大屋地爵士のJAZZYな生活

お客さんはカラフルでした

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少し前に、我が家の庭先に「ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」の幼虫が「サナギ(蛹)」を作り、やがて羽化していったことを書いた。(参照拙ブログ「やがては華麗なメタモルフォーゼへと ・・・」「庭先の宇宙」、「メタモルフォーゼ」) 

さて、今度のお客さんは、「アゲハチョウ(揚羽蝶)」としては、最も馴染みのある「キアゲハ(黄揚羽)」の幼虫である。やはり、カラフル、ど派手ないでたちである。まるで「阪神タイガース」ファンのよう。やや黄緑がかっている所を見ると、「5齢幼虫」であろうか。写真のフラッシュに驚いたのか、頭と胸の間からオレンジ色の「臭角」を出した。幼虫は、「セリ」、「パセリ」、「セロリ」、「ミツバ」、「ニンジン」など、独特の香りを持った「セリ科」の植物を好んで食べるというが、わが家の狭き庭にはそんな植物は植わっていない。すぐ近くに植えてある匂いの強い「ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)」や、「クリスマス・ローズ」あたりを食して成長したのであろうか。

成虫は4月から10月頃まで、年に2回~4回ほど発生するという。都会でも家庭菜園で「パセリ」などを栽培すると、たちまち成虫が産卵していき、幼虫を見ることができるという。幼虫は「3齢」までは、ほかの「アゲハチョウ」と同様に、鳥の糞に似せた保護色をしているが、「4齢幼虫」では、白地に黄色と黒の斑点模様の警戒色となり、さらに、「5齢幼虫」では、写真のように黄緑と黒のしま模様に変化し、黒いしまの部分には橙色の斑点が乗っている。体を吊っている糸が見えるので、「サナギ(蛹)」へと変身する態勢のようだ。

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翌日の朝、妻の呼ぶ声で庭に出てみると、たった一晩で、もう見事な「サナギ(蛹)」に変身していた。幼虫に比べ、こちらはちょっと地味目 ・・・。さて、羽化が楽しみだ。


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さて、今宵の「タンスの肥やし」、失礼、「香水」は、「モニカ・ドミニク/Monica Dominique」。女流です。アルバムは、「ティレグィナン/Tillägnan」。

「モニカ・ドミニク」。1940年生まれ。もう「ご長寿ピアニスト」といってもいいでしょう。北欧はスウェーデンの女流ピアニストで、作曲家、歌い手、また女優としても多彩な才能を発揮してる。もうよちよち歩きをする前から、ピアノのレッスンを始めた。そして、幼い頃から、音楽を一生の仕事にしていこうとも決めていたという。1957年には、「ストックホルム王立音楽アカデミー」に入学、その後「モニカ・ゼッタールンド/Monica Zetterlund」や「カーラ・ブレイ/Carla Bley」などといった大物とも共演し、キャリアを積んだという。1969年から1975年にかけては、どんなグループかイメージできませんが、ロック・ジャズ・クラシカル・グループ、「Solar Plexus」の創立メンバーとしても活躍、その後は、TV、映画など含め、多彩な活動を展開しているという。結構アヴァンギャルドなおばさんだったようだ。

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アルバム、「ティレグィナン/Tillägnan」は、夫となる「カール·アクセル/Carl-Axel Dominique」と創設した自主レーベルから、1980年に自らのピアノを中心としたトリオ編成でリリースされた、美メロアルバム。ほぼ全曲、モニカの自作曲で占められた甘く切ない曲は、ピアニストとしての才能と同時に、作曲家としての才能も感じさせてくれる。ベースの「ペレ・ダニエルソン/Palle Danielsson」はモニカの実弟だそうだ。

リリースの頃の若いモニカなんでしょうね、唇をツンと突き出し、キスをせがんでいるようなジャケットもいい。

ティレグィナン

モニカ・ドミニク・トリオ / ヴィヴィド・サウンド



タイトル曲になっている「Tillägnan」と言う曲は、「献身」と言う意味だという。テイク1、2がある中のテイク1の方を ・・・。

「Tillagnan I (Dedication I) - Monica Dominique Trio」

          

 北欧ジャズ界の仲良し姉弟が紡ぎ出す、穏やかで柔らかな調べ。実弟「パレ・ダニエルソン」とのデュオ・アルバムも出ているようです。

トゥギャザーネス

モニカ・ドミニク、パレ・ダニエルソン / プロダクション・デシネ



「ミッシェル・ルグラン/Michel Legrand」の名曲から ・・・。  

「The Summer Knows ‐ Monica Dominique & Palle Danielsson」

          
 


 
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by knakano0311 | 2014-08-19 23:04 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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