大屋地爵士のJAZZYな生活

お好きな服は?

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我が庭に咲く「秋の七草」の「フジバカマ(藤袴)」、「ミヤギノハギ(宮城野萩)」。TVか何かで聞いた「秋の七草」の覚え方は、「オスキナフクハ?」。「女郎花(ミナエシ)」、「尾花(オバナ/スキのこと)」、「桔梗(キョウ)」、「撫子(デシコ)」、「藤袴(ジバカマ)」、「葛(ズ)」、「萩(ギ)」が覚えやすい。万葉集に「山上憶良(やまのうえのおくら)」が詠んだ歌がその由来とされている。

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌(あさがお)の花」 
                                            (万葉集・巻八 1538)

万葉の当時、「あさがお」と呼ばれた「桔梗」、「撫子」も、かって我が庭先あったが、今はこの二つが眼を楽しませてくれる。

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ところで、「フジバカマ」の花の蜜を好む蝶は、「アサギマダラ(浅葱斑)」。名の由来ともなった「浅葱色」の翅の模様が鮮やかな大型の蝶で、長距離を移動するという。秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見され、2011年10月10日に和歌山県から放たれた「アサギマダラ」が、83日後の12月31日に約2,500 km離れた香港で捕獲されたという。人が寄っても逃げない蝶で、我が遊びの山でも、この季節になると見かける蝶である。(写真はWikipedia より)

我が家の庭に「フジバカマ」は咲きだしたが、「アサギマダラ」がやってくる気配はない。やってきたのは、妻の誕生日が近づいたということで、次男夫婦と孫がプレゼントをもって来た。二人住まい。たまの来客は嬉しい。

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さて、今宵のピアニスト、「ジュニア・マンス/Junior Mance」。ソウルフルなピアノを聴きたいならこの人と、おすすできる一人。キャリアも実力を備えた大御所といってもいいのに、人気、知名度も今ひとつの感がある。ハーレムのブルースの感触を色濃く残しながら、今のNYに生きるソウルフルなJAZZを感じさせる。「ジュニア」と呼ばれたのは父親もピアニストだったためで、「綾戸智恵」がニューヨークで暮らしていたとき、彼と親交があり、一緒に音楽活動もしたこともあったとステージで語っていた。

1928年10月シカゴ生まれ、なんともう86歳である。5歳のときからピアノを弾き始め、10代で既にプロ活動をしていたという。カレッジで学んだあと、プロとして音楽活動をしてたが、1951年入隊し、2年間の兵役義務を終える。シカゴで音楽活動を再開したマンスは、「チャーリー・パーカー/Charlie Parker」の勧めで、NYに移り、多くのミュージシャンとセッションを重ね、1956年には、「キャノンボール・アダレイ/Cannonball Adderley」や「ディジー・ガレスピー/Dizzy Gillespie」のバンドの参加する。1959年、自分のトリオで演奏をするようになり、アルバム「Junior」(Verve, 1959)でデビュー、その後、自己名義、共演も含め、夥しい数のアルバムをリリースしている。
  
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マンスは、親日家でたびたび来日して、日本中の各地で演奏をしている。また、1990年から2009年の間、「秋吉敏子」、「ケニー・バロン/Kenny Barron」、「レイ・ブライアント/Ray Bryant」、「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」、「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan」、「ハンク・ジョーンズ/Hank Jones」、「マル・ウォルドロン/Mal Waldron」、「山中千尋」などそうそうたるメンバーを擁する「100 Gold Fingers」と呼ばれるスター・ピアニスト集団の一人に選ばれた。

最近は、妻と立ち上げた自身のレーベル、「JunGlo」からアルバム、「The Three of Us (JunGlo, 2012)」をリリースしたり、2013年には世界ツアーを行うなど、まだまだ衰えを知らぬようである。

ジュニア

ジュニア・マンス・トリオ / ユニバーサル ミュージック



「Junior Mance - Love For Sale」

          

同じくソウル色の色濃いアルバム、「Harlem Lullaby (Atlantic, 1966)」と「Groovin' Blues (M&I, 2001)」から ・・・。

ハーレム・ララバイ

ジュニア・マンス / ワーナーミュージック・ジャパン



「Junior Mance - St. James Infirmary」
 
          

グルーヴィン・ブルース

ジュニア・マンス・トリオ&エリック・アレキサンダー / ポニーキャニオン



「Junior Mance Trio & Eric Alexander - Lonely avenue」

          
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by knakano0311 | 2014-10-06 09:50 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(2)
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Commented by KICKS at 2014-10-08 22:41 x
こんばんは。
ジュニア・マンス『Lonely Avenue』初めて聴いてみました。昔ながらの正統派ジャズって感じのサウンドですね(^o^)。

それにしても80代にして今尚意気軒昂というのはアタマが下がります。
Commented by knakano0311 at 2014-10-08 23:05
KICKSさん  今晩は。ジュニア・マンスにしろ、バーバラ・キャロルにしろ、ジーン・ディノヴィにしろただただ脱帽するのみ。訃報ばかりが続いていますが、ご長寿を祈るばかりです。
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