大屋地爵士のJAZZYな生活

山の秋を探せ!

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ピンクのネックレス? 空に突き上げた拳? 実が幼児の拳のような形をしていることから名付けられた「コブシ(辛夷)」の実。そして、公園のいたるところに落ちている大きな「クヌギ(椚、櫟)」のドングリ(団栗)。この地の名産、「丹波栗」、「能勢栗」とは比較にはならないが、ドングリと並んで子供たちに人気の野生種の「シバグリ(柴栗)」。

先週に引き続いて、子供達の「自然体験学習」のお手伝い。ミッションは「山の秋を探せ!」。こんな秋の実を探すことが、ウォーク・ラリーの問題。今週は小学生のウォーク・ラリーだけでなく、幼稚園園児を対象とした「森の幼稚園」も開催され、ドングリこまや笛作り、葉っぱを集めての冠作りなど、子供と遊ぶのに大忙しの週である。

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今宵の女性シンガーはちょっと異色。イギリス、ロンドン生まれのヴォーカリスト、「ノーマ・ウィンストン/Norma Winstone」です。知ったきっかけは、故「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」とのデュオ・アルバムのある、イギリス人のピアニスト、「ジョン・テイラー/John Taylor」について調べていたら、彼の元妻がヴォーカリスト、「ノーマ・ウィンストン」だということを知った。(参照拙ブログ「鹿や猪はこんな事をしない」

NETで調べてみたら、英国を代表する孤高のヴォーカリストで、ジャズ・ファンからも多くの支持を得ているヴォーカリストのひとりであるということがわかった。早速、YOUTUBEでいくつかを聴いてみた。この歌唱を、なんと表現したらいいのだろうか。ECM的ボーカルとでも、或いは管楽器のようなボーカルとでも ・・・。アルバムのクレジットの多くには、「VOCAL」ではなく、「VOICE」と書かれているという。

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「ノーマ・ウインストン」。1941年、ロンドン生まれ。ジャズ・シンガーであり、詩人。40年を超えるキャリアを持ち、その独自の「wordless improvisations」、「声」自体を活かす唱法がよく知られている。16歳の時にロンドンのクラブ、「ロニー・スコッツ/Ronnie Scott’s club」で「ローランド・カーク/Roland Kirk」の演奏に魅了されジャズに興味を持ったという。1960年代からジャズ・ヴォーカリストとして活動をはじめる。自分自身の名義による初アルバム「Edge of Time」を1971年に録音。1970年代後半には当時、夫でもあったピアニストの「ジョン・テイラー/John Taylor」と、トランペット奏者の「ケニー・ウィ―ラ―/Kenny Wheeler」とともに、「アジマス/Azimuth」というグループを結成し、ECMレコードに名作を残している。またソロとしてもECMに「Somewhere Called Home」(1986)等の伝説的名盤を残した。2001年には、「BBCジャズ・アワード・ベスト・ヴォーカリスト賞」を受賞。2013年には最新作、「Dance Without Answer」をECMよりリリースし、話題を集め、今年、2014年9月には来日公演を行うなど、その活動は衰えを知らないようだ。(wikipediaなど参照)

YOUTUBEで初めて聴いた曲が、「Café」。アルバムを通して聴いたわけではないが、叙情的で、幻想的でリリカルで、優雅で気高い印象は、まさにECM的。この曲が収録されているアルバム「Somewhere Called Home」(1987)は、「ノーマ・ウインストン&ジョン・テイラー」の作品群の中でも、最も静謐な美しさを湛えているという。

Somewhere Called Home: Touchstones Series (Dig)

Norma Winstone / Ecm Records



「Norma Winstone - Café」
          

私は知らなかったのだが、ピアノの詩人と呼ばれている「フレッド・ハーシュ/Fred Hersch」とのデュオ・アルバムが、「Songs & Lullabies」(2002)。透明感ある幻想的な「ノーマ・ウインストン」の歌声も素晴らしいが、「フレッド・ハーシュ」のピアノもそれに劣らず美しい。

Fred Hersch / Norma Winstone: Songs & Lullabies

Fred Hersch / Sunny Side


  

「Norma Winstone & Fred Hersch - A Wish」

          



バス・クラリネットとソプラノ・サックス奏者の「クラウス・ゲーシング/Klaus Gesing」とピアニストの「グラウコ・ヴェニエル/Glauco Venier」とのトリオによるアルバムは、「Stories Yet to Tell」(2009)。その中の「Just Sometimes」も幻想的な静けさと安らぎに満ちている。

Stories Yet to Tell

Norma Winstone / Ecm Records



「Norma Winstone - Just Sometimes」
          


同じメンバーのアルバム、「Distances」も ・・・。

Distances (Ocrd)

Norma Winstone / Ecm Records


 
「Norma Winstone - Distance」
          

1993年録音という比較的初期のアルバム、「Well Kept Secret」から「Timeless Place」。やはり、楽器的な「声」という感じが強くする。


「Norma Winstone: Timeless Place」

          


さてさて、大変なボーカリストを知ってしまったようだ ・・。
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by knakano0311 | 2014-10-22 17:22 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)
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