大屋地爵士のJAZZYな生活

山一面を彩るモザイク。いったい何の花 ・・・

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先日、いつもの買い物の後、ちょっと春の里山あたりを寄り道してと車を走らせる。宝塚市とわが町の境付近にある長尾山トンネルを抜けると、そこには驚くべき美しい光景が広がっていた。白い花が、まるでモザイクかパッチ・ワークのように山一面を覆っている。しかもそれが延々数kmも続いているのである。いや、家から車で15分程度のところにこんな光景があるとは ・・・。よく通っている道なのだが ・・・。妻が昔一度だけこの時期に通ったことがあり、その時もこんなだったと言った。どうもすっかり、忘れてしまっていたようだ。

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それにしても、いったい何の花だろうか。明らかに「桜」とは樹形や花の大きさが違う。「コブシ(辛夷)」の花によく似ているが、花びらがやや細くて小さいようだ。

  
先達が教えてくれた。「タムシバ(田虫葉、噛柴)」というモクレン科モクレン属の落葉小高木だという。花は「コブシ」に似るが、「コブシ」が花の下に葉が一枚ついているのに対し、「タムシバ」は花の下に葉がないので、見分けは容易であるともいう。

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調べてみると、枝や葉は噛むと微かに「キシリトール」のような甘味があるので、「噛むシバ(柴:雑木の小枝のこと)」が転訛して「タムシバ」と呼ばれるようになったという。そして、花の香りが群を抜いて良いところから、別名を「ニオイコブシ(匂辛夷)」といい、早春に白い六弁花を葉に先立って咲かせるという。「タムシバ」は西日本に分布する高木型と、東日本に分布する低木型があり、「コブシ」が山麓や沢筋に自生するのに対して、「タムシバ」は山腹や尾根筋に多く自生するということも分かった。(参照Wikipedia、左右の写真はNETより拝借)

一斉に花が咲く春。葉や樹皮の模様などではなかなか覚えられない新しい樹木や花の名前を覚える絶好の時期でもあるのだ。

さて、春の陽を受けて、爽やかなボッサなどはいかがでしょうか。「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antônio Carlos Jobim」。「想いあふれて/Chega De Saudade」。1958年に「アントニオ・カルロス・ジョビン」作曲、「ヴィニシウス・ジ・モラエス/Vinícius da Moraes」作詞、「ジョアン・ジルベルト/João Gilberto」の歌・ギターによる最初のボサノバと言われる曲で、英語名「No More Blues」でもよく知られている曲。

ボサノバがアメリカにわたって間もない1963年5月、ニューヨークでの録音。このアルバムによってジョビンの名は一躍世界に知れわたった。50年経っても、その演奏の心地よさは全く色褪せない。

イパネマの娘

アントニオ・カルロス・ジョビン / ユニバーサル ミュージック クラシック




「Antônio Carlos Jobim- Chega De Saudade (No More Blues)」

          
 



 
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by knakano0311 | 2014-04-05 13:21 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(2)
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Commented by reikogogogo at 2014-04-06 18:08
タムシバ(ニオイコブシ)と言う、モクレン科のモクレン覚えました。純白で香りがあるなんて素敵ですね。
Commented by knakano0311 at 2014-04-06 22:26
reikogogogo さん   いや綺麗でした。あれだけまとまって咲いている景色には思わず見とれました。すこしずつでも木や花の名前を憶えていくことに喜びも感じています。
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