大屋地爵士のJAZZYな生活

不思議な空間

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不思議な空間である。重さを感じさせない石。無重力かなとさえ思えるような軽みを感じる石。冷たさや硬さを感じさせない緩やかな美しい曲線を持つ石が置いてある。まるで座ったら体が沈み込みそうなソファーのような感じさえする。時々コンサートで訪れる「兵庫県立芸術文化センター」のロビーの光景。このオブジェの作者は分からないが、訪れるたびにしばらくにの間見ていると不思議に心が落ち着く。

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聴いていると不思議と心が落ち着く。少女のような可憐さと裏腹に、時折見せるドキっとするような成熟した女性の一面。(CDジャーナル評) そんな歌い手がいる。今日は、「熟女シンガー」からちょっと離れてみます。ジャジーなシンガー・ソングライターとして、何年か前、一躍人気を得た「エリン・ボーディー/Erin Bode」。

「ジャズ歌手ではない」といっても、POPSの歌手でもない。ロックやカントリー、R&Bのテイストも感じられて、ジャズの範疇をこえたカテゴライズ無用の歌手。強いて言うなら、「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」と同系統の「Jazzy Not Jazz」シンガーと言ったらいいのかな。

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アメリカはミネソタ州生まれ。高校時代にミーズリ州、セントルイスに移り住み、ウェブスター大学で本格的にジャズを学んだという。大学卒業後、自主制作したアルバム「Requests」が評判となり、2004年に「Max Jazz」よりアルバム、「Don't Take Your Time」でデビュー。そして2006年には、「Over and Over」を ・・・。2008年にレーベルを変え、「リトル・ガーデン/The Little Garden」が日本デビュー盤としてリリースされた。クリスタルでクリアーなそのアコースティックな歌声は、癒しの世界へと誘うと話題になった。確かに60年代の香りを感じさせる少しノスタルジックな雰囲気に、オーガニックな味を加えた爽やかボイス。シンガー・ソングライターとしての資質もあるようだ。私の能書きよりいくつか聴いてもらったらわかるでしょう。

Don't Take Your Time

Erin BodeMax Jazz



デビュー・アルバムから「シンディ・ローパー/Cyndi Lauper」のカバー、「Time After Time」。

「Erin Bode - Time After Time」
 
          

そしてタイトル曲、「Don't Take Your Time」も聴いてみましょうか。

「Erin Bode - Don't Take Your Time」

          

お気に入りの曲は、2006年にリリースされた「Over and Over」に収録されている「Holiday」という曲。フォーキーでありながら、都会的という二面性がよく表れている。

Over And Over

Erin Bode / Max Jazz



「Holiday - Erin Bode」

          

そして、2008年リリースの「静かな夜に/A Cold December Night」。アコースティック・ギターのなあたたかく優しい音をバックに、「冬」をテーマにしたレパートリーは、彼女の持ち味である柔らかく清楚なヴォーカルが存分に発揮されている。

静かな夜に

エリン・ボーディー / オーマガトキ



「In the Bleak Midwinter - Erin Bode」

          

最新作は、2010年リリースの「Photograph」。これまでと同様全曲オリジナルで、その透明感あるアコースティックな声質を生かした、シンプルで心地良いアルバム。

「Erin Bode - Photograph」

          
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by knakano0311 | 2014-01-27 17:10 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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