大屋地爵士のJAZZYな生活

雨の舗道には

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雨の日曜日。雨が止んだのを見計らって、ウォーキングに ・・・。雨上がりの舗道には色づいた落ち葉がいっぱい。そこだけを見ると、まるでパリの舗道のようだ。10年ほど前であろうか、10月に訪れた小雨のパリを思い出した。

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ジャズ歌手のフランスへのオマージュを込めたアルバムがある。おひさしぶり「眼ヂカラ女性シンガー」の「ディー・ディー・ブリッジウォーター/Dee Dee Bridgewater」。かなり個性的で、「眼ヂカラ」というよりも、全身からオーラが迸っている。

「ディー・ディー・ブリッジウォーター」。1950年生まれのアメリカ・テネシー州、メンフィス出身のジャズ歌手・俳優。ミシガン州で育ったが、父がジャズ・トランペッターで、高校の教師をしていたため、早くからジャズを歌い始めたという。大学で学んだあと、ジャズ・バンドに加わり、1972年から音楽家としてのキャリアをスタート。この時期に、有名なジャズ・マンである「ソニー・ロリンズ/Sonny Rollins」、「ディジー・ガレスピー/Dizzy Gillespie」、「デクスター・ゴードン/Dexter Gordon」、「マックス・ローチ/Max Roach」といったジャズの巨人たちと共演する。

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歌うスタイルが独特で、「歌って踊る」という彼女のパフォーマンスは、アメリカでなかなか受け入れられず、一時期は、ミュージカルに活動の主軸を移したという。そんなためか、ツアー公演で賛辞を受けたフランスへ1986年に移住。「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」を題材としたミュージカル、「Lady Day」に主演した。

やがて、次第に彼女のパフォーマンスが受け入れられ、1990年に「モントルー・ジャズ・フェスティバル」で歌ったことを皮切りに、「ヴァーヴ・レコード」から多数のアルバムを発表し、1990年代以降において「ダイアン・リーヴス/Dianne Reeves」、「カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」らと共に最も成功したジャズ歌手の一人といわれている。(Wikipediaより)

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米国のJAZZシンガーである彼女が、10年間ほどパリに定住して音楽活動をした「フランス」。その「オマージュ」で、全編フランス語で歌われたアルバムが「J'ai Deux Amours/フランスへのオマージュ」である。JAZZ風シャンソン・アルバムであるかといえば、そうは言いがたいし、ましてシャンソン風JAZZアルバムでもない。「ディー・ディー」風シャンソンとしか言い様がない。おなじみのシャンソンが、アフロ、ラテン、フラメンコの要素も取り入れたJazzyでソウルあふれる独自のアレンジで歌われる。タイトル曲、「J'ai Deux Amours(二つの愛)」、「Que Reste-t-il De Nos amours(愛のわすれもの)」、「Ne Me Quitre Pas(行かないで)」「Et Maintenant(そして今は)」などが、しみじみ聞き惚れる歌いっぷり。

フランスへのオマージュ
ディー・ディー・ブリッジウォーター / ユニバーサルクラシック
ISBN : B000793BA0


冒頭は、アメリカとフランスへの想いを重ねたタイトル曲、「J'ai Deux Amours(二つの愛)」。アコーディオンが印象的。

「Dee Dee Bridgewater / J'ai Deux Amours(二つの愛)」

          

定番、「枯葉」。

「Les Feuilles Mortes / Autumn Leaves(枯葉) - Dee Dee Bridgewater」

          

ジャズのスタンダードとばかり思っていた「The good life」。元はシャンソンの「La belle vie(麗しき人生)」だという。

「La belle vie (麗しき人生) / The good life - Dee Dee Bridgewater」

          

「ニーナ・シモン/」、「越路吹雪」の名唱も忘れがたい「Ne me quitte pas(行かないで)」。

「Dee Dee Bridgewater: Ne me quitte pas (Don't leave me/行かないで) 」

         

英語タイトルは「I Wish You Love」。これもスタンダードとばかり思っていました。

「Dee Dee Bridgewater - Que reste-T-Il De Nos Amours(愛の忘れ物)」

          
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by knakano0311 | 2014-11-10 23:48 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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