大屋地爵士のJAZZYな生活

サクラサク ・・・

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2、3日前のポカポカ陽気。いつものウォーキング・コースにある小学校では卒業式。晴れやかな顔の卒業生。しっかりと成長した我が子を満足げに見、カメラに収める親子。いつもながら、微笑ましい風景。少子化が進んだとは言え、4月からはまた新しいランドセルを背負ったピカピカの1年生が集団で、元気な声とともに可愛らしい姿で家の前を通っていくであろう。桜が咲く日まであとわずか ・・・。

60年以上前の私の小学校の卒業式のことなど全くと言っていいほど覚えていない。入学式には、確か前日に雪が降ったと、かすかに記憶している程度である。はっきりと記憶にあるのは、もう50年も前のことになるが、「サクラサク」という大学の合格を知らせる電報を受け取った時。1年の浪人生活を経た後だったので、これは嬉しかった。  

さて、歳をとっても勉強とばかり、地域の電鉄会社が2ケ月に1回ほどのペースで主催する「悠遊セミナー」に参加。今回のタイトルは、「摂津名所図会に見るいにしえの能勢」。講師は関西大学教授「長谷洋一」氏。

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この「摂津名所図会」は江戸時代の旅行案内書、観光ガイドブックみたいなもので、寛政8年(1796)、寛政10年(1798)に全9巻、12冊で刊行された。その9巻が「有馬郡・能勢郡」篇で、今私が住んでいるすぐ隣の町、豊能町・能勢町で、今も名所になっている所を取り上げたものである。

そこには、高野山に代わる寺として、960年頃、清和源氏の祖、「源満仲」が開山したといわれる、「高代寺」、里山ツアーの記事でも紹介した妙見山山頂にあり、広く信仰をあつめた、「無漏山眞如寺境外仏堂能勢妙見山」、いわゆる「妙見さん」、そして平家物語にも登場するという「三草山」、哀しい美姫の物語が伝わる「名月峠」など、いまでも日頃よく知っている近くの名所・旧跡が登場する。そしてもうしばらくすれば、妙見山全山をはじめ、この地域一体が桜に包まれる日がくる。

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さて、この地方、あと1週間ほどで咲く桜。桜といえば、Jリーグのチーム名にも使われている「セレッソ」は、スペイン語で、「桜」という意味だそうだ。なるほど、「ペレス・プラード/Pérez Prado」の演奏で有名な曲、「セレッソ・ローサ/Cerezo Rosa」の意味は、「桜のピンク色、cherry Pink」となる。英語タイトルは、「Cherry Pink and Apple Blossom White」で、もう一方の「林檎の花」は、私の実家のある信州松本では、桜の散ったあと、5月上旬ころに、写真のような白い可憐な花をつける。(参照拙ブログ「林檎の花」) 実家の周辺には果樹園が多く、梅、桜、桃、林檎の順に咲く果樹の花の全てを見ることができるのである。

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「マンボ王(マンボ・キング)」とも呼ばれた「ペレス・プラード/Pérez Prado」は、1916年キューバ生まれのバンドリーダー、指揮者、ピアニスト。幼少時からクラシック・ピアノを学び、後にポピュラーに転向して地元のクラブ等でピアノやオルガンを演奏していたという。1940年代キューバの首都ハバナで働いていた頃、当時流行していた「ルンバ」にジャズの要素を取り入れた新しいリズム、「マンボ」を積極的に演奏し始める。しかし、この新しいリズムはキューバ国内では受け入れられず、1948年にメキシコ・シティへ移住。そこで「ペレス・プラード楽団」を結成、一躍人気アーティストとなった。その後、代表曲となる「マンボNo.5」や、「マンボNo.8」を発表すると、「マンボ」は世界的なムーブメントとなった。指揮をしながらステージ上で所狭しと踊り、飛び跳ね、激しく動き回りながら、独特の掛け声で楽団を煽るという彼のスタイルは、マンボの強烈なリズムと共に、当時の若者を熱狂させた。当時の人気バンド、「スマイリー小原とスカイライナーズ」の「スマイリー小原」もその影響を受けたのではないだろうか。(Wikipedia参照)

トランペットの腕の見せ所で、アマチュア・ビッグバンドの定番曲ともなっている、「セレッソ・ローサ」を軽快に演奏する「ペレス・プラード楽団」。

「Perez Prado - Cerezo Rosa」
 
          
 



 
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by knakano0311 | 2014-03-21 10:08 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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