大屋地爵士のJAZZYな生活

やがては華麗なメタモルフォーゼへと ・・・

b0102572_2385259.jpg


先日のことである。「ちょっと来て! 毛虫がパンジーの葉をほとんど食べてしまった。」 妻の呼ぶ声に外へ出てみると、なるほど黒くて中央に赤い帯がある派手な色をした毛虫が2匹、パンジーの葉を食べている。この辺でよく見かける蝶、「タテハチョウ科(立羽蝶科)」の一種で、「ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」の幼虫である。下の写真、左がオス、右がメスである。メスの前翅先端部が黒色で、斜めの白帯を持つのが特徴である。

b0102572_1575143.jpgb0102572_158998.jpg


もともとの生まれが南の島、南方系の蝶で西南日本が生息地だったらしい。それが、地球の温暖化とやらで紀伊半島から本州をどんどんと北上し、最近では東北ぐらいまで来ているという。成虫は野原や庭・空き地や道端など身近なところで、4月頃から11月頃まで見られ、他のヒョウモンチョウ類がほとんど年1回しか発生しないのに対し、4、5回発生するという。多化性という点でも例外的な種類である。幼虫は各種スミレ類を食草とし、園芸種のパンジーやビオラなども好んで食べるという。そんな習性通り、我が家のパンジーの葉を喰い漁っていたのである。

ほっておけば、蛹(さなぎ)から美しい「ツマグロヒョウモン」へのメタモルフォーゼが見られるだろうか ・・・。(注;メタモルフォーゼ(metamorphose)  生物学でいう変態の意 変身の意)

b0102572_23552282.jpg

さて、今宵梅雨の鬱陶しさに対抗するのは、「チャーリー・ヘイデン&マイケル・ブレッカー/Charlie Haden & Michael Brecker」の「American Dreams」。本作でヘイデンは「マイケル・ブレッカー」(ts)、「ブライアン・ブレイド/Brian Blade」(ds)、「ブラッド・メルドー/Brad Mehldau」(pf)という豪華メンバーをそろえ、しかも、ほぼ全曲でそこに34人編成のストリングス入りオーケストラが加わるという趣向。

9.11のNYテロの翌年にリリースされたアルバムで、タイトルにあるとおりの、アメリカの夢や理想への思いや憧れ、祈り、古きよきアメリカへのノスタルジックな雰囲気が濃厚である。かって私はアメリカ出張の折、東海岸から西海岸へのフライトで、このアルバムを聴きながら、機上から眼下にひろがるアメリカの大地に目を凝らしていた思い出がある。

American Dreams

Charlie Haden / Michael Brecker / Umvd Labels



b0102572_2320612.jpg

「マイケル・ブレッカー/Michael Brecker」。1949年生まれのアメリカのジャズ・テナーサックス、ウィンド・シンセサイザー演奏者、音楽家。圧倒的なテクニックと多彩な表現力を兼ね備え、「ジョン・コルトレーン/John Coltrane」以降、最もテナー・サックスの演奏スタイルに影響を与えたプレイヤーと言われた。トランペット奏者、「ランディ・ブレッカー/Randy Brecker」は実の兄である。2007年、骨髄異形成症候群から進行した白血病のため死去。57歳であった。

上記アルバムより2曲ほど ・・・。

「Travels - Charlie Haden & Michael Brecker」
 
          

「Charlie Haden - American Dreams」

          
[PR]
by knakano0311 | 2014-07-12 10:26 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://oyajijazz.exblog.jp/tb/22915921
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 最高のベーシスト逝く Over The Rainbow >>