、「ギターの神様」とも呼ばれている。(Wikipedia参照)

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SOUL FOOD CAFE
デイビッド・T・ウォーカー,ジョー・サンプル /ビクターエンタテインメント





2007年、単独の日本ツアーを行い、「コットン・クラブ/Cotton Club」での東京公演の模様を収めたDVDも発売された。

LIVE IN TOKYO AT COTTON CLUB [DVD]

インディーズ・メーカー



その「コットン・クラブ」でのライブから、前記アルバムのタイトルともなっている「Soul Food Cafe」を。パーソネルは、「David T. Walker (Guitar)」、「Byron Miller (Bass)」、「Clarence McDonald (Piano/Keyboards)」、「Ndugu Chancler (Drums)」。

「David T. Walker - Soul Food Cafe (Live) 」
 
          
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by knakano0311 | 2014-01-10 10:10 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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