大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(49) ~ 秋明菊の鮮やかな白 ~

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「シュウメイギク(秋明菊)」。ウォーキングの道筋の何軒かの庭先に植えられている。しかし、名前に「キク(菊)」が付くが、実際は「菊」の仲間ではなく、「キンポウゲ科アネモネ」の仲間だそうだ。別名、「キブネギク(貴船菊)」。日本全国の山野にも自生しているが、わが国へは古い時代に中国から入り、京都の貴船地方で野生化したものが、日本全国に広まったのではないかといわれている。歩いていてもひときわ目立つ。清楚な感じの中にも、艶やかな色香が漂う様が、「秋牡丹(ぼたん)」、「秋芍薬(しゃくやく)」などと呼ばれる所以であろうか。いや、むしろこちらの呼び名の方が似つかわしいと思う。

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さて、今宵「ヤン・ラングレン・トリオ/Jan Lundgren Trio」。スウェーデンのピアニスト、「ヤン・ラングレン」が率いるトリオである。ヨーロッパ・ジャズに共通する美意識と北欧独特の透明感が心地よい。

その端正な容姿から、「ピアノの貴公子」とも呼ばれている「ヤン・ラングレン」は、1966年、スウェーデン生まれ。スウェーデン南部の都市マルモにある「マルモ音楽学院」で学び、1981年卒業と同時に同学院で教鞭を取る。1983年、17歳の頃から多くのグループで音楽活動を開始。数々の著名な共演者から最高のピアニストと賞賛され、1994年、スウェーデンのジャズ評論家が選ぶ「The Jazz Musician of The Year」に選出される。1996年1月には初来日。2001年~2004年、「ロンリーワン/Lonely One」(2001)、「シャレード/Charade」(2002)、「パーフィディア/Perfidia」、「シェルブールの雨傘/Les Parapluies de Cherbourg」(2004)の4枚のCDを「マシュマロ・レコード」からリリースしている。いずれも、その情緒漂う美メロとタッチが浮かび上がらせる北欧の光と影。

かって仕事ではあったが、何度となく訪れたスウェーデンのマルモの街。ラングレンの写真の背景にある見覚えのある広場が懐かしい。


ロンリー・ワン
ヤン・ラングレン・トリオ / / エム アンド アイ カンパニー
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その美メロが冴えわたる、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の往年のヒット曲「ロンリー・ワン」。

「The Lonely One - JAN LUNDGREN」

          

シャレード
ヤン・ラングレン・トリオ / エムアンドアイカンパニー
ISBN : B000063C43
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パーフィディア
ヤン・ラングレン・トリオ / / エム アンド アイ カンパニー
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シェルブールの雨傘

ヤン・ラングレン・トリオ / インディペンデントレーベル


「Jazz In Cinemas」と題されたシリーズの一枚、上記のアルバムから、「パリの空の下で」。

「Under Paris Skies - Jan Lundgren」
 
          
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by knakano0311 | 2014-10-21 22:57 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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